常盤ダム
撮影: Photographed by Qurren (talk), with IXY Digital 10 compact digital camera. / CC BY-SA 3.0

常盤ダムは長野県木曽郡木曽町に位置する重力式コンクリートダムで、1941年(昭和初期)に完成しました。堤高24m、総貯水量約129万m³(東京ドーム約1杯分)です。発電を目的とする発電ダムです。

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この記事でわかること

  • 常盤ダムの基本情報(位置・規模・型式)
  • 常盤ダムの貯水量・流域面積
  • 常盤ダムの目的と役割(発電ダム)
  • 常盤ダムの建設の歴史
  • 常盤ダムの防災上の役割と災害リスク

常盤ダムの基本情報

項目 内容
ダム名 常盤ダム
所在地 木曽郡木曽町三岳字下殿
水系 木曾川水系
河川 王滝川
型式 重力式コンクリートダム
目的 発電
管理者 関西電力(株)
堤高 24m
堤頂長 111m
堤体積 27千m³
総貯水量 約129万m³
有効貯水量 約66.4万m³
流域面積 約554km²
竣工年 1941年
築年数 85年

常盤ダムの貯水量を実感する

常盤ダムの総貯水量は約129万m³です。これは東京ドーム約1杯分に相当します。25mプールに換算すると約3,434杯分の水量です。

このうち有効貯水量(実際に利用できる水量)は約66.4万m³(総貯水量の約52%)です。

流域面積(ダムに水が集まる範囲)は約554km²です。
流域1km²あたり約2,326m³の水を貯められる計算です。

常盤ダムの型式:重力式コンクリートダム

コンクリートの自重で水圧に耐える最も一般的な型式で、日本のダムの多くがこの型式です。

常盤ダムの目的と役割

常盤ダムは発電を目的として建設されました。

  • 発電: ダムに貯めた水の落差を利用して水力発電を行います。CO2を排出しないクリーンエネルギーです。

常盤ダムの歴史

常盤ダムは1939年に着工し、2年の工期を経て1941年に完成しました。

施工は熊谷組が担当しました。

現在は関西電力(株)が管理を行っています。

常盤ダムの防災上の役割と災害リスク

常盤ダムは発電を主目的とするダムです。直接的な洪水調節機能はありませんが、ダムの貯水池は河川の水量変動を緩和し、急激な水位上昇を一時的に抑える副次的な効果があります。

築85年のダムの安全性

常盤ダムは竣工から85年が経過しています。コンクリートダムの耐用年数は一般に100年以上とされていますが、堆砂(ダム湖に土砂が溜まる現象)による貯水容量の減少や、コンクリートの劣化が課題となる場合があります。

国土交通省では定期的なダム点検(3〜5年ごと)を実施しており、安全性の確保に努めています。

常盤ダム下流域にお住まいの方へ

ダムがあっても、計画規模を超える大雨(想定外の豪雨)が発生した場合は下流で浸水が発生する可能性があります。以下の備えを確認しておきましょう。

  1. 洪水ハザードマップの確認: お住まいの自治体が公開している洪水ハザードマップで浸水想定区域・浸水深を確認する
  2. 避難場所・経路の確認: 洪水時の避難場所と安全な経路を家族で共有する
  3. 気象情報の注視: 大雨警報・洪水警報が発表されたら、川や用水路に近づかない

ダムは洪水を「なくす」施設ではなく、「軽減する」施設です。ダムの下流だからといって安全とは限りません。

常盤ダムに関するよくある質問

常盤ダムの貯水量はどのくらいですか?

常盤ダムの総貯水量は約129万m³(東京ドーム約1杯分)です。

常盤ダムは何のために造られましたか?

常盤ダムは発電を目的とする発電ダムとして建設されました。

常盤ダムは老朽化していませんか?

竣工から85年が経過していますが、コンクリートダムの耐用年数は一般に100年以上とされています。国土交通省による定期点検が実施されており、必要に応じて補修・補強が行われています。

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まとめ

  • 常盤ダムは長野県に位置する重力式コンクリートダムです
  • 堤高24m、総貯水量約129万m³の小規模ダムです
  • 発電ダムとしてクリーンエネルギーの供給に貢献しています
  • お住まいの地域の災害リスクは防災DBで無料診断できます

常盤ダムの貯水率・放流情報を確認する

ダムの貯水率・水位・放流量のリアルタイム情報は以下の公式サイトで確認できます。本記事は過去データと基本情報を整理したもので、リアルタイム状況は下記を参照してください。

大雨や台風接近時はダム管理者から下流自治体に事前通知が行われます。放流情報が発表された場合は、速やかに自治体の避難情報に従ってください。


データ出典

  • 国土交通省 ダム便覧(MLIT DPF経由) https://www.mlit-data.jp/
  • 国土数値情報 ダムデータ https://nlftp.mlit.go.jp/ksj/gml/datalist/KsjTmplt-W01.html
  • 国土交通省 川の防災情報(リアルタイム貯水率・放流情報) https://www.river.go.jp/kawabou/
  • 国土交通省 水文水質データベース(過去の水位・流量時系列) http://www1.river.go.jp/
  • Wikimedia Commons(画像、個別ライセンスは各画像に表記)
  • Wikidata(CC0)

本記事は上記のオープンデータを基に、防災DB編集部が作成しました。データは定期的に更新されますが、最新の情報は各機関の公式サイトをご確認ください。

最終更新: 2026年07月