中央構造線断層帯(紀淡海峡-鳴門海峡区間)の地震リスク|淡路島・鳴門市の活断層
中央構造線断層帯(紀淡海峡-鳴門海峡区間)は、兵庫県淡路島南部から徳島県鳴門市にかけて、紀淡海峡と鳴門海峡の海底を走る活断層です。地震調査研究推進本部の長期評価では、今後30年以内に約0.13%の確率でM7.0規模の地震を引き起こすと評価されています。
日本最大の断層・中央構造線の近畿−四国接続部にあたり、鳴門海峡の渦潮や大鳴門橋に近接しています。
中央構造線断層帯(紀淡海峡-鳴門海峡区間)の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 位置 | 兵庫県淡路島南部〜徳島県鳴門市(海峡部) |
| 断層の延長 | 約25km |
| 想定地震規模 | M7.0 |
| 断層型 | 横ずれ断層 |
| 特徴 | 中央構造線の近畿−四国接続部、鳴門海峡 |
地震発生確率
| 期間 | 発生確率 |
|---|---|
| 30年以内 | 約0.13% |
| 50年以内 | 約0.2% |
| 100年以内 | 約0.4% |
なぜ注目すべきか
大鳴門橋・鳴門海峡の渦潮
鳴門海峡の渦潮は世界三大潮流のひとつであり、大鳴門橋は淡路島と四国を結ぶ大動脈です。地震による橋の損傷は四国のアクセスに甚大な影響を与えます。
中央構造線の連動リスク
紀淡海峡-鳴門海峡区間は五条谷区間(別記事あり)との連動が評価されており、連動時はM8級の巨大地震も想定されます。
淡路島南部と鳴門市の観光
淡路島南部は鳴門海峡を望む観光地であり、鳴門市は鳴門金時・鳴門わかめの産地です。
影響が想定される主な市町村
- 兵庫県南あわじ市
- 徳島県鳴門市
- 徳島県板野郡松茂町
過去の地震歴
| 時期 | 内容 |
|---|---|
| 1596年 | 慶長伏見地震(M7.0)— 淡路島で被害 |
| 1946年 | 南海地震(M8.0)— 鳴門で津波被害 |
| 1995年 | 阪神・淡路大震災(M7.3)— 淡路島で震度7 |
移住・不動産購入時のチェックポイント
海峡部の津波リスク確認(最重要)
- 鳴門海峡周辺は津波が増幅される地形
- 徳島県の「津波浸水想定区域図」を確認
- 大鳴門橋寸断時の孤立対策
データ出典
- 地震調査研究推進本部「中央構造線断層帯の長期評価」
- 兵庫県・徳島県「地震被害想定調査」
防災DB