志筑断層帯の地震リスク|兵庫県淡路市の活断層
志筑断層帯は、兵庫県淡路市を中心に、淡路島の中央部を走る活断層です。地震調査研究推進本部の長期評価では、今後30年以内に約0.38%の確率でM6.5規模の地震を引き起こすと評価されています。
淡路島は1995年阪神・淡路大震災(M7.3)の震源地であり、地震リスクを身をもって体験した地域です。志筑断層帯は阪神大震災の震源断層(野島断層)とは別系統の断層として、追加のリスクを持っています。
志筑断層帯の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 位置 | 兵庫県淡路市(淡路島中央部) |
| 断層の延長 | 約10km |
| 想定地震規模 | M6.5 |
| 断層型 | 横ずれ断層 |
| 特徴 | 阪神大震災の野島断層とは別系統 |
地震発生確率
| 期間 | 発生確率 |
|---|---|
| 30年以内 | 約0.38% |
| 50年以内 | 約0.6% |
| 100年以内 | 約1.3% |
なぜ注目すべきか
1995年阪神・淡路大震災の記憶
淡路島は阪神大震災で北淡町(現淡路市)を中心に壊滅的な被害を受けました。野島断層は天然記念物として保存されています。志筑断層帯は島の中央部にあり、活動すれば再び淡路島が大きな被害を受けます。
明石海峡大橋・大鳴門橋の交通要衝
淡路島は明石海峡大橋と大鳴門橋で本州・四国と結ばれた交通の要衝です。地震による橋の通行止めは淡路島全体を孤立させるとともに、阪神−四国間の物流に影響します。
パソナグループ等の移転企業
近年、パソナグループが本社機能を淡路島に移転するなど、企業進出が進んでいます。新住民への地震リスクの啓発が重要です。
影響が想定される主な市町村
- 兵庫県淡路市
- 兵庫県洲本市(北部)
過去の地震歴
| 時期 | 内容 |
|---|---|
| 1995年 | 阪神・淡路大震災(M7.3)— 淡路島で震度7 |
| 2013年 | 淡路島の地震(M6.3)— 淡路市で震度6弱 |
移住・不動産購入時のチェックポイント
1995年・2013年地震の被害歴確認(最重要)
- 過去の地震で被害を受けたエリアの復旧状況を確認
- 兵庫県の「活断層マップ」で断層位置を把握
- 橋の通行止めを想定した備蓄(最低1週間分)
データ出典
- 地震調査研究推進本部「志筑断層帯の長期評価」
- 兵庫県「地震被害想定調査」
防災DB