北海道黒松内町の災害リスク
この記事では、黒松内町の地震・洪水・津波・土砂災害のリスクを、政府の公開データをもとにまとめています。防災DBでは、住所を入力するだけで6種類の災害リスクを無料で一括評価できます。黒松内町内の詳しい住所単位のリスクを知りたい方は、ぜひご活用ください。
この記事でわかること
- 洪水浸水想定区域の範囲と想定浸水深
- 土砂災害警戒区域の数と過去の災害記録
- 周辺の活断層の位置と想定マグニチュード
- 避難施設・防災インフラの情報
- 今日からできる災害別の具体的な備え
黒松内町(北海道)の人口は約2,546人(2025年推計)。標高は平均47.7mで、最低5.8mから最高162.2mの範囲です。
2040年には現在の50%程度まで人口が減少すると推計されており、災害時の共助体制の維持が課題となる地域です。
黒松内町の災害リスクについて よくある疑問
Q. 黒松内町は災害に強い街ですか? 弱い街ですか?
黒松内町の主な災害リスクは、市域の55.7%が洪水浸水想定区域、土砂災害警戒区域が6箇所です。「強い・弱い」は一言で判断できるものではなく、住まう場所の標高・地盤・河川からの距離によって大きく変わります。本記事では6種類のハザードを数値で個別に解説しています。
Q. 「黒松内町は危ない」「やばい」という声を見かけました。実際のところはどうですか?
「危ない」「やばい」「怖い」といった言葉は主観的な評価で、根拠となるデータが伴っていない場合もあります。黒松内町の災害リスクを客観的に把握するには、全国地震動予測地図・洪水浸水想定区域図・津波浸水想定など政府が公開している一次データを参照するのが確実です。本記事ではこれらの公開データから、ハザードごとの具体的な数値と想定される被害の目安をまとめています。
Q. 黒松内町に住む前、引っ越す前に確認しておくべきことは?
自宅や検討中の物件が次の区域に含まれるかを、自治体のハザードマップで確認することを推奨します。
- 洪水浸水想定区域と想定浸水深
- 津波浸水想定区域(沿岸部の場合)
- 土砂災害(特別)警戒区域
- 活断層からの距離
防災DBの住所検索では、住所を入力するだけで6種類の災害リスクを一括で数値化できます。
地震リスク
黒松内町には全国地震動予測地図の対象データがありません。
洪水リスク
黒松内町では、768個の125mメッシュのうち427メッシュ(55.7%)が洪水浸水想定区域に含まれています。想定最大浸水深は10.0mです。
| 項目 | データ |
|---|---|
| 想定最大浸水深 | 10.0m |
| 浸水想定メッシュ数 | 427 / 768 メッシュ(55.7%) |
| 最大浸水継続時間 | 168時間(約7日間) |
| 対象河川 | 中の川、五十嵐川、小山内川、後志来馬川、朱太川、添別川、熱郛川、黒松内川(8河川) |
市域の半分以上が浸水想定区域にあり、想定最大浸水深は10.0mと2階建て家屋の屋根を超える水位です。自宅がこの範囲に含まれる場合、自宅内での垂直避難(2階へ上がる)では不十分な可能性があります。最寄りの高台や浸水想定区域外の避難場所を事前に確認し、大雨時には早めの水平避難を計画しておきましょう。
浸水継続時間が最大168時間(約7日間)と長期に及ぶ想定です。孤立に備えて、飲料水(1人1日3リットル)と食料を最低3日分、できれば1週間分備蓄しておくことをおすすめします。
今日からできる洪水対策
-
ハザードマップの確認:自治体のハザードマップで自宅の想定浸水深を確認する。「黒松内町 ハザードマップ」で検索
-
「川の防災情報」アプリ:国土交通省の公式アプリをスマホにインストールし、水位アラートを設定する
-
避難の目安:水深が30cmを超えると車が動かなくなり、50cmを超えると大人でも歩行が困難になります。早めの避難判断を
-
備蓄品の準備:飲料水・食料(7日分)、携帯トイレ、モバイルバッテリー、常備薬を2階以上に保管する
津波リスク
黒松内町には津波浸水想定区域のデータがありません。
土砂災害リスク
黒松内町には6箇所の土砂災害警戒区域が指定されています(国土数値情報・土砂災害警戒区域データ)。768メッシュのうち0メッシュ(0%)がこれらの区域に含まれています。
今日からできる土砂災害対策
-
警戒区域の確認:「北海道 土砂災害警戒区域マップ」で検索し、自宅が警戒区域に含まれるか確認する
-
前兆現象を知る:がけ崩れの前兆は「小石がパラパラ落ちる」「がけに割れ目が見える」「がけから水が湧き出す」。1つでも気づいたらすぐに離れる
-
避難のタイミング:土砂災害警戒情報が発表されたら、暗くなる前に避難する
-
就寝時の備え:崖に面した部屋で寝ない。2階の崖と反対側の部屋で就寝することで、万一の場合でも生存率が上がる
活断層
黒松内町の周辺には以下の活断層が確認されています(地震調査研究推進本部)。
| 断層名 | 黒松内町からの距離 | 想定M |
|---|---|---|
| 野幌丘陵断層帯 | 98.6km | M7.0 |
| 石狩低地東縁断層帯主部 | 121.4km | M7.2 |
| 当別断層 | 123.8km | M6.5 |
地域の特徴
気候
| 項目 | データ |
|---|---|
| 年間降水量 | 1,446mm |
| 1月平均気温 | -4.3℃ |
| 8月平均気温 | 20.5℃ |
| 最深積雪 | 124cm |
| 豪雪地帯区分 | 豪雪地帯 |
黒松内町は豪雪地帯に指定されています。冬季は積雪による交通障害や建物への荷重に注意が必要です。除雪用具の準備や、屋根の雪下ろしの安全対策を確認しておきましょう。
土地利用
建物用地が7.8%、森林が44.1%、農地が42.7%を占めています。
避難施設・防災インフラ
| 項目 | 数 |
|---|---|
| 避難施設 | 28箇所 |
| 消防署 | 1箇所 |
| 学校 | 5校 |
| 福祉施設 | 11施設 |
| 警察署 | 2箇所 |
最寄りの避難施設は「黒松内町 避難場所」で検索して確認できます。日頃から自宅・職場から最寄りの避難場所への経路を確認しておきましょう。
よくある質問
黒松内町は洪水の危険がある?
黒松内町の768メッシュのうち427メッシュ(55.7%)が洪水浸水想定区域に含まれています。想定最大浸水深は10.0mです。お住まいの地域が浸水想定区域に含まれるかは、自治体のハザードマップで確認できます。
黒松内町の土砂災害警戒区域は?
黒松内町には6箇所の土砂災害警戒区域が指定されています。お住まいの場所が警戒区域かどうかは、北海道の土砂災害警戒区域マップで確認できます。
黒松内町の避難場所はどこ?
黒松内町には28箇所の避難施設があります。最寄りの避難場所は「黒松内町 避難場所」で検索して確認できます。
まとめ:黒松内町の防災で押さえておきたいこと
- 洪水:427メッシュ(55.7%)が浸水想定区域。ハザードマップで自宅の浸水深を確認
防災DBでは、住所を入力するだけで地震・洪水・津波・土砂災害・高潮・液状化の6つの災害リスクを無料で一括評価できます。黒松内町内の詳しい住所単位のリスクを確認してみてください。
データ出典: 全国地震動予測地図(防災科学技術研究所)、国土数値情報(国土交通省)、国勢調査(総務省)、土砂災害履歴(国土数値情報)。各データの詳細はデータソース一覧をご覧ください。