山形県寒河江市の地震リスク詳細|発生確率・活断層・地盤特性
この記事は、山形県寒河江市の地震リスクについて、防災科学技術研究所J-SHISの全国地震動予測地図と産業技術総合研究所の活断層データを元に、30年発生確率・揺れやすさ(Vs30)・周辺の活断層・液状化リスクを整理したものです。
市内の震度6弱以上の30年発生確率(最大値)は4.77%で、全国平均程度の水準です。
最も近い主要活断層は山形盆地断層帯南部(直線距離約0.6km)です。
地盤の平均Vs30は約423m/sです。
関連する全体の災害リスクは山形県寒河江市の災害リスク総合ページもご覧ください。
この記事でわかること
- 震度6弱以上の30年発生確率(J-SHIS 2020年版)
- 地盤のVs30と揺れ増幅特性
- 周辺の主要活断層と直近距離
- 液状化リスクの目安
- 過去の地震被害記録
寒河江市の地震発生確率
防災科学技術研究所 J-SHIS の全国地震動予測地図(2020年版)では、寒河江市域内で震度6弱以上の揺れが30年以内に発生する確率の最大値は4.77%です。
市区町村全域の平均値は4.40%です(地域内でも揺れやすさには差があります)。
この値は全国平均程度の水準に位置します。全国平均は震度6弱以上の30年発生確率が約6%程度で、26%を超える地域は「全国的に特に高い」とされます。
ただし、確率はあくまで統計的な見積もりで、実際の揺れは地盤・建物・震源の位置に大きく依存します。低確率の地域でも地震被害は発生し得るため、油断せず備えは必要です。
寒河江市の地盤特性(揺れやすさ・液状化)
地表から深さ30mまでの平均せん断波速度(Vs30)は、地盤の硬さの指標で、小さいほど揺れやすくなります。
寒河江市の平均Vs30は約423m/sで、やや硬い地盤に該当します。
地震動の増幅率(工学的基盤の揺れに対する地表面の揺れの倍率)は平均0.95倍です。
液状化判定に使われる地盤Vs30は平均約423m/sで、液状化リスクは相対的に低い地盤特性です。
揺れやすい地盤は、古い木造住宅や免震未設計の高層建物にとって特にリスクが高くなります。埋立地・旧河道・沼沢地は地域内でも特に液状化に注意が必要な地形です。
寒河江市周辺の主要活断層
直線距離ベースで近い順に、影響が想定される活断層を3つまで示します。
| 順位 | 断層名 | 距離 | M | 30年確率 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 山形盆地断層帯南部 | 0.6km | M6.8 | 約1.2% |
| 2 | 長井盆地西縁断層帯 | 9.4km | - | - |
| 3 | 新庄盆地断層帯東部 | 20.5km | - | - |
活断層は過去に動いた痕跡のある断層で、将来も活動する可能性があります。内陸直下型の大地震は、プレート境界型より揺れの継続時間が短い反面、震源が浅いため激しい震動となるのが特徴です。個別の断層情報はリンク先をご覧ください。
寒河江市の過去の災害記録(参考)
防災科学技術研究所の災害事例データベースには、寒河江市に関連する災害記録が21件収録されています。震度5以上の観測記録・被害の発生した地震については、山形県の地震リスクページで広域の傾向もご確認ください。
寒河江市の他の防災情報
寒河江市の防災・災害リスクに関する他のテーマも、政府公開データをもとに整理しています。用途に合わせてご覧ください。
- 寒河江市の災害リスク(総合)
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データ出典: 全国地震動予測地図(防災科学技術研究所 J-SHIS)、国土数値情報(国土交通省)、国勢調査・社会人口統計体系(総務省統計局・e-Stat)、指定緊急避難場所データ(国土地理院)、災害事例データベース(防災科研 DIL)。各データの詳細はデータソース一覧をご覧ください。