山形県大蔵村の災害時医療・福祉体制|病院・高齢者施設・福祉避難所データ

この記事は、山形県大蔵村の災害時医療・福祉体制について、人口構成(高齢化率・要配慮者)、医療インフラ(病院・病床・医師)、介護・福祉施設、福祉避難所の登録状況を政府の公開データから整理したものです。
大蔵村の人口は3,028人、そのうち65歳以上の割合は39.2%です。
村内には特別養護老人ホーム1施設が立地しています。
住所単位の詳しい災害リスクは防災DBで、大蔵村の総合的な災害リスクは山形県大蔵村の災害リスクページもあわせてご覧ください。

この記事でわかること

  • 人口構成と災害時要配慮者の規模(高齢者・一人暮らし高齢者)
  • 医療インフラ(病院・病床・医師数)の概況
  • 介護・福祉施設(特養・養護・有料老人ホーム等)の定員
  • 福祉避難所の登録状況
  • この市区町村で想定される主な災害リスク
  • 過去の災害記録と医療・福祉上の留意点

大蔵村の人口構成と災害時要配慮者

2020年度時点で、大蔵村の総人口は3,028人です。
65歳以上の高齢者は1,188人(39.2%)で、全国平均(約29%)と比較して大きく上回る水準にあります。
さらに75歳以上の後期高齢者は647人(21.4%)です。
65歳以上の一人暮らし世帯は119世帯で、災害時には情報取得や避難に配慮が必要な世帯として想定されます。
災害対策基本法では、自力避難が困難な高齢者・障害者・乳幼児等を「避難行動要支援者」として把握し、個別避難計画を作成することが市区町村に求められています。

大蔵村の医療インフラ

2022年度時点で、村内には病院は立地していません(診療所は3施設あります)。
医師数は2人、歯科医師1人、薬剤師3人です。
人口10万人あたりの医師数は66.1人で、全国平均(約275人)と比較して大幅に下回り、医療アクセスに留意が必要な水準にあります。
0歳平均余命は男性81.0年、女性85.8年(直近の公表値)で、地域の医療・保健体制の到達水準を示す参考指標となります。
災害時には普段の医療供給体制が被災し機能低下するため、平時の医療キャパシティの厚さは災害医療の初動対応に直結します。

大蔵村の介護・福祉施設

施設種別 施設数 定員
介護老人福祉施設(特養) 1施設 82人
介護老人保健施設(老健) 0施設 0人
養護老人ホーム 0施設 0人
有料老人ホーム 0施設 0人
軽費老人ホーム 0施設 0人

2022年度時点で、高齢者向け主要施設(特養・老健・養護・有料・軽費)の定員合計は82人です。
保育所等は2施設あります。
これらの施設は災害時には利用者の避難や物資供給、医療搬送の対象となるほか、施設自体が福祉避難所に指定されるケースも多く、地域の要配慮者対応の中核となります。

大蔵村の福祉避難所の登録状況

国土地理院の指定緊急避難場所データに登録されている大蔵村の避難所は13箇所です。
そのうち、避難対象に要配慮者・高齢者・障害者等が明記されている福祉避難所相当の避難所は1箇所登録されています(内訳: 高齢者対象 1箇所)。
福祉避難所は、一般の避難所での生活が困難な高齢者・障害者・妊産婦・乳幼児等を対象とする二次的な避難所です。要支援者本人の事前登録や、施設との協定に基づいて開設されます。

大蔵村で想定される災害リスク(医療福祉対応の前提)

災害種別 リスク指標
洪水浸水想定区域(面積率) 19.1%、最大想定浸水深5.0m
土砂災害警戒区域(面積率) 31.1%

これらのリスクは、高齢者施設・病院の立地判定や避難計画の前提になります。詳細なハザードマップ情報は山形県大蔵村の災害リスクページでご確認ください。

大蔵村の過去の災害と医療福祉対応の留意点

防災科学技術研究所の災害事例データベースには、大蔵村に関連する災害記録が16件収録されています。
最新の記録は2020年です。
過去の大規模災害では、高齢者施設の孤立・停電による医療機器停止・医薬品の供給遅延といった課題が繰り返し報告されています。平時からの自家発電・備蓄・連絡体制の確認が、被災時の医療福祉機能維持に直結します。

大蔵村の他の防災情報

大蔵村の防災・災害リスクに関する他のテーマも、政府公開データをもとに整理しています。用途に合わせてご覧ください。

大蔵村の災害種別ごとに詳しく見る

広域(都道府県レベル)の情報

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データ出典: 全国地震動予測地図(防災科学技術研究所 J-SHIS)、国土数値情報(国土交通省)、国勢調査・社会人口統計体系(総務省統計局・e-Stat)、指定緊急避難場所データ(国土地理院)、災害事例データベース(防災科研 DIL)。各データの詳細はデータソース一覧をご覧ください。