浦底-柳ヶ瀬山断層帯の地震リスク|福井県敦賀市の活断層
浦底-柳ヶ瀬山断層帯は、福井県敦賀市を中心に走る活断層です。地震調査研究推進本部の長期評価では、今後30年以内に約0.15%の確率でM6.7規模の地震を引き起こすと評価されています。
敦賀市には日本原子力発電敦賀原発が立地しており、浦底断層は原発の敷地内を通過する断層として原子力規制委員会の審査で大きな焦点となっています。
浦底-柳ヶ瀬山断層帯の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 位置 | 福井県敦賀市(敦賀湾〜柳ヶ瀬山) |
| 断層の延長 | 約15km |
| 想定地震規模 | M6.7 |
| 断層型 | 横ずれ断層 |
| 特徴 | 敦賀原発の敷地内を通過 |
地震発生確率
| 期間 | 発生確率 |
|---|---|
| 30年以内 | 約0.15% |
| 50年以内 | 約0.3% |
| 100年以内 | 約0.5% |
なぜ注目すべきか
敦賀原発の直下断層
浦底断層は日本原子力発電敦賀原発2号機の直下を通過しており、原子力規制委員会の審査で「活断層」と認定されました。原発直下の活断層としては日本で最も注目される事例です。
若狭湾の原発密集地帯
敦賀市には敦賀原発のほか、日本原子力研究開発機構のもんじゅ(廃炉中)・ふげん(廃止措置中)も立地しています。若狭湾沿岸の原発群への影響は安全保障上の重大課題です。
北陸新幹線敦賀延伸
2024年に北陸新幹線が敦賀まで延伸し、敦賀駅は新幹線のターミナル駅となりました。地震による駅・路線への影響は北陸の交通に波及します。
影響が想定される主な市町村
- 福井県敦賀市
- 滋賀県長浜市(余呉地区)
過去の地震歴
| 時期 | 内容 |
|---|---|
| 1662年 | 寛文近江・若狭地震(M7.2〜7.6)— 敦賀で大被害 |
| 1948年 | 福井地震(M7.1)— 敦賀で被害 |
移住・不動産購入時のチェックポイント
原発UPZの確認(最重要)
- 敦賀原発30km圏内のUPZを確認
- 原子力災害時の避難計画を把握
- 安定ヨウ素剤の配布場所を確認
データ出典
- 地震調査研究推進本部「浦底-柳ヶ瀬山断層帯の長期評価」
- 福井県「地震被害想定調査」
防災DB