牛野ダムの基本情報と防災上の役割

牛野ダム
撮影: ToshiJapon / CC BY-SA 4.0

牛野ダムは宮城県黒川郡大衡村に位置するロックフィルダムで、1972年(高度経済成長期)に完成しました。堤高21m、総貯水量約50.0万m³です。かんがいを目的とするかんがいダムです。

防災DBでは、住所を入力するだけで地震・洪水・津波など6種類の災害リスクを無料で一括評価できます。鳴瀬川水系の流域にお住まいの方は、ぜひご活用ください。

この記事でわかること

  • 牛野ダムの基本情報(位置・規模・型式)
  • 牛野ダムの貯水量・流域面積
  • 牛野ダムの目的と役割(かんがいダム)
  • 牛野ダムの建設の歴史
  • 牛野ダムの防災上の役割と災害リスク

牛野ダムの基本情報

項目 内容
ダム名 牛野ダム
所在地 黒川郡大衡村大瓜字牛野
水系 鳴瀬川水系
河川 善川
型式 ロックフィルダム
目的 かんがい
管理者 大衡村
堤高 21m
堤頂長 160m
堤体積 114千m³
総貯水量 約50.0万m³
有効貯水量 約50.0万m³
流域面積 約3.0km²
竣工年 1972年
築年数 54年

牛野ダムの貯水量を実感する

牛野ダムの総貯水量は約50.0万m³です。25mプールに換算すると約1,333杯分の水量です。

このうち有効貯水量(実際に利用できる水量)は約50.0万m³(総貯水量の約100%)です。

流域面積(ダムに水が集まる範囲)は約3.0km²です。
流域1km²あたり約16.7万m³の水を貯められる計算です。

牛野ダムの型式:ロックフィルダム

岩石や砂利を積み上げて築造するダムで、広い谷間や地盤が弱い場所に適しています。

牛野ダムの目的と役割

牛野ダムはかんがいを目的として建設されました。

  • かんがい: ダムに貯めた水を農業用水として田畑に供給し、安定した農業生産を支えます。

牛野ダムの歴史

牛野ダムは1972年(高度経済成長期)に完成しました。

事業者は宮城県、
施工は丸か建設が担当しました。

現在は大衡村が管理を行っています。

牛野ダムの防災上の役割と災害リスク

牛野ダムはかんがいを目的として建設されています。ダムの貯水機能は、河川の水量を安定させ、渇水時の水不足を防ぐ効果があります。

築54年のダムの安全性

牛野ダムは竣工から54年が経過しています。コンクリートダムの耐用年数は一般に100年以上とされていますが、堆砂(ダム湖に土砂が溜まる現象)による貯水容量の減少や、コンクリートの劣化が課題となる場合があります。

国土交通省では定期的なダム点検(3〜5年ごと)を実施しており、安全性の確保に努めています。

牛野ダム下流域にお住まいの方へ

ダムがあっても、計画規模を超える大雨(想定外の豪雨)が発生した場合は下流で浸水が発生する可能性があります。以下の備えを確認しておきましょう。

  1. 洪水ハザードマップの確認: お住まいの自治体が公開している洪水ハザードマップで浸水想定区域・浸水深を確認する
  2. 避難場所・経路の確認: 洪水時の避難場所と安全な経路を家族で共有する
  3. 気象情報の注視: 大雨警報・洪水警報が発表されたら、川や用水路に近づかない

ダムは洪水を「なくす」施設ではなく、「軽減する」施設です。ダムの下流だからといって安全とは限りません。

牛野ダムに関するよくある質問

牛野ダムの貯水量はどのくらいですか?

牛野ダムの総貯水量は約50.0万m³です。

牛野ダムは何のために造られましたか?

牛野ダムはかんがいを目的とするかんがいダムとして建設されました。

牛野ダムは老朽化していませんか?

竣工から54年が経過していますが、コンクリートダムの耐用年数は一般に100年以上とされています。国土交通省による定期点検が実施されており、必要に応じて補修・補強が行われています。

住所を入力するだけで災害リスクを診断

防災DBでは、地震・洪水・津波・土砂災害・高潮・液状化の6種類の災害リスクを住所を入力するだけで無料診断できます。
鳴瀬川水系の流域にお住まいの方は、ぜひお試しください。


まとめ

  • 牛野ダムは宮城県に位置するロックフィルダムです
  • 堤高21m、総貯水量約50.0万m³の小規模ダムです
  • かんがいダムとして地域に貢献しています
  • お住まいの地域の災害リスクは防災DBで無料診断できます

データ出典

  • 国土交通省 ダム便覧(MLIT DPF経由) https://www.mlit-data.jp/
  • 国土数値情報 ダムデータ https://nlftp.mlit.go.jp/ksj/gml/datalist/KsjTmplt-W01.html
  • Wikimedia Commons(画像、個別ライセンスは各画像に表記)
  • Wikidata(CC0)

本記事は上記のオープンデータを基に、防災DB編集部が作成しました。データは定期的に更新されますが、最新の情報は各機関の公式サイトをご確認ください。

最終更新: 2026年04月