大原湖断層の地震リスク|山口県山口市・萩市の活断層

大原湖断層は、山口県山口市から萩市にかけて走る活断層です。地震調査研究推進本部の長期評価では、今後30年以内に約0.37%の確率でM7.0規模の地震を引き起こすと評価されています。

萩市は幕末の志士を多数輩出した城下町として知られ、萩反射炉・松下村塾など世界遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産が点在する歴史都市です。M7.0という大きな想定規模が注目されます。

大原湖断層の基本情報

項目 内容
位置 山口県山口市〜萩市(中国山地南部)
断層の延長 約25km
想定地震規模 M7.0
断層型 横ずれ断層
特徴 山口県中央部を走る長大な断層、M7.0

地震発生確率

期間 発生確率
30年以内 約0.37%
50年以内 約0.6%
100年以内 約1.3%

なぜ注目すべきか

世界遺産・萩の城下町への影響

萩市の城下町は江戸時代の町割りが残る歴史的景観を保持しています。世界遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産(萩反射炉・松下村塾・萩城下町)への地震被害は世界的な文化遺産の損失です。

山口市と萩市を結ぶ山間道路の寸断

山口市と萩市を結ぶ国道262号・山口線は中国山地を越える山間路であり、地震による土砂崩壊で長期寸断のリスクがあります。

大原湖(佐波川ダム)への影響

断層名の由来となった大原湖は佐波川ダムの貯水池であり、ダム施設への地震の影響が懸念されます。

影響が想定される主な市町村

  • 山口県山口市(北部山間)
  • 山口県萩市(南部)

過去の地震歴

時期 内容
1898年 山口県東部の地震(M6.2)— 山口県で被害
1905年 芸予地震(M7.2)— 山口県で広域被害

移住・不動産購入時のチェックポイント

山間部の孤立対策(最重要)
- 山口市−萩市間の道路寸断で広域孤立のリスク
- 食料・水の備蓄(最低1週間分)
- 萩市の歴史的建造物は耐震性を確認

防災DBで山口市のリスクを確認する →

データ出典

  • 地震調査研究推進本部「大原湖断層の長期評価」
  • 山口県「地震被害想定調査」