常路川ダムの基本情報と防災上の役割

常路川ダムは北海道茅部郡鹿部町に位置する重力式コンクリートダムで、1932年(昭和初期)に完成しました。堤高24m、総貯水量約7.9万m³です。発電を目的とする発電ダムです。

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この記事でわかること

  • 常路川ダムの基本情報(位置・規模・型式)
  • 常路川ダムの貯水量・流域面積
  • 常路川ダムの目的と役割(発電ダム)
  • 常路川ダムの建設の歴史
  • 常路川ダムの防災上の役割と災害リスク

常路川ダムの基本情報

項目 内容
ダム名 常路川ダム
所在地 茅部郡鹿部町字大岩道有林
水系 常路川水系
河川 常路川
型式 重力式コンクリートダム
目的 発電
管理者 北海道電力(株)
堤高 24m
堤頂長 57m
堤体積 12千m³
総貯水量 約7.9万m³
有効貯水量 約7.8万m³
流域面積 約17km²
竣工年 1932年
築年数 94年

常路川ダムの貯水量を実感する

常路川ダムの総貯水量は約7.9万m³です。25mプールに換算すると約210杯分の水量です。

このうち有効貯水量(実際に利用できる水量)は約7.8万m³(総貯水量の約99%)です。

流域面積(ダムに水が集まる範囲)は約17km²です。
流域1km²あたり約4,566m³の水を貯められる計算です。

常路川ダムの型式:重力式コンクリートダム

コンクリートの自重で水圧に耐える最も一般的な型式で、日本のダムの多くがこの型式です。

常路川ダムの目的と役割

常路川ダムは発電を目的として建設されました。

  • 発電: ダムに貯めた水の落差を利用して水力発電を行います。CO2を排出しないクリーンエネルギーです。

常路川ダムの歴史

常路川ダムは1932年(昭和初期)に完成しました。

施工は竹内組が担当しました。

現在は北海道電力(株)が管理を行っています。

常路川ダムの防災上の役割と災害リスク

常路川ダムは発電を主目的とするダムです。直接的な洪水調節機能はありませんが、ダムの貯水池は河川の水量変動を緩和し、急激な水位上昇を一時的に抑える副次的な効果があります。

築94年のダムの安全性

常路川ダムは竣工から94年が経過しています。コンクリートダムの耐用年数は一般に100年以上とされていますが、堆砂(ダム湖に土砂が溜まる現象)による貯水容量の減少や、コンクリートの劣化が課題となる場合があります。

国土交通省では定期的なダム点検(3〜5年ごと)を実施しており、安全性の確保に努めています。

常路川ダム下流域にお住まいの方へ

ダムがあっても、計画規模を超える大雨(想定外の豪雨)が発生した場合は下流で浸水が発生する可能性があります。以下の備えを確認しておきましょう。

  1. 洪水ハザードマップの確認: お住まいの自治体が公開している洪水ハザードマップで浸水想定区域・浸水深を確認する
  2. 避難場所・経路の確認: 洪水時の避難場所と安全な経路を家族で共有する
  3. 気象情報の注視: 大雨警報・洪水警報が発表されたら、川や用水路に近づかない

ダムは洪水を「なくす」施設ではなく、「軽減する」施設です。ダムの下流だからといって安全とは限りません。

常路川ダムに関するよくある質問

常路川ダムの貯水量はどのくらいですか?

常路川ダムの総貯水量は約7.9万m³です。

常路川ダムは何のために造られましたか?

常路川ダムは発電を目的とする発電ダムとして建設されました。

常路川ダムは老朽化していませんか?

竣工から94年が経過していますが、コンクリートダムの耐用年数は一般に100年以上とされています。国土交通省による定期点検が実施されており、必要に応じて補修・補強が行われています。

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まとめ

  • 常路川ダムは北海道に位置する重力式コンクリートダムです
  • 堤高24m、総貯水量約7.9万m³の小規模ダムです
  • 発電ダムとしてクリーンエネルギーの供給に貢献しています
  • お住まいの地域の災害リスクは防災DBで無料診断できます

データ出典

  • 国土交通省 ダム便覧(MLIT DPF経由) https://www.mlit-data.jp/
  • 国土数値情報 ダムデータ https://nlftp.mlit.go.jp/ksj/gml/datalist/KsjTmplt-W01.html
  • Wikidata(CC0)

本記事は上記のオープンデータを基に、防災DB編集部が作成しました。データは定期的に更新されますが、最新の情報は各機関の公式サイトをご確認ください。

最終更新: 2026年04月