川端ダムは北海道夕張郡栗山町に位置する重力式コンクリートダムで、1962年(高度経済成長期)に完成しました。堤高21m、総貯水量約648万m³(東京ドーム約5杯分)です。かんがい・発電を目的とする発電ダムです。
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この記事でわかること
- 川端ダムの基本情報(位置・規模・型式)
- 川端ダムの貯水量・流域面積
- 川端ダムの目的と役割(発電ダム)
- 川端ダムの建設の歴史
- 川端ダムの防災上の役割と災害リスク
川端ダムの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ダム名 | 川端ダム |
| 所在地 | 夕張郡栗山町滝ノ下 |
| 水系 | 石狩川水系 |
| 河川 | 夕張川 |
| 型式 | 重力式コンクリートダム |
| 目的 | かんがい・発電 |
| 管理者 | 北海道開発局・農水部 |
| 堤高 | 21m |
| 堤頂長 | 280m |
| 堤体積 | 52千m³ |
| 総貯水量 | 約648万m³ |
| 有効貯水量 | 約100万m³ |
| 流域面積 | 約780km² |
| 竣工年 | 1962年 |
| 築年数 | 64年 |
川端ダムの貯水量を実感する
川端ダムの総貯水量は約648万m³です。これは東京ドーム約5杯分に相当します。25mプールに換算すると約17,277杯分の水量です。
このうち有効貯水量(実際に利用できる水量)は約100万m³(総貯水量の約15%)です。
流域面積(ダムに水が集まる範囲)は約780km²です。
流域1km²あたり約8,306m³の水を貯められる計算です。
川端ダムの型式:重力式コンクリートダム
コンクリートの自重で水圧に耐える最も一般的な型式で、日本のダムの多くがこの型式です。
川端ダムの目的と役割
川端ダムは発電ダムとして、かんがい・発電の2つの目的を担っています。
- かんがい: ダムに貯めた水を農業用水として田畑に供給し、安定した農業生産を支えます。
- 発電: ダムに貯めた水の落差を利用して水力発電を行います。CO2を排出しないクリーンエネルギーです。
川端ダムの歴史
川端ダムは1954年に着工し、8年の工期を経て1962年に完成しました。
事業者は北海道開発局農水部、
施工は大成建設が担当しました。
現在は北海道開発局・農水部が管理を行っています。
川端ダムの防災上の役割と災害リスク
川端ダムは発電を主目的とするダムです。直接的な洪水調節機能はありませんが、ダムの貯水池は河川の水量変動を緩和し、急激な水位上昇を一時的に抑える副次的な効果があります。
築64年のダムの安全性
川端ダムは竣工から64年が経過しています。コンクリートダムの耐用年数は一般に100年以上とされていますが、堆砂(ダム湖に土砂が溜まる現象)による貯水容量の減少や、コンクリートの劣化が課題となる場合があります。
国土交通省では定期的なダム点検(3〜5年ごと)を実施しており、安全性の確保に努めています。
川端ダム下流域にお住まいの方へ
ダムがあっても、計画規模を超える大雨(想定外の豪雨)が発生した場合は下流で浸水が発生する可能性があります。以下の備えを確認しておきましょう。
- 洪水ハザードマップの確認: お住まいの自治体が公開している洪水ハザードマップで浸水想定区域・浸水深を確認する
- 避難場所・経路の確認: 洪水時の避難場所と安全な経路を家族で共有する
- 気象情報の注視: 大雨警報・洪水警報が発表されたら、川や用水路に近づかない
ダムは洪水を「なくす」施設ではなく、「軽減する」施設です。ダムの下流だからといって安全とは限りません。
川端ダムに関するよくある質問
川端ダムの貯水量はどのくらいですか?
川端ダムの総貯水量は約648万m³(東京ドーム約5杯分)です。
川端ダムは何のために造られましたか?
川端ダムはかんがい・発電を目的とする発電ダムとして建設されました。
川端ダムは老朽化していませんか?
竣工から64年が経過していますが、コンクリートダムの耐用年数は一般に100年以上とされています。国土交通省による定期点検が実施されており、必要に応じて補修・補強が行われています。
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石狩川水系の流域にお住まいの方は、ぜひお試しください。
まとめ
- 川端ダムは北海道に位置する重力式コンクリートダムです
- 堤高21m、総貯水量約648万m³の小規模ダムです
- 発電ダムとしてクリーンエネルギーの供給に貢献しています
- お住まいの地域の災害リスクは防災DBで無料診断できます
川端ダムの貯水率・放流情報を確認する
ダムの貯水率・水位・放流量のリアルタイム情報は以下の公式サイトで確認できます。本記事は過去データと基本情報を整理したもので、リアルタイム状況は下記を参照してください。
- 国土交通省「川の防災情報」 → — 全国のダム貯水率・流入量・放流量のリアルタイム情報
- 気象庁 大雨警報・洪水警報 → — 上流域の雨量予測と警報発表状況
- 国土交通省 水文水質データベース → — 過去の水位・雨量・流量の時系列データ
大雨や台風接近時はダム管理者から下流自治体に事前通知が行われます。放流情報が発表された場合は、速やかに自治体の避難情報に従ってください。
データ出典
- 国土交通省 ダム便覧(MLIT DPF経由) https://www.mlit-data.jp/
- 国土数値情報 ダムデータ https://nlftp.mlit.go.jp/ksj/gml/datalist/KsjTmplt-W01.html
- 国土交通省 川の防災情報(リアルタイム貯水率・放流情報) https://www.river.go.jp/kawabou/
- 国土交通省 水文水質データベース(過去の水位・流量時系列) http://www1.river.go.jp/
- Wikidata(CC0)
本記事は上記のオープンデータを基に、防災DB編集部が作成しました。データは定期的に更新されますが、最新の情報は各機関の公式サイトをご確認ください。
最終更新: 2026年07月