西山断層帯嘉麻峠区間の地震リスク|福岡県嘉麻市・朝倉市の活断層

西山断層帯嘉麻峠区間は、福岡県嘉麻市から朝倉市にかけて走る活断層です。地震調査研究推進本部の長期評価では、今後30年以内に約0.33%の確率でM6.8規模の地震を引き起こすと評価されています。

西山断層帯は大島沖区間・西山区間(別記事あり)・嘉麻峠区間に分かれています。嘉麻峠区間は筑豊地方と朝倉地方の境界に位置し、2017年九州北部豪雨で壊滅的な被害を受けた朝倉市に近接しています。

西山断層帯嘉麻峠区間の基本情報

項目 内容
位置 福岡県嘉麻市〜朝倉市
断層の延長 約18km
想定地震規模 M6.8
断層型 横ずれ断層
特徴 西山断層帯の内陸端、2017年豪雨被災地に近接

地震発生確率

期間 発生確率
30年以内 約0.33%
50年以内 約0.6%
100年以内 約1.1%

なぜ注目すべきか

2017年九州北部豪雨の被災地

2017年7月の九州北部豪雨では朝倉市で大規模な土砂災害が発生し、死者40名の被害をもたらしました。地震による地盤の緩みは、豪雨時の土砂災害リスクをさらに増大させます。

旧炭鉱の坑道陥没リスク

嘉麻市は旧産炭地であり、地下に廃坑が残存しています。地震による坑道崩壊は地表陥没を引き起こすリスクがあります。

大島沖区間・西山区間との連動

西山断層帯は3区間が連動して活動する可能性も評価されています。

影響が想定される主な市町村

  • 福岡県嘉麻市
  • 福岡県朝倉市
  • 福岡県朝倉郡東峰村

過去の地震歴

時期 内容
2005年 福岡県西方沖地震(M7.0)— 筑豊地方で震度4
2017年 九州北部豪雨 — 朝倉市で壊滅的土砂災害

移住・不動産購入時のチェックポイント

2017年豪雨の被災エリア確認(最重要)
- 朝倉市の土砂災害被災地の復旧状況を確認
- 地震+豪雨の複合リスクを考慮
- 旧炭鉱の坑道陥没リスクも確認

防災DBで朝倉市のリスクを確認する →

データ出典

  • 地震調査研究推進本部「西山断層帯の長期評価」
  • 福岡県「地震被害想定調査」