熊本県玉名市の災害リスク

この記事では、玉名市の地震・洪水・津波・土砂災害のリスクを、政府の公開データをもとにまとめています。防災DBでは、住所を入力するだけで6種類の災害リスクを無料で一括評価できます。玉名市内の詳しい住所単位のリスクを知りたい方は、ぜひご活用ください。

この記事でわかること

  • 玉名市の地震発生確率と地盤の特徴
  • 洪水浸水想定区域の範囲と想定浸水深
  • 津波浸水想定区域と想定される津波の高さ
  • 土砂災害警戒区域の数と過去の災害記録
  • 周辺の活断層の位置と想定マグニチュード
  • 避難施設・防災インフラの情報
  • 今日からできる災害別の具体的な備え

玉名市(熊本県)の人口は約61,365人(2025年推計)。標高は平均22.8mで、最低0.0mから最高336.3mの範囲です。


玉名市の災害リスクについて よくある疑問

Q. 玉名市は災害に強い街ですか? 弱い街ですか?

玉名市の主な災害リスクは、30年以内の震度6弱以上の発生確率が30.47%、市域の55.1%が洪水浸水想定区域、23.7%が津波浸水想定区域、土砂災害警戒区域が120箇所です。「強い・弱い」は一言で判断できるものではなく、住まう場所の標高・地盤・河川からの距離によって大きく変わります。本記事では6種類のハザードを数値で個別に解説しています。

Q. 「玉名市は危ない」「やばい」という声を見かけました。実際のところはどうですか?

「危ない」「やばい」「怖い」といった言葉は主観的な評価で、根拠となるデータが伴っていない場合もあります。玉名市の災害リスクを客観的に把握するには、全国地震動予測地図・洪水浸水想定区域図・津波浸水想定など政府が公開している一次データを参照するのが確実です。本記事ではこれらの公開データから、ハザードごとの具体的な数値と想定される被害の目安をまとめています。

Q. 玉名市に住む前、引っ越す前に確認しておくべきことは?

自宅や検討中の物件が次の区域に含まれるかを、自治体のハザードマップで確認することを推奨します。

  • 洪水浸水想定区域と想定浸水深
  • 津波浸水想定区域(沿岸部の場合)
  • 土砂災害(特別)警戒区域
  • 活断層からの距離

防災DBの住所検索では、住所を入力するだけで6種類の災害リスクを一括で数値化できます。


地震リスク

玉名市で今後30年以内に震度6弱以上の揺れが発生する確率は最大30.47%です(2024年版全国地震動予測地図)。

震度6弱は、立っていることが困難になり、固定していない家具の多くが倒れる揺れです。

表層地盤の平均S波速度(AVS30)は201.0m/sです。AVS30は地盤の硬さを示す指標で、数値が小さいほど地震の揺れが増幅されやすくなります。

玉名市のAVS30は200〜300m/sの範囲で、やや軟弱な地盤を含むエリアです。地盤増幅率は1.86倍です。家具の固定や、重い物を高い場所に置かないといった基本的な地震対策を確認しておきましょう。

30年確率が26%以上と非常に高い値です。これは「30年間に震度6弱以上の揺れを経験する可能性が約4分の1以上」という意味です。耐震診断をまだ受けていない場合は、自治体の耐震診断補助制度の利用を検討してください。

今日からできる地震対策

  • 家具の転倒防止:突っ張り棒やL字金具で固定する。特に寝室の背の高い家具は最優先

  • 寝室の安全確認:本棚やタンスの近くで寝ない。倒れても体に当たらない配置に変える

  • 枕元の備え:スリッパ(ガラス破片対策)と懐中電灯を枕元に置く

  • 食器棚:ガラス飛散防止フィルムを貼る。扉が開かないよう留め具を取り付ける

  • 感震ブレーカー:地震後の通電火災を防ぐため、分電盤に設置を検討する


洪水リスク

玉名市では、4,876個の125mメッシュのうち2,686メッシュ(55.1%)が洪水浸水想定区域に含まれています。想定最大浸水深は5.0mです。

項目 データ
想定最大浸水深 5.0m
浸水想定メッシュ数 2,686 / 4,876 メッシュ(55.1%)
最大浸水継続時間 168時間(約7日間)
対象河川 三蔵川、今泉川、友田川、尾田川、日平川、木葉川、繁根木川、菊池川、行末川、裏川(10河川)

市域の半分以上が浸水想定区域にあり、想定最大浸水深は5.0m2階建て家屋の屋根を超える水位です。自宅がこの範囲に含まれる場合、自宅内での垂直避難(2階へ上がる)では不十分な可能性があります。最寄りの高台や浸水想定区域外の避難場所を事前に確認し、大雨時には早めの水平避難を計画しておきましょう。

浸水継続時間が最大168時間(約7日間)と長期に及ぶ想定です。孤立に備えて、飲料水(1人1日3リットル)と食料を最低3日分、できれば1週間分備蓄しておくことをおすすめします。

今日からできる洪水対策

  • ハザードマップの確認:自治体のハザードマップで自宅の想定浸水深を確認する。「玉名市 ハザードマップ」で検索

  • 「川の防災情報」アプリ:国土交通省の公式アプリをスマホにインストールし、水位アラートを設定する

  • 避難の目安:水深が30cmを超えると車が動かなくなり、50cmを超えると大人でも歩行が困難になります。早めの避難判断を

  • 備蓄品の準備:飲料水・食料(7日分)、携帯トイレ、モバイルバッテリー、常備薬を2階以上に保管する


津波リスク

玉名市では、4,876メッシュのうち1,155メッシュ(23.7%)が津波浸水想定区域に含まれています。想定最大浸水深は2.0mです。

想定最大浸水深は2.0mです。1m未満の津波でも流速によっては歩行不能になり、巻き込まれると命に関わります。沿岸部では津波注意報にも注意し、海岸から離れましょう。

今日からできる津波対策

  • 避難ルートの確認:自宅・職場から最寄りの高台への徒歩ルートを実際に歩いて確認する

  • 「津波てんでんこ」:強い揺れを感じたら、津波警報を待たずに各自すぐ高台へ避難する。家族の集合場所は事前に決めておく

  • 津波避難ビルの把握:「玉名市 津波避難ビル」で検索し、日常の行動範囲内にある津波避難ビルを把握しておく

  • 第2波・第3波への備え:津波は繰り返し押し寄せ、第1波が最大とは限りません。警報が解除されるまで高台にとどまりましょう


土砂災害リスク

玉名市には120箇所の土砂災害警戒区域が指定されています(国土数値情報・土砂災害警戒区域データ)。4,876メッシュのうち4,871メッシュ(99.9%)がこれらの区域に含まれています。

過去の記録では、玉名市で4件の土砂災害が発生しています(国土数値情報・土砂災害履歴データ: がけ崩れ4件、土石流0件、地すべり0件)。

市域の大部分が土砂災害警戒区域にかかっています。山際や谷の出口付近にお住まいの方は、自宅が警戒区域に含まれるかどうか、都道府県の土砂災害警戒区域マップで確認してください。

今日からできる土砂災害対策

  • 警戒区域の確認:「熊本県 土砂災害警戒区域マップ」で検索し、自宅が警戒区域に含まれるか確認する

  • 前兆現象を知る:がけ崩れの前兆は「小石がパラパラ落ちる」「がけに割れ目が見える」「がけから水が湧き出す」。1つでも気づいたらすぐに離れる

  • 避難のタイミング:土砂災害警戒情報が発表されたら、暗くなる前に避難する

  • 就寝時の備え:崖に面した部屋で寝ない。2階の崖と反対側の部屋で就寝することで、万一の場合でも生存率が上がる


活断層

玉名市の周辺には以下の活断層が確認されています(地震調査研究推進本部)。

断層名 玉名市からの距離 想定M
布田川断層帯 (全体が同時に活動) 11.3km M7.2
布田川断層帯(宇土区間と宇土半島北岸区間が同時に活動) 11.3km M7.0
布田川断層帯宇土半島北岸区間 11.3km M6.7

最寄りの活断層(布田川断層帯 (全体が同時に活動))から11.3kmの位置にあります。この断層が活動した場合、玉名市でも強い揺れが想定されます。


地域の特徴

気候

項目 データ
年間降水量 1,886mm
1月平均気温 5.7℃
8月平均気温 27.8℃

土地利用

建物用地が25.2%、森林が11.8%、農地が60.3%を占めています。

人口集中地区(DID)

人口集中地区の人口は12,264人、人口密度は3,683人/km²です。


避難施設・防災インフラ

項目
避難施設 74箇所
消防署 4箇所
学校 36校
福祉施設 114施設
警察署 8箇所

最寄りの避難施設は「玉名市 避難場所」で検索して確認できます。日頃から自宅・職場から最寄りの避難場所への経路を確認しておきましょう。


玉名市の自然災害伝承碑

玉名市には、過去の災害を後世に伝える自然災害伝承碑が15基登録されています(国土地理院)。碑が記録する災害は、これから起こりうる災害への備えを考える上で重要な歴史資料です。

碑名 建立年 災害名 災害種別
扇崎千人塚供養塔 1792年 眉山崩壊(1792年5月21日) 津波
津波石の跡 1792年 眉山崩壊(1792年5月21日) 津波
狐嶋溺死供養塔 1837年 眉山崩壊(1792年5月21日) 津波
恩徳碑 1915年 大正3年高潮(1914年8月25日) 高潮
記念碑 1916年 大正3年高潮(1914年8月25日) 高潮
高潮被害記念碑 1917年 大正3年高潮(1914年8月25日) 高潮
大相・長保開の記念碑 1917年 大正3年高潮(1914年8月25日) 高潮
記念(富新開復興記念碑) 1917年 大正3年高潮(1914年8月25日) 高潮
紀念碑(明丑開築造記念碑) 1917年 大正3年高潮(1914年8月25日) 高潮
受免開潮害復旧記念碑 1929年 昭和2年高潮(1927年9月13日) 高潮
猿田彦大神 1931年 昭和2年高潮(1927年9月13日) 高潮
侍従御差遣之碑 1936年 昭和2年高潮(1927年9月13日) 高潮
災害復旧記念碑 1954年 昭和28年西日本水害(1953年) 洪水
災害復旧記念碑 2000年 土石流(1957年7月25日、26日) 土砂災害
津波死十一人塔 眉山崩壊(1792年5月21日) 津波

伝承内容

扇崎千人塚供養塔(1792年建立)

寛政4年4月1日(1792年5月21日)、島原半島の雲仙普賢岳の噴火活動に伴う地震により、眉山(まゆやま)が海中へ崩落して大津波を引き起こした。津波は対岸の熊本に押し寄せ、特に玉名地域では、干拓地を造成中であった地域での被害が甚大で、玉名郡内では2,221人が亡くなった。今日でも「島原大変、肥後迷惑」の口伝が残る。

  • 所在地: 熊本県玉名市岱明町扇崎927
  • 災害: 眉山崩壊(1792年5月21日)
  • 災害種別: 津波
  • 地図: 32.91708, 130.49007

津波石の跡(1792年建立)

寛政4年4月1日(1792年5月21日)、島原半島の雲仙普賢岳の噴火活動に伴う地震により、眉山(まゆやま)が海中へ崩落して大津波を引き起こした。津波は対岸の熊本に押し寄せ熊本藩でも多くの人が亡くなった。おそらく当時の横島地区はまだ耕地化されておらず住民は山の中腹に住んでいたため、当地での被害記録は無いが、ここにあった石まで津波が打ち寄せたという言い伝えがある。

  • 所在地: 熊本県玉名市横島町横島2327付近
  • 災害: 眉山崩壊(1792年5月21日)
  • 災害種別: 津波
  • 地図: 32.87845, 130.56113

狐嶋溺死供養塔(1837年建立)

寛政4年4月1日(1792年5月21日)、島原半島の雲仙普賢岳の噴火活動に伴う地震により、眉山(まゆやま)が海中へ崩落して大津波を引き起こした。津波は対岸の熊本に押し寄せ、特に玉名地域では、干拓地を造成中であった旧下沖州村や旧鍋村での被害が大きく、人家は流され、田畑も荒廃した。今日でも「島原大変、肥後迷惑」の口伝が残る。

  • 所在地: 熊本県玉名市岱明町下沖洲125-1
  • 災害: 眉山崩壊(1792年5月21日)
  • 災害種別: 津波
  • 地図: 32.90859, 130.47939

恩徳碑(1915年建立)

大正3年(1914)8月に発生した高潮により、受免開地区は全面が浸水するに至り、更に次々と堤防が決壊し、100ヘクタールもの田畑や、23戸の家屋が浸水する被害があった。この碑には「大正3年、約1.2mの高潮を受け堤防が決壊し、豊穣の土地は一瞬にして海となったが、各地域の力を合わせて潮留工事を行った。後世の人がこの碑を見て敬虔の情を抱き温故知新のもととなるように」という内容が刻まれている。

  • 所在地: 熊本県玉名市天水町部田見(六竜神社)
  • 災害: 大正3年高潮(1914年8月25日)
  • 災害種別: 高潮
  • 地図: 32.87608, 130.57466

記念碑(1916年建立)

大正3年(1914)8月に発生した高潮により、大濱町(現玉名市)では、堤防が相次いで決壊し、約300ヘクタールもの田畑が浸水し、家は水没した。罹災者は650名、死者2名を出す惨事となった。しかし短期間で防波堤をし、農作物が豊かに実るようになった。これはみなが心を一つにして働き叶えたものであり、このことを忘れないようこの碑に記す。元は大浜町865龍神社敷地内にあったが、道路拡張工事に伴い、神社と共に烏帽子公民館敷地内へ2025年2月に移設。

  • 所在地: 熊本県玉名市大浜町4464-1(烏帽子公民館)
  • 災害: 大正3年高潮(1914年8月25日)
  • 災害種別: 高潮
  • 地図: 32.88238, 130.53358

高潮被害記念碑(1917年建立)

大正3年(1914)8月に発生した高潮により、大濱町(現玉名市)では、堤防が相次いで決壊し、約300ヘクタールもの田畑が浸水した。罹災者は650名、死者2名を出す惨事となった。高潮の惨禍と復旧の苦労を後世に伝えるためこの碑を建立した。

  • 所在地: 熊本県玉名市大浜町末広(綿津見神社)
  • 災害: 大正3年高潮(1914年8月25日)
  • 災害種別: 高潮
  • 地図: 32.87373, 130.53264

大相・長保開の記念碑(1917年建立)

大正3年(1914)8月に発生した高潮により、高道村(現玉名市)では、大相の全域と長保開の7割方の土地が浸水し、家屋は崩壊した。その後も相次いで堤防が決壊し、罹災者は約200名となった。人畜は住む所を失い、また美しい田も海と化した。その後力を合わせて耕地整理をし、ようやく豊穣を喜ぶことができた。このことを後世に伝えるため、この碑を建立した。

  • 所在地: 熊本県玉名市岱明町高道(高道漁港付近)
  • 災害: 大正3年高潮(1914年8月25日)
  • 災害種別: 高潮
  • 地図: 32.89001, 130.50851

記念(富新開復興記念碑)(1917年建立)

大正3年(1914)8月25日の波浪は有明海でめったにない高潮であり、多くの堤防が決壊し、被害甚大であった。横島村では、流失家屋224戸、半壊家屋33戸、浸水家屋283戸、水田被害約6平方キロメートル、死者は16名となった。農作物の被害としては、米の収穫量が5割以上減少するなど、大きな被害となった。

  • 所在地: 熊本県玉名市横島町横島字富新
  • 災害: 大正3年高潮(1914年8月25日)
  • 災害種別: 高潮
  • 地図: 32.87480, 130.53848

紀念碑(明丑開築造記念碑)(1917年建立)

大正3年(1914)8月25日の波浪は有明海でめったにない高潮であり、多くの堤防が決壊し、被害甚大であった。横島村では、流失家屋224戸、半壊家屋33戸、浸水家屋283戸、水田被害約6平方キロメートル、死者は16名となった。農作物の被害としては、米の収穫量が5割以上減少するなど、大きな被害となった。

  • 所在地: 熊本県玉名市横島町横島字明丑(龍神宮)
  • 災害: 大正3年高潮(1914年8月25日)
  • 災害種別: 高潮
  • 地図: 32.86228, 130.53830

受免開潮害復旧記念碑(1929年建立)

昭和2年(1927)9月13日、熊本県を襲った台風により旧玉名郡をはじめとする熊本県沿岸で高潮が発生し、死者・行方不明者423名、重傷者23名などの被害が発生した。受免開でも堤防が13ヶ所決壊し美田が海と化した。その後復旧工事に着手し堤防の高さと厚さを増して造り堅固なものとした。将来にわたりこれを守るなら必ず永く災禍を絶つであろう。この由来を記して後世に伝えるため、この碑を建立した。

  • 所在地: 熊本県玉名市天水町小天
  • 災害: 昭和2年高潮(1927年9月13日)
  • 災害種別: 高潮
  • 地図: 32.85757, 130.57608

猿田彦大神(1931年建立)

昭和2年(1927)9月13日、熊本県を襲った台風により旧飽託郡、玉名郡、宇土郡の海岸で高潮が発生し、死者行方不明者423名、重傷者23名に上った。有明海岸の各所で堤防が決壊し、海水は堤防から4,500mの内陸まで及んだ。また、潮位は高いところ6m以上となった。

  • 所在地: 熊本県玉名市横島町横島字明豊(龍神宮)
  • 災害: 昭和2年高潮(1927年9月13日)
  • 災害種別: 高潮
  • 地図: 32.86063, 130.56058

侍従御差遣之碑(1936年建立)

昭和2年(1927)9月13日、熊本県を襲った台風により旧玉名郡をはじめとする熊本県沿岸で高潮が発生し、死者・行方不明者423名、重傷者23名などの被害が発生した。その後の復旧工事も官民協力して速やかに完成した。

  • 所在地: 熊本県玉名市横島町横島(横島小学校)
  • 災害: 昭和2年高潮(1927年9月13日)
  • 災害種別: 高潮
  • 地図: 32.87801, 130.55295

災害復旧記念碑(1954年建立)

昭和28年(1953)に発生した梅雨前線により、日雨量は熊本で411.9mm]に達した。この豪雨により九州各地で河川の氾濫・洪水が発生し、熊本県では死者・行方不明者が500名を越えた。櫨方開の樋門も亀裂破損し、災害復旧工事に着手した。

  • 所在地: 熊本県玉名市天水町吞崎
  • 災害: 昭和28年西日本水害(1953年)
  • 災害種別: 洪水
  • 地図: 32.85802, 130.58610

災害復旧記念碑(2000年建立)

昭和32年(1957)7月25日から26日にかけて、熊本測候所では1時間の最大雨量76mm、降り始めからの総雨量は500mm以上に達した。この集中豪雨により各地で土石流が発生し、天水村(現玉名市天水町)では死者53人を出す大惨事となった。

  • 所在地: 熊本県玉名市天水町(実山(げんやま)展望公園内)
  • 災害: 土石流(1957年7月25日、26日)
  • 災害種別: 土砂災害
  • 地図: 32.85478, 130.60034

津波死十一人塔

寛政4年4月1日(1792年5月21日)、島原半島の雲仙普賢岳の噴火活動に伴う地震により、眉山(まゆやま)が海中へ崩落して大津波を引き起こした。津波は対岸の熊本に押し寄せ、特に玉名地域では、干拓地を造成中であった旧下沖州村や旧鍋村での被害が大きく、人家は流され、田畑も荒廃した。今日でも「島原大変、肥後迷惑」の口伝が残る。

  • 所在地: 熊本県玉名市岱明町下沖洲125-1
  • 災害: 眉山崩壊(1792年5月21日)
  • 災害種別: 津波
  • 地図: 32.90861, 130.47929

出典: 国土地理院「自然災害伝承碑」(CC BY 4.0)


よくある質問

玉名市で大地震が起きる確率は?

今後30年以内に震度6弱以上の揺れが発生する確率は、玉名市内の最大値で30.47%です(2024年版全国地震動予測地図、防災科学技術研究所)。

玉名市は洪水の危険がある?

玉名市の4,876メッシュのうち2,686メッシュ(55.1%)が洪水浸水想定区域に含まれています。想定最大浸水深は5.0mです。お住まいの地域が浸水想定区域に含まれるかは、自治体のハザードマップで確認できます。

玉名市に津波は来る?

玉名市の1,155メッシュ(23.7%)が津波浸水想定区域に含まれています。想定最大浸水深は2.0mです。沿岸部にお住まいの方は、最寄りの高台や津波避難ビルを事前に確認しておきましょう。

玉名市の土砂災害警戒区域は?

玉名市には120箇所の土砂災害警戒区域が指定されています。お住まいの場所が警戒区域かどうかは、熊本県の土砂災害警戒区域マップで確認できます。

玉名市の避難場所はどこ?

玉名市には74箇所の避難施設があります。最寄りの避難場所は「玉名市 避難場所」で検索して確認できます。


まとめ:玉名市の防災で押さえておきたいこと

  • 地震:30年以内に震度6弱以上の確率が30.47%。家具の固定と耐震性の確認を

  • 洪水:2,686メッシュ(55.1%)が浸水想定区域。ハザードマップで自宅の浸水深を確認

  • 津波:想定最大2.0m。沿岸部では高台への避難経路を複数確認

  • 土砂災害:120箇所の警戒区域。大雨時は早めの避難を

防災DBでは、住所を入力するだけで地震・洪水・津波・土砂災害・高潮・液状化の6つの災害リスクを無料で一括評価できます。玉名市内の詳しい住所単位のリスクを確認してみてください。


データ出典: 全国地震動予測地図(防災科学技術研究所)、国土数値情報(国土交通省)、国勢調査(総務省)、土砂災害履歴(国土数値情報)。各データの詳細はデータソース一覧をご覧ください。