岩国-五日市断層帯(岩国断層区間)の地震リスク|山口県岩国市の活断層

岩国-五日市断層帯(岩国断層区間)は、山口県岩国市を中心に走る活断層です。地震調査研究推進本部の長期評価では、今後30年以内に約0.28%の確率でM7.0規模の地震を引き起こすと評価されています。

岩国市は日本三名橋のひとつ・錦帯橋で知られ、米海兵隊岩国基地が所在する軍事的にも重要な都市です。M7.0の大きな想定規模が注目されます。

岩国-五日市断層帯(岩国断層区間)の基本情報

項目 内容
位置 山口県岩国市
断層の延長 約25km
想定地震規模 M7.0
断層型 横ずれ断層
特徴 岩国-五日市断層帯の中央部、M7.0

岩国断層区間は岩国-五日市断層帯(全長約100km)の中央部にあたり、己斐断層区間(別記事あり)の南西に位置しています。

地震発生確率

期間 発生確率
30年以内 約0.28%
50年以内 約0.5%
100年以内 約1.0%

なぜ注目すべきか

錦帯橋への影響

錦帯橋は1673年に創建された木造アーチ橋であり、国の名勝・重要文化財です。地震による橋脚の損壊・錦川の地形変化は世界的な文化遺産の重大な損失です。

米海兵隊岩国基地

岩国基地は在日米軍の重要拠点であり、F-35B戦闘機が配備されています。地震による基地施設の損傷は日米同盟の運用に影響します。

石油コンビナート

岩国市には石油精製・化学工場が立地しており、地震時の火災・爆発リスクがあります。

影響が想定される主な市町村

  • 山口県岩国市
  • 山口県柳井市
  • 山口県周防大島町

過去の地震歴

時期 内容
1649年 安芸の地震(M7.0)— 岩国で被害
1905年 芸予地震(M7.2)— 岩国で広域被害
2001年 芸予地震(M6.7)— 岩国市で震度5弱

移住・不動産購入時のチェックポイント

錦川沿いの地盤確認(最重要)
- 錦川の沖積低地は液状化リスクが高い
- 岩国基地周辺は騒音+地震の複合考慮が必要

防災DBで岩国市のリスクを確認する →

データ出典

  • 地震調査研究推進本部「岩国-五日市断層帯の長期評価」
  • 山口県「地震被害想定調査」