鈴鹿坂下断層帯の地震リスク|三重県亀山市・滋賀県甲賀市の活断層

鈴鹿坂下断層帯は、三重県亀山市から滋賀県甲賀市にかけて、鈴鹿山脈を横断する活断層です。地震調査研究推進本部の長期評価では、今後30年以内に約0.38%の確率でM6.8規模の地震を引き起こすと評価されています。

鈴鹿峠は古くから東海道の難所として知られ、現在も新名神高速道路・国道1号が通過する中京圏と関西圏を結ぶ交通の要衝です。

鈴鹿坂下断層帯の基本情報

項目 内容
位置 三重県亀山市〜滋賀県甲賀市(鈴鹿山脈)
断層の延長 約18km
想定地震規模 M6.8
断層型 逆断層
特徴 東海道の鈴鹿峠を横断、交通の要衝

地震発生確率

期間 発生確率
30年以内 約0.38%
50年以内 約0.6%
100年以内 約1.3%

なぜ注目すべきか

新名神高速道路・国道1号の寸断

鈴鹿峠を通過する新名神高速道路と国道1号は、名古屋圏と大阪圏を結ぶ大動脈です。地震による寸断は日本経済に甚大な影響を及ぼします。

亀山の産業・シャープ亀山工場

亀山市にはかつてシャープ亀山工場(液晶パネル)が稼働し、現在も製造業が集積しています。地震による産業被害が懸念されます。

鈴鹿山脈の土砂災害リスク

鈴鹿山脈は急峻な地形であり、地震による大規模斜面崩壊は道路の長期寸断につながります。

影響が想定される主な市町村

  • 三重県亀山市(関・坂下地区)
  • 滋賀県甲賀市(土山地区)

過去の地震歴

時期 内容
1854年 伊賀上野地震(M7.3)— 鈴鹿地方で被害
1891年 濃尾地震(M8.0)— 三重県北部で被害

移住・不動産購入時のチェックポイント

交通インフラへの依存度確認(最重要)
- 鈴鹿峠寸断時の代替ルートを把握
- 山間部の孤立対策として食料・燃料の備蓄

防災DBで亀山市のリスクを確認する →

データ出典

  • 地震調査研究推進本部「鈴鹿坂下断層帯の長期評価」
  • 三重県・滋賀県「地震被害想定調査」