上林川断層の地震リスク|京都府綾部市・福井県大飯町の活断層
上林川断層は、京都府綾部市から福井県大飯郡おおい町にかけて、丹波高地の山間部を走る活断層です。地震調査研究推進本部の長期評価では、今後30年以内に約0.36%の確率でM6.7規模の地震を引き起こすと評価されています。
おおい町には大飯原子力発電所が立地しており、原発に近接する活断層として注目されています。
上林川断層の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 位置 | 京都府綾部市〜福井県おおい町 |
| 断層の延長 | 約16km |
| 想定地震規模 | M6.7 |
| 断層型 | 横ずれ断層 |
| 特徴 | 大飯原発に近接、京都・福井県境 |
地震発生確率
| 期間 | 発生確率 |
|---|---|
| 30年以内 | 約0.36% |
| 50年以内 | 約0.6% |
| 100年以内 | 約1.2% |
なぜ注目すべきか
大飯原子力発電所への近接
おおい町の大飯原発(関西電力、3・4号機稼働中)は上林川断層の影響圏内に位置しています。原発の安全性評価において、周辺活断層の評価は最重要事項です。
若狭湾の原発密集地帯
若狭湾沿岸は「原発銀座」と呼ばれ、大飯・高浜・美浜・敦賀の原発が集中しています。上林川断層の地震は複数の原発に同時に影響する可能性があります。
山間部の孤立リスク
綾部市上林地区は丹波高地の山間部であり、道路が限られています。地震による孤立が長期化するリスクがあります。
影響が想定される主な市町村
- 京都府綾部市(上林地区)
- 福井県大飯郡おおい町
- 福井県大飯郡高浜町
過去の地震歴
| 時期 | 内容 |
|---|---|
| 1927年 | 北丹後地震(M7.3)— 京都府北部で壊滅的被害 |
| 2004年 | 紀伊半島南東沖地震(M7.4)— 若狭地方で震度3 |
移住・不動産購入時のチェックポイント
原発UPZの確認(最重要)
- 大飯原発30km圏内のUPZを確認
- 原子力災害時の避難計画・経路を把握
- 安定ヨウ素剤の配布場所を確認
データ出典
- 地震調査研究推進本部「上林川断層の長期評価」
- 京都府・福井県「地震被害想定調査」
防災DB