能都断層帯の地震リスク|石川県能登町の活断層

能都断層帯は、石川県鳳珠郡能登町を中心に走る活断層です。地震調査研究推進本部の長期評価では、今後30年以内に約0.53%の確率でM6.9規模の地震を引き起こすと評価されています。

2024年1月の能登半島地震(M7.6)で壊滅的な被害を受けた能登町にとって、能都断層帯は復興途上の地域に残る地震リスクです。

能都断層帯の基本情報

項目 内容
位置 石川県鳳珠郡能登町
断層の延長 約16km
想定地震規模 M6.9
断層型 逆断層
特徴 能登半島東部内陸の断層、2024年地震の被災地

能都断層帯は能登半島の東部内陸を走り、富山湾に面する能登町の市街地に近接しています。

地震発生確率

期間 発生確率
30年以内 約0.53%
50年以内 約0.9%
100年以内 約1.8%

なぜ注目すべきか

2024年能登半島地震後の応力変化

2024年1月の能登半島地震で能登町は震度6強を記録し、建物倒壊・道路寸断など壊滅的な被害を受けました。大地震後の応力再配分により、能都断層帯への応力集中が懸念されています。

復興途上での追加地震リスク

能登町は仮設住宅での生活者が多数残る復興途上の段階にあります。追加の地震は復興を大幅に遅延させ、人口流出を加速させる恐れがあります。

能登の漁業・水産業への影響

能登町は日本海側有数の漁港(宇出津港・小木港)を擁し、イカ釣り漁業で知られます。地震による港湾施設の損壊は水産業に甚大な影響を与えます。

奥能登の孤立リスク

能登町は能登半島の奥部に位置し、金沢市から車で約2時間半を要します。2024年地震でも道路寸断による長期孤立が深刻な課題でした。

影響が想定される主な市町村

  • 石川県鳳珠郡能登町
  • 石川県珠洲市(西部)
  • 石川県輪島市(東部)

M6.9の直下型地震が発生した場合、能登町では震度6強に達する可能性があります。

過去の地震歴

時期 内容
1729年 能登半島の地震(M6.6〜7.0)— 能登全域で被害
2007年 能登半島地震(M6.9)— 能登中部で被害
2023年 珠洲市の地震(M6.5)— 能登町で震度5強
2024年 能登半島地震(M7.6)— 能登町で震度6強

移住・不動産購入時のチェックポイント

能登町への移住を検討している方向けの確認事項です。

2024年地震の被害状況確認(最重要)
- 建物の被害判定・修復状況を確認
- 地盤の変状を現地確認
- 宅地の安全性について専門家の判断を仰ぐ

孤立リスクへの備え
- 奥能登は道路寸断で長期孤立しやすい
- 食料・水・医薬品の最低2週間分の備蓄必須

津波リスク
- 富山湾に面しており、地震による津波の可能性
- 能登町の「津波ハザードマップ」を確認

防災DBで能登町のリスクを確認する →

データ出典

  • 地震調査研究推進本部「能都断層帯の長期評価」
  • 地震調査研究推進本部「全国地震動予測地図」
  • 石川県「地震被害想定調査」
  • 能登町「防災ハザードマップ」