椿原ダムの基本情報と防災上の役割

撮影: V.E.learn / CC BY-SA 3.0
椿原ダムは岐阜県大野郡白川村に位置する重力式コンクリートダムで、1953年(戦後復興期)に完成しました。堤高68m、総貯水量約2,227万m³(東京ドーム約18杯分)を誇ります。発電を目的とする発電ダムです。
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この記事でわかること
- 椿原ダムの基本情報(位置・規模・型式)
- 椿原ダムの貯水量・流域面積
- 椿原ダムの目的と役割(発電ダム)
- 椿原ダムの建設の歴史
- 椿原ダムの防災上の役割と災害リスク
椿原ダムの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ダム名 | 椿原ダム |
| 所在地 | 大野郡白川村大字椿原字クルス |
| 水系 | 庄川水系 |
| 河川 | 庄川 |
| 型式 | 重力式コンクリートダム |
| 目的 | 発電 |
| 管理者 | 関西電力(株) |
| 堤高 | 68m |
| 堤頂長 | 201m |
| 堤体積 | 163千m³ |
| 総貯水量 | 約2,227万m³ |
| 有効貯水量 | 約579万m³ |
| 流域面積 | 約666km² |
| 竣工年 | 1953年 |
| 築年数 | 73年 |
椿原ダムの貯水量を実感する
椿原ダムの総貯水量は約2,227万m³です。これは東京ドーム約18杯分に相当します。25mプールに換算すると約59,397杯分の水量です。
このうち有効貯水量(実際に利用できる水量)は約579万m³(総貯水量の約26%)です。
流域面積(ダムに水が集まる範囲)は約666km²です。
流域1km²あたり約3.3万m³の水を貯められる計算です。
椿原ダムの型式:重力式コンクリートダム
コンクリートの自重で水圧に耐える最も一般的な型式で、日本のダムの多くがこの型式です。
椿原ダムの目的と役割
椿原ダムは発電を目的として建設されました。
- 発電: ダムに貯めた水の落差を利用して水力発電を行います。CO2を排出しないクリーンエネルギーです。
椿原ダムの歴史
椿原ダムは1952年に着工し、1年の工期を経て1953年に完成しました。
施工は佐藤工業が担当しました。
現在は関西電力(株)が管理を行っています。
椿原ダムの防災上の役割と災害リスク
椿原ダムは発電を主目的とするダムです。直接的な洪水調節機能はありませんが、ダムの貯水池は河川の水量変動を緩和し、急激な水位上昇を一時的に抑える副次的な効果があります。
築73年のダムの安全性
椿原ダムは竣工から73年が経過しています。コンクリートダムの耐用年数は一般に100年以上とされていますが、堆砂(ダム湖に土砂が溜まる現象)による貯水容量の減少や、コンクリートの劣化が課題となる場合があります。
国土交通省では定期的なダム点検(3〜5年ごと)を実施しており、安全性の確保に努めています。
椿原ダム下流域にお住まいの方へ
ダムがあっても、計画規模を超える大雨(想定外の豪雨)が発生した場合は下流で浸水が発生する可能性があります。以下の備えを確認しておきましょう。
- 洪水ハザードマップの確認: お住まいの自治体が公開している洪水ハザードマップで浸水想定区域・浸水深を確認する
- 避難場所・経路の確認: 洪水時の避難場所と安全な経路を家族で共有する
- 気象情報の注視: 大雨警報・洪水警報が発表されたら、川や用水路に近づかない
ダムは洪水を「なくす」施設ではなく、「軽減する」施設です。ダムの下流だからといって安全とは限りません。
椿原ダムに関するよくある質問
椿原ダムの貯水量はどのくらいですか?
椿原ダムの総貯水量は約2,227万m³(東京ドーム約18杯分)です。
椿原ダムは何のために造られましたか?
椿原ダムは発電を目的とする発電ダムとして建設されました。
椿原ダムは老朽化していませんか?
竣工から73年が経過していますが、コンクリートダムの耐用年数は一般に100年以上とされています。国土交通省による定期点検が実施されており、必要に応じて補修・補強が行われています。
住所を入力するだけで災害リスクを診断
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まとめ
- 椿原ダムは岐阜県に位置する重力式コンクリートダムです
- 堤高68m、総貯水量約2,227万m³の大規模ダムです
- 発電ダムとしてクリーンエネルギーの供給に貢献しています
- お住まいの地域の災害リスクは防災DBで無料診断できます
データ出典
- 国土交通省 ダム便覧(MLIT DPF経由) https://www.mlit-data.jp/
- 国土数値情報 ダムデータ https://nlftp.mlit.go.jp/ksj/gml/datalist/KsjTmplt-W01.html
- Wikimedia Commons(画像、個別ライセンスは各画像に表記)
- Wikidata(CC0)
本記事は上記のオープンデータを基に、防災DB編集部が作成しました。データは定期的に更新されますが、最新の情報は各機関の公式サイトをご確認ください。
最終更新: 2026年04月