板戸ダムの基本情報と防災上の役割

板戸ダムは秋田県湯沢市に位置する重力式コンクリートダムで、1983年(安定成長期)に完成しました。堤高28m、総貯水量約160万m³(東京ドーム約1杯分)です。流水の正常な機能の維持・発電を目的とする発電ダムです。

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この記事でわかること

  • 板戸ダムの基本情報(位置・規模・型式)
  • 板戸ダムの貯水量・流域面積
  • 板戸ダムの目的と役割(発電ダム)
  • 板戸ダムの建設の歴史
  • 板戸ダムの防災上の役割と災害リスク

板戸ダムの基本情報

項目 内容
ダム名 板戸ダム
所在地 湯沢市皆瀬川向字下谷地19-8
水系 雄物川水系
河川 皆瀬川
型式 重力式コンクリートダム
目的 流水の正常な機能の維持・発電
管理者 秋田県
堤高 28m
堤頂長 120m
堤体積 31千m³
総貯水量 約160万m³
有効貯水量 約137万m³
流域面積 約182km²
竣工年 1983年
築年数 43年

板戸ダムの貯水量を実感する

板戸ダムの総貯水量は約160万m³です。これは東京ドーム約1杯分に相当します。25mプールに換算すると約4,261杯分の水量です。

このうち有効貯水量(実際に利用できる水量)は約137万m³(総貯水量の約86%)です。

流域面積(ダムに水が集まる範囲)は約182km²です。
流域1km²あたり約8,765m³の水を貯められる計算です。

板戸ダムの型式:重力式コンクリートダム

コンクリートの自重で水圧に耐える最も一般的な型式で、日本のダムの多くがこの型式です。

板戸ダムの目的と役割

板戸ダムは発電ダムとして、流水の正常な機能の維持・発電の2つの目的を担っています。

  • 流水の正常な機能の維持: 渇水時にダムから放流することで、河川の水量を確保し、生態系や水利用を維持します。
  • 発電: ダムに貯めた水の落差を利用して水力発電を行います。CO2を排出しないクリーンエネルギーです。

板戸ダムの歴史

板戸ダムは1980年に着工し、3年の工期を経て1983年に完成しました。

施工は西松建設が担当しました。

現在は秋田県が管理を行っています。

板戸ダムの防災上の役割と災害リスク

板戸ダムは発電を主目的とするダムです。直接的な洪水調節機能はありませんが、ダムの貯水池は河川の水量変動を緩和し、急激な水位上昇を一時的に抑える副次的な効果があります。

板戸ダム下流域にお住まいの方へ

ダムがあっても、計画規模を超える大雨(想定外の豪雨)が発生した場合は下流で浸水が発生する可能性があります。以下の備えを確認しておきましょう。

  1. 洪水ハザードマップの確認: お住まいの自治体が公開している洪水ハザードマップで浸水想定区域・浸水深を確認する
  2. 避難場所・経路の確認: 洪水時の避難場所と安全な経路を家族で共有する
  3. 気象情報の注視: 大雨警報・洪水警報が発表されたら、川や用水路に近づかない

ダムは洪水を「なくす」施設ではなく、「軽減する」施設です。ダムの下流だからといって安全とは限りません。

板戸ダムに関するよくある質問

板戸ダムの貯水量はどのくらいですか?

板戸ダムの総貯水量は約160万m³(東京ドーム約1杯分)です。

板戸ダムは何のために造られましたか?

板戸ダムは流水の正常な機能の維持・発電を目的とする発電ダムとして建設されました。

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まとめ

  • 板戸ダムは秋田県に位置する重力式コンクリートダムです
  • 堤高28m、総貯水量約160万m³の小規模ダムです
  • 発電ダムとしてクリーンエネルギーの供給に貢献しています
  • お住まいの地域の災害リスクは防災DBで無料診断できます

データ出典

  • 国土交通省 ダム便覧(MLIT DPF経由) https://www.mlit-data.jp/
  • 国土数値情報 ダムデータ https://nlftp.mlit.go.jp/ksj/gml/datalist/KsjTmplt-W01.html
  • Wikidata(CC0)

本記事は上記のオープンデータを基に、防災DB編集部が作成しました。データは定期的に更新されますが、最新の情報は各機関の公式サイトをご確認ください。

最終更新: 2026年04月