京都府伊根町の災害リスク

この記事では、伊根町の地震・洪水・津波・土砂災害のリスクを、政府の公開データをもとにまとめています。防災DBでは、住所を入力するだけで6種類の災害リスクを無料で一括評価できます。伊根町内の詳しい住所単位のリスクを知りたい方は、ぜひご活用ください。

この記事でわかること

  • 洪水浸水想定区域の範囲と想定浸水深
  • 津波浸水想定区域と想定される津波の高さ
  • 土砂災害警戒区域の数と過去の災害記録
  • 周辺の活断層の位置と想定マグニチュード
  • 避難施設・防災インフラの情報
  • 今日からできる災害別の具体的な備え

伊根町(京都府)の人口は約1,748人(2025年推計)。標高は平均61.3mで、最低0.0mから最高370.4mの範囲です。

2040年には現在の60%程度まで人口が減少すると推計されており、災害時の共助体制の維持が課題となる地域です。


地震リスク

地震リスクのイメージ

伊根町には全国地震動予測地図の対象データがありません。


洪水リスク

洪水リスクのイメージ

伊根町では、396個の125mメッシュのうち116メッシュ(29.5%)が洪水浸水想定区域に含まれています。想定最大浸水深は5.0mです。

項目 データ
想定最大浸水深 5.0m
浸水想定メッシュ数 116 / 396 メッシュ(29.5%)
最大浸水継続時間 24時間(約1日間)
対象河川 奥田川、朝妻川、田原川、筒川、長延川(5河川)

想定最大浸水深が5.0mと、2階部分まで浸水が想定されるエリアがあります。自宅が浸水想定区域に含まれるかどうか、自治体のハザードマップで確認してください。1階に寝室がある場合は、大雨警報の発表時に2階以上へ移動する準備をしておくと安心です。

今日からできる洪水対策

  • ハザードマップの確認:自治体のハザードマップで自宅の想定浸水深を確認する。「伊根町 ハザードマップ」で検索

  • 「川の防災情報」アプリ:国土交通省の公式アプリをスマホにインストールし、水位アラートを設定する

  • 避難の目安:水深が30cmを超えると車が動かなくなり、50cmを超えると大人でも歩行が困難になります。早めの避難判断を

  • 備蓄品の準備:飲料水・食料(3日分)、携帯トイレ、モバイルバッテリー、常備薬を2階以上に保管する


津波リスク

津波リスクのイメージ

伊根町では、396メッシュのうち81メッシュ(20.7%)が津波浸水想定区域に含まれています。想定最大浸水深は4.0mです。

想定最大浸水深は4.0mです。1m未満の津波でも流速によっては歩行不能になり、巻き込まれると命に関わります。沿岸部では津波注意報にも注意し、海岸から離れましょう。

今日からできる津波対策

  • 避難ルートの確認:自宅・職場から最寄りの高台への徒歩ルートを実際に歩いて確認する

  • 「津波てんでんこ」:強い揺れを感じたら、津波警報を待たずに各自すぐ高台へ避難する。家族の集合場所は事前に決めておく

  • 津波避難ビルの把握:「伊根町 津波避難ビル」で検索し、日常の行動範囲内にある津波避難ビルを把握しておく

  • 第2波・第3波への備え:津波は繰り返し押し寄せ、第1波が最大とは限りません。警報が解除されるまで高台にとどまりましょう


土砂災害リスク

土砂災害リスクのイメージ

伊根町には1箇所の土砂災害警戒区域が指定されています(国土数値情報・土砂災害警戒区域データ)。396メッシュのうち0メッシュ(0%)がこれらの区域に含まれています。

今日からできる土砂災害対策

  • 警戒区域の確認:「京都府 土砂災害警戒区域マップ」で検索し、自宅が警戒区域に含まれるか確認する

  • 前兆現象を知る:がけ崩れの前兆は「小石がパラパラ落ちる」「がけに割れ目が見える」「がけから水が湧き出す」。1つでも気づいたらすぐに離れる

  • 避難のタイミング:土砂災害警戒情報が発表されたら、暗くなる前に避難する

  • 就寝時の備え:崖に面した部屋で寝ない。2階の崖と反対側の部屋で就寝することで、万一の場合でも生存率が上がる


活断層

伊根町の周辺には以下の活断層が確認されています(地震調査研究推進本部)。

断層名 伊根町からの距離 想定M
郷村断層帯 19.6km M6.8
上林川断層 33.1km M6.7
山田断層帯主部 37.6km M6.8

最寄りの活断層(郷村断層帯)から19.6kmの位置にあります。この断層が活動した場合、伊根町でも強い揺れが想定されます。


地域の特徴

気候

項目 データ
年間降水量 2,098mm
1月平均気温 4.7℃
8月平均気温 26.3℃
最深積雪 45cm
豪雪地帯区分 豪雪地帯

年間降水量が2,098mmと全国平均(約1,700mm)を大きく上回る多雨地域です。集中豪雨による浸水や土砂災害のリスクが高まりやすく、梅雨・台風シーズンには河川水位や気象情報をこまめに確認しましょう。

伊根町は豪雪地帯に指定されています。冬季は積雪による交通障害や建物への荷重に注意が必要です。除雪用具の準備や、屋根の雪下ろしの安全対策を確認しておきましょう。

土地利用

建物用地が5.3%、森林が76.9%、農地が16.6%を占めています。


避難施設・防災インフラ

項目
避難施設 8箇所
消防署 1箇所
学校 3校
福祉施設 8施設
警察署 4箇所

最寄りの避難施設は「伊根町 避難場所」で検索して確認できます。日頃から自宅・職場から最寄りの避難場所への経路を確認しておきましょう。


よくある質問

伊根町は洪水の危険がある?

伊根町の396メッシュのうち116メッシュ(29.5%)が洪水浸水想定区域に含まれています。想定最大浸水深は5.0mです。お住まいの地域が浸水想定区域に含まれるかは、自治体のハザードマップで確認できます。

伊根町に津波は来る?

伊根町の81メッシュ(20.7%)が津波浸水想定区域に含まれています。想定最大浸水深は4.0mです。沿岸部にお住まいの方は、最寄りの高台や津波避難ビルを事前に確認しておきましょう。

伊根町の土砂災害警戒区域は?

伊根町には1箇所の土砂災害警戒区域が指定されています。お住まいの場所が警戒区域かどうかは、京都府の土砂災害警戒区域マップで確認できます。

伊根町の避難場所はどこ?

伊根町には8箇所の避難施設があります。最寄りの避難場所は「伊根町 避難場所」で検索して確認できます。


まとめ:伊根町の防災で押さえておきたいこと

  • 洪水:116メッシュ(29.5%)が浸水想定区域。ハザードマップで自宅の浸水深を確認

  • 津波:想定最大4.0m。沿岸部では高台への避難経路を複数確認

防災DBでは、住所を入力するだけで地震・洪水・津波・土砂災害・高潮・液状化の6つの災害リスクを無料で一括評価できます。伊根町内の詳しい住所単位のリスクを確認してみてください。


データ出典: 全国地震動予測地図(防災科学技術研究所)、国土数値情報(国土交通省)、国勢調査(総務省)、土砂災害履歴(国土数値情報)。各データの詳細はデータソース一覧をご覧ください。

写真提供:(一財)消防防災科学センター「災害写真データベース」(※本記事の写真は伊根町で撮影されたものではありません)