早乙女岳断層の地震リスク|岐阜県高山市の活断層
早乙女岳断層は、岐阜県高山市の山間部を走る活断層です。地震調査研究推進本部の長期評価では、今後30年以内に約0.24%の確率でM6.8規模の地震を引き起こすと評価されています。
高山市には沼越峠断層・高山断層帯・国府断層帯・上根断層など多数の活断層が走っており、早乙女岳断層もそのひとつです。飛騨地方は日本有数の活断層密集地帯です。
早乙女岳断層の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 位置 | 岐阜県高山市(飛騨山地) |
| 断層の延長 | 約18km |
| 想定地震規模 | M6.8 |
| 断層型 | 左横ずれ断層 |
| 特徴 | 飛騨地方の断層群のひとつ |
地震発生確率
| 期間 | 発生確率 |
|---|---|
| 30年以内 | 約0.24% |
| 50年以内 | 約0.4% |
| 100年以内 | 約0.8% |
なぜ注目すべきか
飛騨地方の断層密集
高山市は日本一面積が広い市(約2,178km²)であり、市域内に少なくとも5つの活断層が走っています。いずれが活動しても市内に被害が及ぶ複合リスクです。
2020年飛騨地方群発地震
2020年には飛騨地方で群発地震が発生し、M5.3を含む活発な地震活動がありました。この地域の地震活動の活発さを示しています。
山間集落の孤立
高山市の山間部は集落が広大なエリアに点在しており、道路寸断で広域孤立のリスクが高い地域です。
影響が想定される主な市町村
- 岐阜県高山市(山間部)
過去の地震歴
| 時期 | 内容 |
|---|---|
| 1586年 | 天正地震(M7.8)— 飛騨で壊滅的被害 |
| 1858年 | 飛越地震(M7.0〜7.1)— 飛騨で被害 |
| 2020年 | 飛騨地方群発地震 — M5.3含む |
移住・不動産購入時のチェックポイント
複数断層のリスク確認(最重要)
- 高山市内の5つ以上の断層の位置を把握
- 山間部の孤立対策として備蓄を確保(冬期2〜3週間分)
データ出典
- 地震調査研究推進本部「早乙女岳断層の長期評価」
- 岐阜県「地震被害想定調査」
防災DB