熊川断層帯の地震リスク|福井県若狭町・小浜市の活断層

熊川断層帯は、福井県三方上中郡若狭町から小浜市にかけて走る活断層です。地震調査研究推進本部の長期評価では、今後30年以内に約0.34%の確率でM6.6規模の地震を引き起こすと評価されています。

若狭地方は「原発銀座」と呼ばれる原発密集地域であり、熊川断層帯は高浜原発・大飯原発の周辺に位置しています。熊川宿は鯖街道の宿場町として重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。

熊川断層帯の基本情報

項目 内容
位置 福井県若狭町〜小浜市
断層の延長 約14km
想定地震規模 M6.6
断層型 横ずれ断層
特徴 原発密集地域の若狭、鯖街道の宿場町

地震発生確率

期間 発生確率
30年以内 約0.34%
50年以内 約0.6%
100年以内 約1.2%

なぜ注目すべきか

若狭湾の原発群への影響

若狭湾沿岸には高浜・大飯・美浜・敦賀の原発が集中しています。熊川断層帯の地震は複数の原発のUPZ圏内に影響を及ぼす可能性があります。

三方五湖のラムサール条約湿地

若狭町の三方五湖はラムサール条約登録湿地であり、年縞(ねんこう)の堆積物が世界的な地質学的価値を持っています。地震による湖底地形の変化は貴重な自然遺産に影響します。

熊川宿の歴史的建造物

熊川宿は鯖街道の宿場町として江戸時代の町並みが残り、重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。地震による歴史的建造物の損壊は文化遺産の損失です。

影響が想定される主な市町村

  • 福井県三方上中郡若狭町
  • 福井県小浜市
  • 福井県大飯郡高浜町

過去の地震歴

時期 内容
1662年 寛文近江・若狭地震(M7.2〜7.6)— 若狭地方で大被害
1927年 北丹後地震(M7.3)— 若狭でも被害

移住・不動産購入時のチェックポイント

原発UPZの確認(最重要)
- 高浜・大飯原発30km圏内のUPZを確認
- 原子力災害時の避難計画を把握

防災DBで若狭のリスクを確認する →

データ出典

  • 地震調査研究推進本部「熊川断層帯の長期評価」
  • 福井県「地震被害想定調査」