引原断層の地震リスク|兵庫県宍粟市の活断層
引原断層は、兵庫県宍粟市の北部山間地を走る活断層です。地震調査研究推進本部の長期評価では、今後30年以内に約0.18%の確率でM6.5規模の地震を引き起こすと評価されています。
宍粟市には山崎断層帯主部北西部区間(別記事あり)も走っており、引原断層はその北方に位置しています。引原ダム(音水湖)が断層近傍に立地しています。
引原断層の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 位置 | 兵庫県宍粟市(引原川流域) |
| 断層の延長 | 約8km |
| 想定地震規模 | M6.5 |
| 断層型 | 横ずれ断層 |
| 特徴 | 引原ダムに近接、宍粟市の山間部 |
地震発生確率
| 期間 | 発生確率 |
|---|---|
| 30年以内 | 約0.18% |
| 50年以内 | 約0.3% |
| 100年以内 | 約0.6% |
なぜ注目すべきか
引原ダムへの影響
引原ダム(音水湖)は揖保川水系の多目的ダムであり、下流のたつの市・姫路市への水供給に関わります。地震によるダム施設の損傷は下流域に影響します。
山崎断層帯との近接
引原断層は山崎断層帯(M7.1想定)の北方に位置しており、同じ地域に複数の断層リスクが存在します。
影響が想定される主な市町村
- 兵庫県宍粟市(波賀・千種地区)
過去の地震歴
| 時期 | 内容 |
|---|---|
| 868年 | 播磨地震(M7.0以上)— 播磨地方で大被害 |
| 1995年 | 阪神・淡路大震災(M7.3)— 宍粟市で震度4 |
移住・不動産購入時のチェックポイント
山間部の孤立対策(最重要)
- 宍粟市北部は道路寸断で孤立リスクが高い
- 食料・燃料の備蓄
データ出典
- 地震調査研究推進本部「引原断層の長期評価」
- 兵庫県「地震被害想定調査」
防災DB