安芸灘断層帯の地震リスク|M6.7・30年確率2.81%
安芸灘断層帯とは
安芸灘断層帯は、広島県南部から愛媛県北部にかけての安芸灘(瀬戸内海西部)の海底に延びる活断層帯です。マグニチュード6.7規模の地震を引き起こす可能性があり、今後30年以内の地震発生確率は2.81%と評価されています。
2001年3月に発生した「芸予地震」(M6.7)は安芸灘断層帯の活動によるものとされており、広島・愛媛両県で大きな被害をもたらしました。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 断層名 | 安芸灘断層帯 |
| 想定マグニチュード | M6.7 |
| 30年以内の発生確率 | 2.81% |
| 断層の種別 | 逆断層 |
| 位置 | 安芸灘(広島県・愛媛県沖) |
| データソース | 地震調査研究推進本部(J-SHIS) |
地震発生確率(時間軸別)
| 期間 | 発生確率 |
|---|---|
| 10年以内 | 約0.9% |
| 20年以内 | 約1.9% |
| 30年以内 | 2.81% |
※確率は政府・地震調査研究推進本部の評価値に基づきます。
なぜ注目すべきか
安芸灘断層帯が注目される理由:
- 芸予地震(2001年)の震源域:死者2名・負傷者288名を出した芸予地震(M6.7)が同断層帯の活動と関連。過去の活動が実証されている
- 広島市・呉市・今治市の影響圏:人口集中都市が断層帯に近接
- 古い建物の多い市街地:瀬戸内沿岸の歴史的市街地には旧耐震基準の建物が多数存在
- 多島海地形による津波複雑化:瀬戸内の複雑な地形が津波の伝播を変化させる可能性
影響する主な市町村
| 都道府県 | 市町村 |
|---|---|
| 広島県 | 呉市、江田島市、竹原市、東広島市(一部)、大崎上島町 |
| 愛媛県 | 今治市、上島町、西条市(沿岸部) |
過去の地震歴
| 年代 | 地震名 | マグニチュード | 概要 |
|---|---|---|---|
| 2001年 | 芸予地震 | M6.7 | 死者2名・負傷者288名。安芸灘断層帯の活動と関連 |
| 1905年 | 芸予地震 | M7.2 | 広島・愛媛で死者11名以上 |
| 1649年 | 安芸・備後の地震 | M6.5前後 | 瀬戸内沿岸に被害 |
移住・不動産購入前のチェックポイント
安芸灘沿岸エリアへの移住や不動産購入を検討している方へ:
- 津波ハザードマップの確認:海に面した地域は津波浸水想定を確認
- 丘陵地・急傾斜地のリスク:呉市など山が迫る地形では土砂災害にも注意
- 旧耐震建物の耐震改修:1981年以前の建物は耐震診断を受けることを推奨
- 液状化マップの確認:沿岸の埋立地は液状化リスクが高い
- 避難場所と高台の確認:島嶼部では避難経路が限られる場合がある
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データ出典・参考資料
- 地震調査研究推進本部「全国地震動予測地図」
- 国土交通省ハザードマップポータルサイト
- J-SHIS(地震ハザードステーション)
- 地震調査委員会「安芸灘断層帯の長期評価」
防災DB