愛知県あま市の災害リスク
この記事では、あま市の地震・洪水・津波・土砂災害のリスクを、政府の公開データをもとにまとめています。防災DBでは、住所を入力するだけで6種類の災害リスクを無料で一括評価できます。あま市内の詳しい住所単位のリスクを知りたい方は、ぜひご活用ください。
この記事でわかること
- あま市の地震発生確率と地盤の特徴
- 洪水浸水想定区域の範囲と想定浸水深
- 津波浸水想定区域と想定される津波の高さ
- 土砂災害警戒区域の数と過去の災害記録
- 周辺の活断層の位置と想定マグニチュード
- 避難施設・防災インフラの情報
- 今日からできる災害別の具体的な備え
あま市(愛知県)の人口は約84,623人(2025年推計)。標高は平均0.6mで、最低-0.9mから最高7.2mの範囲です。
地震リスク

あま市で今後30年以内に震度6弱以上の揺れが発生する確率は最大72.08%です(2024年版全国地震動予測地図)。
震度6弱は、立っていることが困難になり、固定していない家具の多くが倒れる揺れです。
表層地盤の平均S波速度(AVS30)は162.0m/sです。AVS30は地盤の硬さを示す指標で、数値が小さいほど地震の揺れが増幅されやすくなります。
あま市のAVS30は200m/s未満であり、揺れが増幅されやすい軟弱地盤のエリアを含みます。地盤増幅率は2.16倍です。自宅や職場の耐震性を確認し、家具の固定や転倒防止対策を優先的に行いましょう。
30年確率が26%以上と非常に高い値です。これは「30年間に震度6弱以上の揺れを経験する可能性が約4分の1以上」という意味です。耐震診断をまだ受けていない場合は、自治体の耐震診断補助制度の利用を検討してください。
今日からできる地震対策
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家具の転倒防止:突っ張り棒やL字金具で固定する。特に寝室の背の高い家具は最優先
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寝室の安全確認:本棚やタンスの近くで寝ない。倒れても体に当たらない配置に変える
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枕元の備え:スリッパ(ガラス破片対策)と懐中電灯を枕元に置く
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食器棚:ガラス飛散防止フィルムを貼る。扉が開かないよう留め具を取り付ける
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感震ブレーカー:地震後の通電火災を防ぐため、分電盤に設置を検討する
洪水リスク

あま市では、1,532個の125mメッシュのうち1,528メッシュ(99.8%)が洪水浸水想定区域に含まれています。想定最大浸水深は5.0mです。
| 項目 | データ |
|---|---|
| 想定最大浸水深 | 5.0m |
| 浸水想定メッシュ数 | 1,528 / 1,532 メッシュ(99.8%) |
| 最大浸水継続時間 | 336時間(約14日間) |
| 対象河川 | 庄内川、木曽川(2河川) |
市域の半分以上が浸水想定区域にあり、想定最大浸水深は5.0mと2階建て家屋の屋根を超える水位です。自宅がこの範囲に含まれる場合、自宅内での垂直避難(2階へ上がる)では不十分な可能性があります。最寄りの高台や浸水想定区域外の避難場所を事前に確認し、大雨時には早めの水平避難を計画しておきましょう。
浸水継続時間が最大336時間(約14日間)と長期に及ぶ想定です。孤立に備えて、飲料水(1人1日3リットル)と食料を最低3日分、できれば1週間分備蓄しておくことをおすすめします。
今日からできる洪水対策
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ハザードマップの確認:自治体のハザードマップで自宅の想定浸水深を確認する。「あま市 ハザードマップ」で検索
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「川の防災情報」アプリ:国土交通省の公式アプリをスマホにインストールし、水位アラートを設定する
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避難の目安:水深が30cmを超えると車が動かなくなり、50cmを超えると大人でも歩行が困難になります。早めの避難判断を
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備蓄品の準備:飲料水・食料(14日分)、携帯トイレ、モバイルバッテリー、常備薬を2階以上に保管する
津波リスク

あま市では、1,532メッシュのうち257メッシュ(16.8%)が津波浸水想定区域に含まれています。想定最大浸水深は2.0mです。
想定最大浸水深は2.0mです。1m未満の津波でも流速によっては歩行不能になり、巻き込まれると命に関わります。沿岸部では津波注意報にも注意し、海岸から離れましょう。
今日からできる津波対策
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避難ルートの確認:自宅・職場から最寄りの高台への徒歩ルートを実際に歩いて確認する
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「津波てんでんこ」:強い揺れを感じたら、津波警報を待たずに各自すぐ高台へ避難する。家族の集合場所は事前に決めておく
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津波避難ビルの把握:「あま市 津波避難ビル」で検索し、日常の行動範囲内にある津波避難ビルを把握しておく
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第2波・第3波への備え:津波は繰り返し押し寄せ、第1波が最大とは限りません。警報が解除されるまで高台にとどまりましょう
高潮リスク

あま市では、1,532メッシュのうち1,475メッシュ(96.3%)が高潮浸水想定区域に含まれています。想定最大浸水深は5.0mです。
広範囲に高潮の影響が想定されています。台風接近時には、高潮警報・高潮特別警報に注意し、沿岸部や低地からは早めに避難しましょう。
土砂災害リスク

あま市には9箇所の土砂災害警戒区域が指定されています(国土数値情報・土砂災害警戒区域データ)。1,532メッシュのうち0メッシュ(0%)がこれらの区域に含まれています。
今日からできる土砂災害対策
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警戒区域の確認:「愛知県 土砂災害警戒区域マップ」で検索し、自宅が警戒区域に含まれるか確認する
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前兆現象を知る:がけ崩れの前兆は「小石がパラパラ落ちる」「がけに割れ目が見える」「がけから水が湧き出す」。1つでも気づいたらすぐに離れる
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避難のタイミング:土砂災害警戒情報が発表されたら、暗くなる前に避難する
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就寝時の備え:崖に面した部屋で寝ない。2階の崖と反対側の部屋で就寝することで、万一の場合でも生存率が上がる
活断層
あま市の周辺には以下の活断層が確認されています(地震調査研究推進本部)。
| 断層名 | あま市からの距離 | 想定M |
|---|---|---|
| 名古屋市付近断層 | 5.1km | M6.6 |
| 天白河口断層 | 14.7km | M6.7 |
| 加木屋断層帯 | 15.3km | M6.9 |
最寄りの活断層(名古屋市付近断層)から5.1kmの位置にあります。この断層が活動した場合、あま市でも強い揺れが想定されます。
地域の特徴
気候
| 項目 | データ |
|---|---|
| 年間降水量 | 1,593mm |
| 1月平均気温 | 4.7℃ |
| 8月平均気温 | 28.3℃ |
土地利用
建物用地が64.9%、森林が0.1%、農地が29.4%を占めています。
人口集中地区(DID)
人口集中地区の人口は71,101人、人口密度は5,568人/km²です。
避難施設・防災インフラ
| 項目 | 数 |
|---|---|
| 避難施設 | 41箇所 |
| 消防署 | 3箇所 |
| 学校 | 28校 |
| 福祉施設 | 19施設 |
| 警察署 | 5箇所 |
最寄りの避難施設は「あま市 避難場所」で検索して確認できます。日頃から自宅・職場から最寄りの避難場所への経路を確認しておきましょう。
よくある質問
あま市で大地震が起きる確率は?
今後30年以内に震度6弱以上の揺れが発生する確率は、あま市内の最大値で72.08%です(2024年版全国地震動予測地図、防災科学技術研究所)。
あま市は洪水の危険がある?
あま市の1,532メッシュのうち1,528メッシュ(99.8%)が洪水浸水想定区域に含まれています。想定最大浸水深は5.0mです。お住まいの地域が浸水想定区域に含まれるかは、自治体のハザードマップで確認できます。
あま市に津波は来る?
あま市の257メッシュ(16.8%)が津波浸水想定区域に含まれています。想定最大浸水深は2.0mです。沿岸部にお住まいの方は、最寄りの高台や津波避難ビルを事前に確認しておきましょう。
あま市の土砂災害警戒区域は?
あま市には9箇所の土砂災害警戒区域が指定されています。お住まいの場所が警戒区域かどうかは、愛知県の土砂災害警戒区域マップで確認できます。
あま市の避難場所はどこ?
あま市には41箇所の避難施設があります。最寄りの避難場所は「あま市 避難場所」で検索して確認できます。
まとめ:あま市の防災で押さえておきたいこと
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地震:30年以内に震度6弱以上の確率が72.08%。家具の固定と耐震性の確認を
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洪水:1,528メッシュ(99.8%)が浸水想定区域。ハザードマップで自宅の浸水深を確認
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津波:想定最大2.0m。沿岸部では高台への避難経路を複数確認
防災DBでは、住所を入力するだけで地震・洪水・津波・土砂災害・高潮・液状化の6つの災害リスクを無料で一括評価できます。あま市内の詳しい住所単位のリスクを確認してみてください。
データ出典: 全国地震動予測地図(防災科学技術研究所)、国土数値情報(国土交通省)、国勢調査(総務省)、土砂災害履歴(国土数値情報)。各データの詳細はデータソース一覧をご覧ください。
写真提供:(一財)消防防災科学センター「災害写真データベース」(※本記事の写真はあま市で撮影されたものではありません)
防災DB