雨滝-釜戸断層の地震リスク

雨滝-釜戸断層は兵庫県・鳥取県に位置する活断層(左横ずれ断層)です。地震が発生した場合、マグニチュード6.4程度の地震が想定されています。これは2016年熊本地震の前震(M6.5)と同程度の規模です。今後30年以内の発生確率はほぼ0%と算出されていますが、活断層である以上、地震発生の可能性はゼロではありません。

防災DBでは、住所を入力するだけで地震・洪水・津波など6種類の災害リスクを無料で一括評価できます。雨滝-釜戸断層周辺にお住まいの方は、ぜひご活用ください。

この記事でわかること

  • 断層の基本情報(位置・長さ・タイプ)
  • 想定される地震の規模と過去の類似地震
  • 今後30年以内の地震発生確率
  • 活動度(A〜C級)と切迫度の評価
  • 過去の活動履歴
  • 周辺の市区町村と影響人口
  • 地震への備え・防災対策

断層の基本情報

項目 内容
断層名 雨滝-釜戸断層
所在地 兵庫県・鳥取県
断層タイプ 左横ずれ断層
長さ 約19km
断層面の深さ 約2km
断層面の幅 約15km
走向 N 60°W
活動度 B級

雨滝-釜戸断層は左横ずれ断層に分類されます。断層を挟んで向かい合ったとき、向こう側が左にずれるタイプの断層です。

左横ずれ断層型地震の特徴

横ずれ断層型の地震では、地表に断層のずれが現れやすく、断層を横切る建物・道路・水道管が直接切断されるリスクがあります。1891年濃尾地震(左横ずれ、M8.0)では、根尾谷断層に沿って最大6mもの水平ずれが生じました。

想定される地震の規模と発生確率

雨滝-釜戸断層で地震が発生した場合、マグニチュード6.4程度の地震が想定されています。
2016年熊本地震の前震(M6.5)と同程度の規模です。震源が浅い活断層型地震では、この規模でも直下で震度6強以上の揺れになる可能性があります。

マグニチュードの目安: マグニチュードが1大きくなるとエネルギーは約32倍、0.2大きくなると約2倍になります。

項目 内容
今後30年以内の発生確率 ほぼ0%
確率の評価 不明
平均活動間隔 約20千年
1回のずれの量 約1.9m

活動度と切迫度

雨滝-釜戸断層の活動度はB級と評価されています。1,000年あたり0.1〜1mのずれが生じており、比較的活動的なグループに分類されます。
具体的には、平均変位速度は0.1 m/千年です。

地震後経過率は0.30です。
平均活動間隔の約30%が経過しています。

地震後経過率とは: 前回の地震から現在までの経過時間を平均活動間隔で割った値です。1.0を超えると「平均的な活動間隔を超えている」ことを意味し、値が大きいほど次の地震が近い可能性があります。

過去の活動履歴

野外調査の結果、最新の活動時期は約5376年前〜約1927年前と推定されています。

周辺の市区町村

本断層帯の周辺には以下の市区町村があり、合計約364,558人が生活しています。

市区町村 都道府県 人口
鳥取市 鳥取県 180,868人
美作市 岡山県 23,831人
八頭町 鳥取県 14,748人
香美町 兵庫県 14,027人
新温泉町 兵庫県 11,944人
岩美町 鳥取県 9,995人
智頭町 鳥取県 5,737人
奈義町 岡山県 5,253人

これらの地域にお住まいの方は、防災DBでご自宅の住所を入力して、より詳細な災害リスクをご確認ください。

地震への備え

本断層帯の周辺にお住まいの方は、以下の備えを日頃から心がけましょう。

  • 家具の固定: 大型家具やテレビは壁に固定し、寝室には背の高い家具を置かないようにしましょう
  • 非常用持ち出し袋: 水(1人あたり3日分=9リットル)、食料、懐中電灯、モバイルバッテリー、常備薬を準備しておきましょう
  • 避難場所の確認: 自宅から最寄りの避難場所・避難所までのルートを家族で共有しておきましょう
  • 耐震診断: 1981年以前に建てられた建物にお住まいの場合、耐震診断を受けることをお勧めします
  • 地震保険: 地震による被害は火災保険だけでは補償されません。地震保険への加入を検討しましょう
  • 断層直上のリスク: 横ずれ断層では、断層を横切る建物や道路が直接ずれによって切断されるリスクがあります。自治体の防災マップで断層の位置を確認しましょう

よくある質問

雨滝-釜戸断層で地震が起きたらどのくらいの規模になりますか?

地震調査委員会の評価では、マグニチュード6.4程度の地震が想定されています。これは2016年熊本地震の前震(M6.5)と同程度の規模です。今後30年以内の発生確率はほぼ0%です。

雨滝-釜戸断層の活動度はどのくらいですか?

本断層帯はB級に分類されています。平均変位速度は0.1 m/千年です。1,000年あたり0.1〜1mのずれが生じており、比較的活動的なグループに分類されます。

雨滝-釜戸断層が最後に動いたのはいつですか?

野外調査の結果、最新の活動時期は約5376年前〜約1927年前と推定されています。

雨滝-釜戸断層の周辺にはどのくらいの人が住んでいますか?

周辺の市区町村には合計約364,558人が生活しています。人口が最も多い自治体は鳥取市です。

左横ずれ断層とはどういう断層ですか?

左横ずれ断層とは、断層を挟んで向かい合ったとき、向こう側が左にずれるタイプの断層です。横ずれ断層型の地震では、地表に断層のずれが現れやすく、断層を横切る建物・道路・水道管が直接切断されるリスクがあります。1891年濃尾地震(左横ずれ、M8.0)では、根尾谷断層に沿って最大6mもの水平ずれが生じました。


防災DBで災害リスクを調べる

防災DBでは、住所を入力するだけで地震・洪水・津波・土砂災害・高潮・液状化の6種類の災害リスクを無料で一括評価できます。本断層帯周辺だけでなく、引っ越し先や実家の災害リスクもぜひチェックしてみてください。

出典・データソース