北海道遠別町の災害リスク

この記事では、遠別町の地震・洪水・津波・土砂災害のリスクを、政府の公開データをもとにまとめています。防災DBでは、住所を入力するだけで6種類の災害リスクを無料で一括評価できます。遠別町内の詳しい住所単位のリスクを知りたい方は、ぜひご活用ください。

この記事でわかること

  • 洪水浸水想定区域の範囲と想定浸水深
  • 津波浸水想定区域と想定される津波の高さ
  • 土砂災害警戒区域の数と過去の災害記録
  • 周辺の活断層の位置と想定マグニチュード
  • 避難施設・防災インフラの情報
  • 今日からできる災害別の具体的な備え

遠別町(北海道)の人口は約2,219人(2025年推計)。標高は平均18.7mで、最低0.0mから最高111.1mの範囲です。

2040年には現在の40%程度まで人口が減少すると推計されており、災害時の共助体制の維持が課題となる地域です。


地震リスク

地震リスクのイメージ

遠別町には全国地震動予測地図の対象データがありません。


洪水リスク

洪水リスクのイメージ

遠別町では、524個の125mメッシュのうち241メッシュ(46.0%)が洪水浸水想定区域に含まれています。想定最大浸水深は5.0mです。

項目 データ
想定最大浸水深 5.0m
浸水想定メッシュ数 241 / 524 メッシュ(46.0%)
最大浸水継続時間 72時間(約3日間)
対象河川 ウツツ川、オタコシベツ川、ピシュクシュウツナイ川、遠別川(4河川)

想定最大浸水深が5.0mと、2階部分まで浸水が想定されるエリアがあります。自宅が浸水想定区域に含まれるかどうか、自治体のハザードマップで確認してください。1階に寝室がある場合は、大雨警報の発表時に2階以上へ移動する準備をしておくと安心です。

浸水継続時間が最大72時間(約3日間)と長期に及ぶ想定です。孤立に備えて、飲料水(1人1日3リットル)と食料を最低3日分、できれば1週間分備蓄しておくことをおすすめします。

今日からできる洪水対策

  • ハザードマップの確認:自治体のハザードマップで自宅の想定浸水深を確認する。「遠別町 ハザードマップ」で検索

  • 「川の防災情報」アプリ:国土交通省の公式アプリをスマホにインストールし、水位アラートを設定する

  • 避難の目安:水深が30cmを超えると車が動かなくなり、50cmを超えると大人でも歩行が困難になります。早めの避難判断を

  • 備蓄品の準備:飲料水・食料(3日分)、携帯トイレ、モバイルバッテリー、常備薬を2階以上に保管する


津波リスク

津波リスクのイメージ

遠別町では、524メッシュのうち85メッシュ(16.4%)が津波浸水想定区域に含まれています。想定最大浸水深は5.0mです。

想定最大浸水深が5.0mで、2階建て建物を超える津波が想定されています。沿岸部にいるときに強い揺れを感じたら、津波警報を待たずに高台へ避難しましょう。「津波てんでんこ」(各自がすぐに逃げる)の考え方が重要です。

今日からできる津波対策

  • 避難ルートの確認:自宅・職場から最寄りの高台への徒歩ルートを実際に歩いて確認する

  • 「津波てんでんこ」:強い揺れを感じたら、津波警報を待たずに各自すぐ高台へ避難する。家族の集合場所は事前に決めておく

  • 津波避難ビルの把握:「遠別町 津波避難ビル」で検索し、日常の行動範囲内にある津波避難ビルを把握しておく

  • 第2波・第3波への備え:津波は繰り返し押し寄せ、第1波が最大とは限りません。警報が解除されるまで高台にとどまりましょう


土砂災害リスク

土砂災害リスクのイメージ

遠別町には6箇所の土砂災害警戒区域が指定されています(国土数値情報・土砂災害警戒区域データ)。524メッシュのうち0メッシュ(0%)がこれらの区域に含まれています。

また、竜巻等の突風が2件記録されています(国土数値情報・竜巻等突風データ)。

今日からできる土砂災害対策

  • 警戒区域の確認:「北海道 土砂災害警戒区域マップ」で検索し、自宅が警戒区域に含まれるか確認する

  • 前兆現象を知る:がけ崩れの前兆は「小石がパラパラ落ちる」「がけに割れ目が見える」「がけから水が湧き出す」。1つでも気づいたらすぐに離れる

  • 避難のタイミング:土砂災害警戒情報が発表されたら、暗くなる前に避難する

  • 就寝時の備え:崖に面した部屋で寝ない。2階の崖と反対側の部屋で就寝することで、万一の場合でも生存率が上がる


活断層

遠別町の周辺には以下の活断層が確認されています(地震調査研究推進本部)。

断層名 遠別町からの距離 想定M
増毛山地東縁断層帯 74.9km M7.2
沼田-砂川付近の断層帯 119.1km M6.9
当別断層 127.5km M6.5

地域の特徴

気候

項目 データ
年間降水量 1,122mm
1月平均気温 -5.9℃
8月平均気温 19.9℃
最深積雪 95cm
豪雪地帯区分 豪雪地帯

遠別町は豪雪地帯に指定されています。冬季は積雪による交通障害や建物への荷重に注意が必要です。除雪用具の準備や、屋根の雪下ろしの安全対策を確認しておきましょう。

土地利用

建物用地が13.4%、森林が25.4%、農地が55.0%を占めています。


避難施設・防災インフラ

項目
避難施設 18箇所
消防署 1箇所
学校 3校
福祉施設 6施設
警察署 1箇所

最寄りの避難施設は「遠別町 避難場所」で検索して確認できます。日頃から自宅・職場から最寄りの避難場所への経路を確認しておきましょう。


よくある質問

遠別町は洪水の危険がある?

遠別町の524メッシュのうち241メッシュ(46.0%)が洪水浸水想定区域に含まれています。想定最大浸水深は5.0mです。お住まいの地域が浸水想定区域に含まれるかは、自治体のハザードマップで確認できます。

遠別町に津波は来る?

遠別町の85メッシュ(16.4%)が津波浸水想定区域に含まれています。想定最大浸水深は5.0mです。沿岸部にお住まいの方は、最寄りの高台や津波避難ビルを事前に確認しておきましょう。

遠別町の土砂災害警戒区域は?

遠別町には6箇所の土砂災害警戒区域が指定されています。お住まいの場所が警戒区域かどうかは、北海道の土砂災害警戒区域マップで確認できます。

遠別町の避難場所はどこ?

遠別町には18箇所の避難施設があります。最寄りの避難場所は「遠別町 避難場所」で検索して確認できます。


まとめ:遠別町の防災で押さえておきたいこと

  • 洪水:241メッシュ(46.0%)が浸水想定区域。ハザードマップで自宅の浸水深を確認

  • 津波:想定最大5.0m。沿岸部では高台への避難経路を複数確認

防災DBでは、住所を入力するだけで地震・洪水・津波・土砂災害・高潮・液状化の6つの災害リスクを無料で一括評価できます。遠別町内の詳しい住所単位のリスクを確認してみてください。


データ出典: 全国地震動予測地図(防災科学技術研究所)、国土数値情報(国土交通省)、国勢調査(総務省)、土砂災害履歴(国土数値情報)。各データの詳細はデータソース一覧をご覧ください。

写真提供:(一財)消防防災科学センター「災害写真データベース」(※本記事の写真は遠別町で撮影されたものではありません)