清内路峠断層帯の地震リスク|長野県阿智村・飯田市の活断層

清内路峠断層帯は、長野県下伊那郡阿智村から飯田市にかけて走る活断層です。地震調査研究推進本部の長期評価では、今後30年以内に約0.27%の確率でM6.8規模の地震を引き起こすと評価されています。

阿智村は「日本一の星空」で知られる山間の村であり、昼神温泉は南信州を代表する温泉地です。中央自動車道の園原IC・恵那山トンネルに近接し、中京圏と南信州を結ぶ交通の要衝でもあります。

清内路峠断層帯の基本情報

項目 内容
位置 長野県阿智村〜飯田市(清内路峠周辺)
断層の延長 約18km
想定地震規模 M6.8
断層型 横ずれ断層
特徴 中央自動車道・恵那山トンネルに近接

地震発生確率

期間 発生確率
30年以内 約0.27%
50年以内 約0.5%
100年以内 約0.9%

なぜ注目すべきか

中央自動車道・恵那山トンネルへの影響

恵那山トンネル(延長約8.5km)は中京圏と南信州を結ぶ唯一の高速道路トンネルです。地震による損傷は広域交通に甚大な影響を与えます。

昼神温泉・星空観光への影響

阿智村の昼神温泉は年間約60万人が訪れる南信州有数の温泉地です。「日本一の星空ナイトツアー」も人気を集めており、地震による温泉施設・観光インフラの損壊は村の基幹産業に直結します。

リニア中央新幹線のルート上

リニア中央新幹線は南アルプストンネルを経て阿智村付近を通過する計画であり、断層との関係は建設上の重要な考慮事項です。

影響が想定される主な市町村

  • 長野県下伊那郡阿智村
  • 長野県飯田市(南部)
  • 岐阜県中津川市(東部)

過去の地震歴

時期 内容
1718年 伊那遠山谷の地震(M7.0)— 南信州で大被害
1984年 長野県西部地震(M6.8)— 阿智村で震度4

移住・不動産購入時のチェックポイント

山間部の孤立対策(最重要)
- 中央道寸断時の代替ルートは限られる
- 食料・燃料の備蓄(最低1週間分)

防災DBで阿智村のリスクを確認する →

データ出典

  • 地震調査研究推進本部「清内路峠断層帯の長期評価」
  • 長野県「地震被害想定調査」