黒瀬断層の地震リスク|山口県周南市の活断層

黒瀬断層は、山口県周南市を中心に走る活断層です。地震調査研究推進本部の長期評価では、今後30年以内に約0.15%の確率でM6.4規模の地震を引き起こすと評価されています。

周南市は出光興産の製油所やトクヤマの化学工場が立地する瀬戸内海沿岸の工業都市です。石油化学コンビナートに近接する断層として、工業災害との複合リスクが懸念されます。

黒瀬断層の基本情報

項目 内容
位置 山口県周南市
断層の延長 約8km
想定地震規模 M6.4
断層型 横ずれ断層
特徴 石油化学コンビナートに近接

地震発生確率

期間 発生確率
30年以内 約0.15%
50年以内 約0.3%
100年以内 約0.5%

なぜ注目すべきか

石油化学コンビナートとの複合リスク

周南市には出光興産徳山製油所・トクヤマ・日本ゼオンなど大規模化学工場が集積しています。地震による配管破損・タンク損傷は火災・爆発・有害物質漏洩のリスクを伴います。

周南コンビナートの夜景

周南コンビナートの工場夜景は「日本11大工場夜景」に選ばれる観光資源です。産業と観光が一体となったこの地域の地震リスクは多面的です。

影響が想定される主な市町村

  • 山口県周南市
  • 山口県下松市

過去の地震歴

時期 内容
1905年 芸予地震(M7.2)— 周南で被害
2001年 芸予地震(M6.7)— 周南市で震度4

移住・不動産購入時のチェックポイント

コンビナート周辺のリスク確認(最重要)
- 石油化学工場からの距離を確認
- 避難経路がコンビナートを避けるか確認

防災DBで周南市のリスクを確認する →

データ出典

  • 地震調査研究推進本部「黒瀬断層の長期評価」
  • 山口県「地震被害想定調査」