警固断層帯南東部の地震リスク|M6.7・30年確率1.94%

警固断層帯南東部とは

警固断層帯南東部は、福岡市の都市部を縦断する活断層帯の南東側部分です。マグニチュード6.7規模の地震を引き起こす可能性があり、今後30年以内の地震発生確率は1.94%と評価されています。

福岡市の中心市街地(博多区・中央区・城南区)の直下を走ることで知られ、政令指定都市の中枢機能への影響が特に懸念される活断層です。

基本情報

項目 内容
断層名 警固断層帯南東部
想定マグニチュード M6.7
30年以内の発生確率 1.94%
断層の種別 横ずれ断層(右横ずれ)
位置 福岡県福岡市(博多区・中央区・城南区・早良区)
データソース 地震調査研究推進本部(J-SHIS)

地震発生確率(時間軸別)

期間 発生確率
10年以内 約0.7%
20年以内 約1.3%
30年以内 1.94%

※確率は政府・地震調査研究推進本部の評価値に基づきます。

なぜ注目すべきか

警固断層帯南東部が日本で最も注意が必要な活断層の一つである理由:

  • 福岡市都心部を直下:博多駅・天神・キャナルシティ等の主要商業施設・オフィスが断層帯の上に立地
  • 2005年福岡県西方沖地震の教訓:M7.0の地震(玄界島沖が震源)で福岡市に大きな被害が出た。警固断層帯が活動した場合の被害は更に甚大と予測される
  • 人口密度の高さ:福岡市は人口増加が続く150万都市。超高層ビルも増加中
  • 地下鉄・インフラへの影響:福岡市地下鉄が断層帯と交差する箇所があり、都市交通への影響が大きい

影響する主な市町村

都道府県 市町村
福岡県 福岡市(博多区・中央区・城南区・早良区・南区)、春日市(一部)

過去の地震歴

年代 地震名 マグニチュード 概要
2005年 福岡県西方沖地震 M7.0 死者1名・負傷者1,204名。玄界島で壊滅的被害。警固断層帯とは別断層
1898年 警固地震 M6.0前後 福岡市内で被害
1700年代 福岡周辺の地震 不明 歴史記録に地震被害あり

移住・不動産購入前のチェックポイント

福岡市内への移住や不動産購入を検討している方へ:

  1. 警固断層帯の位置を地図で確認:博多駅〜天神エリアを縦断する断層線の近傍物件は特に注意
  2. 超高層マンションの長周期地震動リスク:福岡市内の超高層建物は長周期地震動による揺れが大きくなる可能性
  3. 旧耐震建物の確認:博多区・中央区の古いビルや住宅は耐震性を確認
  4. 液状化リスク:博多湾岸の埋立地・博多駅周辺の低地は液状化に注意
  5. 企業のBCP策定:福岡市に拠点を置く企業は警固断層帯を前提とした事業継続計画が不可欠

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データ出典・参考資料

  • 地震調査研究推進本部「全国地震動予測地図」
  • 国土交通省ハザードマップポータルサイト
  • J-SHIS(地震ハザードステーション)
  • 地震調査委員会「警固断層帯の長期評価」
  • 福岡市「地震に関するハザードマップ」