福岡県田川市の地震リスク詳細|発生確率・活断層・地盤特性

この記事は、福岡県田川市の地震リスクについて、防災科学技術研究所J-SHISの全国地震動予測地図と産業技術総合研究所の活断層データを元に、30年発生確率・揺れやすさ(Vs30)・周辺の活断層・液状化リスクを整理したものです。
市内の震度6弱以上の30年発生確率(最大値)は7.96%で、全国平均を上回る水準です。
最も近い主要活断層は西山断層帯 (全体が同時に活動)(直線距離約10.3km)です。
地盤の平均Vs30は約386m/sです。
関連する全体の災害リスクは福岡県田川市の災害リスク総合ページもご覧ください。

この記事でわかること

  • 震度6弱以上の30年発生確率(J-SHIS 2020年版)
  • 地盤のVs30と揺れ増幅特性
  • 周辺の主要活断層と直近距離
  • 液状化リスクの目安
  • 過去の地震被害記録

田川市の地震発生確率

防災科学技術研究所 J-SHIS の全国地震動予測地図(2020年版)では、田川市域内で震度6弱以上の揺れが30年以内に発生する確率の最大値は7.96%です。
市区町村全域の平均値は2.81%です(地域内でも揺れやすさには差があります)。
この値は全国平均を上回る水準に位置します。全国平均は震度6弱以上の30年発生確率が約6%程度で、26%を超える地域は「全国的に特に高い」とされます。
ただし、確率はあくまで統計的な見積もりで、実際の揺れは地盤・建物・震源の位置に大きく依存します。低確率の地域でも地震被害は発生し得るため、油断せず備えは必要です。

田川市の地盤特性(揺れやすさ・液状化)

地表から深さ30mまでの平均せん断波速度(Vs30)は、地盤の硬さの指標で、小さいほど揺れやすくなります。
田川市の平均Vs30は約386m/sで、平均的な硬さの地盤に該当します。
地震動の増幅率(工学的基盤の揺れに対する地表面の揺れの倍率)は平均1.04倍です。
液状化判定に使われる地盤Vs30は平均約386m/sで、液状化リスクは相対的に低い地盤特性です。
揺れやすい地盤は、古い木造住宅や免震未設計の高層建物にとって特にリスクが高くなります。埋立地・旧河道・沼沢地は地域内でも特に液状化に注意が必要な地形です。

田川市周辺の主要活断層

直線距離ベースで近い順に、影響が想定される活断層を3つまで示します。

順位 断層名 距離 M 30年確率
1 西山断層帯 (全体が同時に活動) 10.3km M7.5 0.1%未満
2 西山断層帯(西山区間と嘉麻峠区間が同時に活動) 10.3km - -
3 西山断層帯嘉麻峠区間 10.3km - -

活断層は過去に動いた痕跡のある断層で、将来も活動する可能性があります。内陸直下型の大地震は、プレート境界型より揺れの継続時間が短い反面、震源が浅いため激しい震動となるのが特徴です。個別の断層情報はリンク先をご覧ください。

田川市の過去の災害記録(参考)

防災科学技術研究所の災害事例データベースには、田川市に関連する災害記録が15件収録されています。震度5以上の観測記録・被害の発生した地震については、福岡県の地震リスクページで広域の傾向もご確認ください。

田川市の他の防災情報

田川市の防災・災害リスクに関する他のテーマも、政府公開データをもとに整理しています。用途に合わせてご覧ください。

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データ出典: 全国地震動予測地図(防災科学技術研究所 J-SHIS)、国土数値情報(国土交通省)、国勢調査・社会人口統計体系(総務省統計局・e-Stat)、指定緊急避難場所データ(国土地理院)、災害事例データベース(防災科研 DIL)。各データの詳細はデータソース一覧をご覧ください。