西原ダムの基本情報と防災上の役割
西原ダムは岡山県勝田郡奈義町に位置するロックフィルダムで、1976年(安定成長期)に完成しました。堤高46m、総貯水量約200万m³(東京ドーム約2杯分)です。かんがい・上水道・工業用水を目的とするかんがいダムです。
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この記事でわかること
- 西原ダムの基本情報(位置・規模・型式)
- 西原ダムの貯水量・流域面積
- 西原ダムの目的と役割(かんがいダム)
- 西原ダムの建設の歴史
- 西原ダムの防災上の役割と災害リスク
西原ダムの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ダム名 | 西原ダム |
| 所在地 | 勝田郡奈義町 |
| 水系 | 吉井川水系 |
| 河川 | 長谷川 |
| 型式 | ロックフィルダム |
| 目的 | かんがい・上水道・工業用水 |
| 管理者 | 中国四国農政局・中国 |
| 堤高 | 46m |
| 堤頂長 | 192m |
| 堤体積 | 341千m³ |
| 総貯水量 | 約200万m³ |
| 有効貯水量 | 約187万m³ |
| 流域面積 | 約14km² |
| 竣工年 | 1976年 |
| 築年数 | 50年 |
西原ダムの貯水量を実感する
西原ダムの総貯水量は約200万m³です。これは東京ドーム約2杯分に相当します。25mプールに換算すると約5,341杯分の水量です。
このうち有効貯水量(実際に利用できる水量)は約187万m³(総貯水量の約93%)です。
流域面積(ダムに水が集まる範囲)は約14km²です。
流域1km²あたり約14.1万m³の水を貯められる計算です。
西原ダムの型式:ロックフィルダム
岩石や砂利を積み上げて築造するダムで、広い谷間や地盤が弱い場所に適しています。
西原ダムの目的と役割
西原ダムはかんがいダムとして、かんがい・上水道・工業用水の3つの目的を担っています。
- かんがい: ダムに貯めた水を農業用水として田畑に供給し、安定した農業生産を支えます。
- 上水道: ダムに貯めた水を浄水処理して、周辺地域の飲料水・生活用水として供給します。
- 工業用水: ダムに貯めた水を工場等の産業用水として供給します。
西原ダムの歴史
西原ダムは1967年に着工し、9年の工期を経て1976年に完成しました。
事業者は中国四国農政局、
施工はアイサワ工業が担当しました。
現在は中国四国農政局・中国が管理を行っています。
西原ダムの防災上の役割と災害リスク
西原ダムはかんがい・上水道・工業用水を目的として建設されています。ダムの貯水機能は、河川の水量を安定させ、渇水時の水不足を防ぐ効果があります。
築50年のダムの安全性
西原ダムは竣工から50年が経過しています。コンクリートダムの耐用年数は一般に100年以上とされていますが、堆砂(ダム湖に土砂が溜まる現象)による貯水容量の減少や、コンクリートの劣化が課題となる場合があります。
国土交通省では定期的なダム点検(3〜5年ごと)を実施しており、安全性の確保に努めています。
西原ダム下流域にお住まいの方へ
ダムがあっても、計画規模を超える大雨(想定外の豪雨)が発生した場合は下流で浸水が発生する可能性があります。以下の備えを確認しておきましょう。
- 洪水ハザードマップの確認: お住まいの自治体が公開している洪水ハザードマップで浸水想定区域・浸水深を確認する
- 避難場所・経路の確認: 洪水時の避難場所と安全な経路を家族で共有する
- 気象情報の注視: 大雨警報・洪水警報が発表されたら、川や用水路に近づかない
ダムは洪水を「なくす」施設ではなく、「軽減する」施設です。ダムの下流だからといって安全とは限りません。
西原ダムに関するよくある質問
西原ダムの貯水量はどのくらいですか?
西原ダムの総貯水量は約200万m³(東京ドーム約2杯分)です。
西原ダムは何のために造られましたか?
西原ダムはかんがい・上水道・工業用水を目的とするかんがいダムとして建設されました。
西原ダムは老朽化していませんか?
竣工から50年が経過していますが、コンクリートダムの耐用年数は一般に100年以上とされています。国土交通省による定期点検が実施されており、必要に応じて補修・補強が行われています。
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まとめ
- 西原ダムは岡山県に位置するロックフィルダムです
- 堤高46m、総貯水量約200万m³の中規模ダムです
- かんがいダムとして地域に貢献しています
- お住まいの地域の災害リスクは防災DBで無料診断できます
データ出典
- 国土交通省 ダム便覧(MLIT DPF経由) https://www.mlit-data.jp/
- 国土数値情報 ダムデータ https://nlftp.mlit.go.jp/ksj/gml/datalist/KsjTmplt-W01.html
- Wikidata(CC0)
本記事は上記のオープンデータを基に、防災DB編集部が作成しました。データは定期的に更新されますが、最新の情報は各機関の公式サイトをご確認ください。
最終更新: 2026年04月