呉羽山断層帯の地震リスク|富山県富山市の活断層

呉羽山断層帯は、富山県富山市の中心部を東西に分断する活断層です。地震調査研究推進本部の長期評価では、今後30年以内に約0.30%の確率でM6.9規模の地震を引き起こすと評価されています。

富山市は富山県の県庁所在地(約41万人)であり、呉羽山断層帯は市街地のほぼ中央を走っています。2024年能登半島地震では富山市でも液状化被害が発生し、改めて地震リスクが認識されました。

呉羽山断層帯の基本情報

項目 内容
位置 富山県富山市(呉羽丘陵)
断層の延長 約22km
想定地震規模 M6.9
断層型 逆断層
特徴 県庁所在地の市街地を分断する断層

呉羽山断層帯は呉羽丘陵に沿って走り、富山市を東西に分断しています。断層の東側(富山駅側)と西側(呉羽側)で地盤の性質が異なります。

地震発生確率

期間 発生確率
30年以内 約0.30%
50年以内 約0.5%
100年以内 約1.0%

なぜ注目すべきか

県都を分断する断層

呉羽山断層帯は富山市の市街地を東西に分断しており、断層の直上に住宅・商業施設が多数立地しています。直下型地震は県庁・市役所・富山駅周辺に壊滅的な被害をもたらす恐れがあります。

2024年能登半島地震の教訓

2024年1月の能登半島地震では、富山市内でも液状化が発生しました。呉羽山断層帯の活動は能登半島地震を上回る揺れを富山市にもたらす可能性があります。

北陸新幹線・富山港への影響

富山駅は北陸新幹線の主要駅であり、富山港(伏木富山港)は北陸の物流拠点です。地震による寸断は北陸全域の交通・物流に影響します。

立山連峰の眺望・観光への影響

富山は立山連峰の眺望で知られ、立山黒部アルペンルートへの玄関口です。地震による観光インフラの損壊は地域経済に打撃です。

影響が想定される主な市町村

  • 富山県富山市(全域)
  • 富山県射水市

過去の地震歴

時期 内容
1858年 飛越地震(M7.0〜7.1)— 富山で被害
1930年 大聖寺沖地震(M6.3)— 富山県で被害
2024年 能登半島地震(M7.6)— 富山市で震度5強・液状化

移住・不動産購入時のチェックポイント

断層直上の回避(最重要)
- 呉羽丘陵沿いの断層位置を把握
- 富山県の「活断層マップ」で詳細確認
- 2024年地震で液状化した地域を避ける

防災DBで富山市のリスクを確認する →

データ出典

  • 地震調査研究推進本部「呉羽山断層帯の長期評価」
  • 富山県「地震被害想定調査」