福島県只見町の災害リスク

この記事では、只見町の地震・洪水・津波・土砂災害のリスクを、政府の公開データをもとにまとめています。防災DBでは、住所を入力するだけで6種類の災害リスクを無料で一括評価できます。只見町内の詳しい住所単位のリスクを知りたい方は、ぜひご活用ください。

この記事でわかること

  • 洪水浸水想定区域の範囲と想定浸水深
  • 土砂災害警戒区域の数と過去の災害記録
  • 周辺の活断層の位置と想定マグニチュード
  • 避難施設・防災インフラの情報
  • 今日からできる災害別の具体的な備え

只見町(福島県)の人口は約3,606人(2025年推計)。標高は平均420.4mで、最低354.2mから最高630.1mの範囲です。

2040年には現在の60%程度まで人口が減少すると推計されており、災害時の共助体制の維持が課題となる地域です。


地震リスク

地震リスクのイメージ

只見町には全国地震動予測地図の対象データがありません。


洪水リスク

洪水リスクのイメージ

只見町では、848個の125mメッシュのうち506メッシュ(59.7%)が洪水浸水想定区域に含まれています。想定最大浸水深は10.0mです。

項目 データ
想定最大浸水深 10.0m
浸水想定メッシュ数 506 / 848 メッシュ(59.7%)
最大浸水継続時間 168時間(約7日間)
対象河川 伊南川(1河川)

市域の半分以上が浸水想定区域にあり、想定最大浸水深は10.0m2階建て家屋の屋根を超える水位です。自宅がこの範囲に含まれる場合、自宅内での垂直避難(2階へ上がる)では不十分な可能性があります。最寄りの高台や浸水想定区域外の避難場所を事前に確認し、大雨時には早めの水平避難を計画しておきましょう。

浸水継続時間が最大168時間(約7日間)と長期に及ぶ想定です。孤立に備えて、飲料水(1人1日3リットル)と食料を最低3日分、できれば1週間分備蓄しておくことをおすすめします。

今日からできる洪水対策

  • ハザードマップの確認:自治体のハザードマップで自宅の想定浸水深を確認する。「只見町 ハザードマップ」で検索

  • 「川の防災情報」アプリ:国土交通省の公式アプリをスマホにインストールし、水位アラートを設定する

  • 避難の目安:水深が30cmを超えると車が動かなくなり、50cmを超えると大人でも歩行が困難になります。早めの避難判断を

  • 備蓄品の準備:飲料水・食料(7日分)、携帯トイレ、モバイルバッテリー、常備薬を2階以上に保管する


津波リスク

津波リスクのイメージ

只見町には津波浸水想定区域のデータがありません。


土砂災害リスク

土砂災害リスクのイメージ

只見町には3箇所の土砂災害警戒区域が指定されています(国土数値情報・土砂災害警戒区域データ)。848メッシュのうち15メッシュ(1.8%)がこれらの区域に含まれています。

今日からできる土砂災害対策

  • 警戒区域の確認:「福島県 土砂災害警戒区域マップ」で検索し、自宅が警戒区域に含まれるか確認する

  • 前兆現象を知る:がけ崩れの前兆は「小石がパラパラ落ちる」「がけに割れ目が見える」「がけから水が湧き出す」。1つでも気づいたらすぐに離れる

  • 避難のタイミング:土砂災害警戒情報が発表されたら、暗くなる前に避難する

  • 就寝時の備え:崖に面した部屋で寝ない。2階の崖と反対側の部屋で就寝することで、万一の場合でも生存率が上がる


活断層

只見町の周辺には以下の活断層が確認されています(地震調査研究推進本部)。

断層名 只見町からの距離 想定M
六日町断層帯北部(ケース1) 23.2km M6.6
六日町断層帯北部(ケース2) 27.3km M6.6
悠久山断層帯 34.0km M7.1

地域の特徴

気候

項目 データ
年間降水量 2,082mm
1月平均気温 -1.8℃
8月平均気温 23.0℃
最深積雪 212cm
豪雪地帯区分 豪雪地帯

年間降水量が2,082mmと全国平均(約1,700mm)を大きく上回る多雨地域です。集中豪雨による浸水や土砂災害のリスクが高まりやすく、梅雨・台風シーズンには河川水位や気象情報をこまめに確認しましょう。

只見町は豪雪地帯に指定されています。冬季は積雪による交通障害や建物への荷重に注意が必要です。除雪用具の準備や、屋根の雪下ろしの安全対策を確認しておきましょう。

土地利用

建物用地が9.8%、森林が61.7%、農地が24.5%を占めています。


避難施設・防災インフラ

項目
避難施設 8箇所
消防署 1箇所
学校 5校
福祉施設 18施設
警察署 3箇所

最寄りの避難施設は「只見町 避難場所」で検索して確認できます。日頃から自宅・職場から最寄りの避難場所への経路を確認しておきましょう。


よくある質問

只見町は洪水の危険がある?

只見町の848メッシュのうち506メッシュ(59.7%)が洪水浸水想定区域に含まれています。想定最大浸水深は10.0mです。お住まいの地域が浸水想定区域に含まれるかは、自治体のハザードマップで確認できます。

只見町の土砂災害警戒区域は?

只見町には3箇所の土砂災害警戒区域が指定されています。お住まいの場所が警戒区域かどうかは、福島県の土砂災害警戒区域マップで確認できます。

只見町の避難場所はどこ?

只見町には8箇所の避難施設があります。最寄りの避難場所は「只見町 避難場所」で検索して確認できます。


まとめ:只見町の防災で押さえておきたいこと

  • 洪水:506メッシュ(59.7%)が浸水想定区域。ハザードマップで自宅の浸水深を確認

防災DBでは、住所を入力するだけで地震・洪水・津波・土砂災害・高潮・液状化の6つの災害リスクを無料で一括評価できます。只見町内の詳しい住所単位のリスクを確認してみてください。


データ出典: 全国地震動予測地図(防災科学技術研究所)、国土数値情報(国土交通省)、国勢調査(総務省)、土砂災害履歴(国土数値情報)。各データの詳細はデータソース一覧をご覧ください。

写真提供:(一財)消防防災科学センター「災害写真データベース」(※本記事の写真は只見町で撮影されたものではありません)