愛知県西尾市の災害リスク
この記事では、西尾市の地震・洪水・津波・土砂災害のリスクを、政府の公開データをもとにまとめています。防災DBでは、住所を入力するだけで6種類の災害リスクを無料で一括評価できます。西尾市内の詳しい住所単位のリスクを知りたい方は、ぜひご活用ください。
この記事でわかること
- 西尾市の地震発生確率と地盤の特徴
- 洪水浸水想定区域の範囲と想定浸水深
- 津波浸水想定区域と想定される津波の高さ
- 土砂災害警戒区域の数と過去の災害記録
- 周辺の活断層の位置と想定マグニチュード
- 避難施設・防災インフラの情報
- 今日からできる災害別の具体的な備え
西尾市(愛知県)の人口は約168,300人(2025年推計)。標高は平均8.7mで、最低-0.3mから最高232.9mの範囲です。
西尾市の災害リスクについて よくある疑問
Q. 西尾市は災害に強い街ですか? 弱い街ですか?
西尾市の主な災害リスクは、30年以内の震度6弱以上の発生確率が80.22%、市域の60.5%が洪水浸水想定区域、41.2%が津波浸水想定区域、土砂災害警戒区域が9箇所です。「強い・弱い」は一言で判断できるものではなく、住まう場所の標高・地盤・河川からの距離によって大きく変わります。本記事では6種類のハザードを数値で個別に解説しています。
Q. 「西尾市は危ない」「やばい」という声を見かけました。実際のところはどうですか?
「危ない」「やばい」「怖い」といった言葉は主観的な評価で、根拠となるデータが伴っていない場合もあります。西尾市の災害リスクを客観的に把握するには、全国地震動予測地図・洪水浸水想定区域図・津波浸水想定など政府が公開している一次データを参照するのが確実です。本記事ではこれらの公開データから、ハザードごとの具体的な数値と想定される被害の目安をまとめています。
Q. 西尾市に住む前、引っ越す前に確認しておくべきことは?
自宅や検討中の物件が次の区域に含まれるかを、自治体のハザードマップで確認することを推奨します。
- 洪水浸水想定区域と想定浸水深
- 津波浸水想定区域(沿岸部の場合)
- 土砂災害(特別)警戒区域
- 活断層からの距離
防災DBの住所検索では、住所を入力するだけで6種類の災害リスクを一括で数値化できます。
地震リスク
西尾市で今後30年以内に震度6弱以上の揺れが発生する確率は最大80.22%です(2024年版全国地震動予測地図)。
震度6弱は、立っていることが困難になり、固定していない家具の多くが倒れる揺れです。
表層地盤の平均S波速度(AVS30)は176.0m/sです。AVS30は地盤の硬さを示す指標で、数値が小さいほど地震の揺れが増幅されやすくなります。
西尾市のAVS30は200m/s未満であり、揺れが増幅されやすい軟弱地盤のエリアを含みます。地盤増幅率は2.03倍です。自宅や職場の耐震性を確認し、家具の固定や転倒防止対策を優先的に行いましょう。
30年確率が26%以上と非常に高い値です。これは「30年間に震度6弱以上の揺れを経験する可能性が約4分の1以上」という意味です。耐震診断をまだ受けていない場合は、自治体の耐震診断補助制度の利用を検討してください。
今日からできる地震対策
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家具の転倒防止:突っ張り棒やL字金具で固定する。特に寝室の背の高い家具は最優先
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寝室の安全確認:本棚やタンスの近くで寝ない。倒れても体に当たらない配置に変える
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枕元の備え:スリッパ(ガラス破片対策)と懐中電灯を枕元に置く
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食器棚:ガラス飛散防止フィルムを貼る。扉が開かないよう留め具を取り付ける
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感震ブレーカー:地震後の通電火災を防ぐため、分電盤に設置を検討する
洪水リスク
西尾市では、5,988個の125mメッシュのうち3,622メッシュ(60.5%)が洪水浸水想定区域に含まれています。想定最大浸水深は10.0mです。
| 項目 | データ |
|---|---|
| 想定最大浸水深 | 10.0m |
| 浸水想定メッシュ数 | 3,622 / 5,988 メッシュ(60.5%) |
| 最大浸水継続時間 | 336時間(約14日間) |
| 対象河川 | 乙川、矢作川(2河川) |
市域の半分以上が浸水想定区域にあり、想定最大浸水深は10.0mと2階建て家屋の屋根を超える水位です。自宅がこの範囲に含まれる場合、自宅内での垂直避難(2階へ上がる)では不十分な可能性があります。最寄りの高台や浸水想定区域外の避難場所を事前に確認し、大雨時には早めの水平避難を計画しておきましょう。
浸水継続時間が最大336時間(約14日間)と長期に及ぶ想定です。孤立に備えて、飲料水(1人1日3リットル)と食料を最低3日分、できれば1週間分備蓄しておくことをおすすめします。
今日からできる洪水対策
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ハザードマップの確認:自治体のハザードマップで自宅の想定浸水深を確認する。「西尾市 ハザードマップ」で検索
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「川の防災情報」アプリ:国土交通省の公式アプリをスマホにインストールし、水位アラートを設定する
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避難の目安:水深が30cmを超えると車が動かなくなり、50cmを超えると大人でも歩行が困難になります。早めの避難判断を
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備蓄品の準備:飲料水・食料(14日分)、携帯トイレ、モバイルバッテリー、常備薬を2階以上に保管する
津波リスク
西尾市では、5,988メッシュのうち2,467メッシュ(41.2%)が津波浸水想定区域に含まれています。想定最大浸水深は2.0mです。
想定最大浸水深は2.0mです。1m未満の津波でも流速によっては歩行不能になり、巻き込まれると命に関わります。沿岸部では津波注意報にも注意し、海岸から離れましょう。
今日からできる津波対策
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避難ルートの確認:自宅・職場から最寄りの高台への徒歩ルートを実際に歩いて確認する
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「津波てんでんこ」:強い揺れを感じたら、津波警報を待たずに各自すぐ高台へ避難する。家族の集合場所は事前に決めておく
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津波避難ビルの把握:「西尾市 津波避難ビル」で検索し、日常の行動範囲内にある津波避難ビルを把握しておく
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第2波・第3波への備え:津波は繰り返し押し寄せ、第1波が最大とは限りません。警報が解除されるまで高台にとどまりましょう
高潮リスク
西尾市では、5,988メッシュのうち3,281メッシュ(54.8%)が高潮浸水想定区域に含まれています。想定最大浸水深は5.0mです。
広範囲に高潮の影響が想定されています。台風接近時には、高潮警報・高潮特別警報に注意し、沿岸部や低地からは早めに避難しましょう。
土砂災害リスク
西尾市には9箇所の土砂災害警戒区域が指定されています(国土数値情報・土砂災害警戒区域データ)。5,988メッシュのうち0メッシュ(0%)がこれらの区域に含まれています。
また、竜巻等の突風が4件記録されています(国土数値情報・竜巻等突風データ)。
今日からできる土砂災害対策
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警戒区域の確認:「愛知県 土砂災害警戒区域マップ」で検索し、自宅が警戒区域に含まれるか確認する
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前兆現象を知る:がけ崩れの前兆は「小石がパラパラ落ちる」「がけに割れ目が見える」「がけから水が湧き出す」。1つでも気づいたらすぐに離れる
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避難のタイミング:土砂災害警戒情報が発表されたら、暗くなる前に避難する
-
就寝時の備え:崖に面した部屋で寝ない。2階の崖と反対側の部屋で就寝することで、万一の場合でも生存率が上がる
活断層
西尾市の周辺には以下の活断層が確認されています(地震調査研究推進本部)。
| 断層名 | 西尾市からの距離 | 想定M |
|---|---|---|
| 深溝断層帯 | 0.7km | M6.6 |
| 伊勢湾断層帯主部南部 | 5.0km | M6.4 |
| 加木屋断層帯 | 8.6km | M6.9 |
最寄りの活断層(深溝断層帯)との距離が0.7kmと非常に近く、この断層が活動した場合は直下型地震となる可能性があります。直下型地震は緊急地震速報が間に合わないことがあるため、事前の備え(家具固定、耐震補強)が特に重要です。
地域の特徴
気候
| 項目 | データ |
|---|---|
| 年間降水量 | 1,472mm |
| 1月平均気温 | 5.3℃ |
| 8月平均気温 | 27.6℃ |
| 最深積雪 | 1cm |
土地利用
建物用地が40.8%、森林が8.2%、農地が46.3%を占めています。
人口集中地区(DID)
人口集中地区の人口は85,818人、人口密度は4,794人/km²です。
避難施設・防災インフラ
| 項目 | 数 |
|---|---|
| 避難施設 | 92箇所 |
| 消防署 | 8箇所 |
| 学校 | 53校 |
| 福祉施設 | 29施設 |
| 警察署 | 20箇所 |
最寄りの避難施設は「西尾市 避難場所」で検索して確認できます。日頃から自宅・職場から最寄りの避難場所への経路を確認しておきましょう。
西尾市の自然災害伝承碑
西尾市には、過去の災害を後世に伝える自然災害伝承碑が24基登録されています(国土地理院)。碑が記録する災害は、これから起こりうる災害への備えを考える上で重要な歴史資料です。
| 碑名 | 建立年 | 災害名 | 災害種別 |
|---|---|---|---|
| 水害碑 | 1889年 | 高潮(1889年) | 高潮 |
| 海嘯記念碑 | 1895年 | 高潮(1889年) | 高潮 |
| 震災碑 | 1952年 | 三河地震(1945年1月13日) | 地震 |
| 震災碑 | 1953年 | 三河地震(1945年1月13日) | 地震 |
| 戦死震災者之碑 | 1954年 | 三河地震(1945年1月13日) | 地震 |
| 殃死者霊碑 | 1955年 | 三河地震(1945年1月13日) | 地震 |
| 十三号台風水害記念碑 | 1956年 | 昭和28年台風13号(1953年9月25日) | 高潮 |
| 藤江海嘯記念之碑 | 1956年 | 昭和28年台風13号(1953年9月25日) | 高潮 |
| 災害復興記念碑及び高潮標 | 1956年 | 昭和東南海地震(1944年12月7日)三河地震(1945年1月13日)昭和28年台風13号(1953年9月25日) | 高潮・地震 |
| 慰霊碑 | 1956年 | 三河地震(1945年1月13日) | 地震 |
| 震災之碑 | 1957年 | 三河地震(1945年1月13日) | 地震 |
| 十三号台風記念碑 | 1958年 | 昭和28年台風13号(1953年9月25日) | 高潮 |
| 震災供養碑 | 1960年 | 三河地震(1945年1月13日) | 地震 |
| 伊勢湾台風災害復旧之碑 | 1964年 | 伊勢湾台風(1959年9月26日) | 高潮 |
| 三河地震之碑 | 1973年 | 三河地震(1945年1月13日) | 地震 |
| 三河大地震之碑 | 1983年 | 三河地震(1945年1月13日) | 地震 |
| 徳風静禍波転 | 1985年 | 高潮(1889年)昭和28年台風13号(1953年9月25日) | 高潮 |
| 三河大地震追憶の碑 | 1994年 | 三河地震(1945年1月13日) | 地震 |
| 不可忘三河地震 | 2001年 | 三河地震(1945年1月13日) | 地震 |
| 水害溺死者・浄土三部妙典書写供養塔 | — | 高潮(1889年) | 高潮 |
| 海嘯溺死者供養塔 | — | 高潮(1889年) | 高潮 |
| 水害死者供養之塔 | — | 高潮(1889年) | 高潮 |
| 昭和二十八年高潮大水害目標 | — | 高潮(1889年)昭和28年台風13号(1953年9月25日) | 高潮 |
| 水難死亡者慰霊墓 | — | 高潮(1889年) | 高潮 |
伝承内容
水害碑(1889年建立)
明治22年(1889)9月11日に襲来した台風により、伊勢三河湾で高潮が発生した。これにより衣崎村では溺死者58人、流出家屋213戸の被害となった。この碑の裏面には水面を示した線がある。
- 所在地: 愛知県西尾市一色町生田(憶念寺)
- 災害: 高潮(1889年)
- 災害種別: 高潮
- 地図: 34.78495, 137.03396
海嘯記念碑(1895年建立)
明治22年(1889)の高潮は、吉田村で最海水高約4.6m、溺死者378人、負傷者数えきれず、流壊家屋302戸、家屋舟車が富田村や饗庭村まで流され、潮干の間に死者を捜索し、堤防の多くは原型をなくす被害となった。なお、この碑は建立後、二度の移転で現在地にある。また、この高潮での死者を弔う三界萬霊碑も隣接してある。
- 所在地: 愛知県西尾市吉良町吉田石池(宝珠院)
- 災害: 高潮(1889年)
- 災害種別: 高潮
- 地図: 34.79565, 137.06877
震災碑(1952年建立)
昭和20年(1945)1月13日に突如発生した三河地震では、当大字徳次でも惨害著しく、死者26名、負傷者50余名、家屋倒壊67戸、倒壊を免れたものも概ね半壊状態だった。この惨事も時と共に忘れられつつあるので、震災碑を建立し、併せて圧死された方の芳名を記し、その霊を慰めるとともに、災害を後世に伝え、防災対策の一助となることを望む。
- 所在地: 愛知県西尾市徳次町宮廻(白山神社)
- 災害: 三河地震(1945年1月13日)
- 災害種別: 地震
- 地図: 34.86623, 137.07268
震災碑(1953年建立)
昭和20年(1945)に発生した三河地震により、死者5名、倒壊家屋33棟の被害を受けた。震災で亡くなった5名を祀るため、この碑が建立された。
- 所在地: 愛知県西尾市熊味町山畔(熊子観音寺)
- 災害: 三河地震(1945年1月13日)
- 災害種別: 地震
- 地図: 34.87125, 137.06955
戦死震災者之碑(1954年建立)
昭和20年(1945)1月13日未明に、マグニチュード6.8の内陸直下型地震である三河地震が発生した。この碑は、戦死者とともにこの震災で亡くなった方20名を刻字し祀っている。
- 所在地: 愛知県西尾市高河原町柳原(薬師堂)
- 災害: 三河地震(1945年1月13日)
- 災害種別: 地震
- 地図: 34.85825, 137.08130
殃死者霊碑(1955年建立)
昭和20年(1945)1月13日未明に発生した三河地震では旧西尾市のみでも死者187名、傷者350名、全壊家屋1,830戸、半壊家屋は数えきれないという惨状であった。中原町でも死者18名、傷者20数名に達し、倒壊家屋も35戸、倒壊を免れても大破・半壊し、無事な家屋はなかった。
- 所在地: 愛知県西尾市中原町前畑(栄安寺)
- 災害: 三河地震(1945年1月13日)
- 災害種別: 地震
- 地図: 34.88294, 137.07808
十三号台風水害記念碑(1956年建立)
昭和28年(1953)9月25日の台風13号により水門より西北方800mの堤防が決壊し、全耕地は水没、住家の殆どは流失又は倒壊し、その惨状は目もあてられぬ状況であった。男子は堤防警備、女子供は社務所に避難させる等、誤りなく処置をとった。
- 所在地: 愛知県西尾市一色町坂田新田小家前(坂田神社)
- 災害: 昭和28年台風13号(1953年9月25日)
- 災害種別: 高潮
- 地図: 34.79883, 137.02247
藤江海嘯記念之碑(1956年建立)
昭和28年(1953)9月25日に当地を襲った台風13号は満潮と重なり、これまでにない高潮災害となった。藤江部落では夕闇迫る午後6時40分に西方入江の堤防200mが決壊し激流が家屋を一瞬で水没させた。続いて南方坂田堤防も決壊が相次いで起こり、住民は高所へ避難した。
- 所在地: 愛知県西尾市一色町藤江宮西(藤江神明社)
- 災害: 昭和28年台風13号(1953年9月25日)
- 災害種別: 高潮
- 地図: 34.80084, 137.02860
災害復興記念碑及び高潮標(1956年建立)
昭和19年(1944)12月7日正午に昭和東南海地震が発生した。翌年昭和20年(1945)1月13日夜半に起きた三河地震では、倒壊家屋45戸、死者18名、半壊家屋・負傷者多数と甚だしい被害があった。さらに昭和28年(1953)9月25日の台風13号でも堤防決壊4カ所、家屋流失5戸、橋梁流失14カ所等の被害があった。また、境内には高潮標もあり、昭和28年台風13号の高潮における到達水面を示す。
- 所在地: 愛知県西尾市吉良町富好新田蔵井戸(真正寺)
- 災害: 昭和東南海地震(1944年12月7日)三河地震(1945年1月13日)昭和28年台風13号(1953年9月25日)
- 災害種別: 高潮・地震
- 地図: 34.79476, 137.07718
慰霊碑(1956年建立)
昭和20年(1945)1月13日に三河地震が発生した。米津部落でも死者53名、負傷者60余名、住家全壊102戸、半壊250戸、納屋倒壊300戸の被害があった。震動が急激で、深夜のため外に逃げられず、家屋の下敷きになって犠牲になった者が多かった。
- 所在地: 愛知県西尾市米津町蓮台
- 災害: 三河地震(1945年1月13日)
- 災害種別: 地震
- 地図: 34.89186, 137.05791
震災之碑(1957年建立)
昭和20年(1945)1月13日未明に発生した三河地震では、当部落でも甚大な災害があり、家屋倒壊死者24名と惨状は言語に絶した。
- 所在地: 愛知県西尾市志籠谷町乾地(蓮正寺)
- 災害: 三河地震(1945年1月13日)
- 災害種別: 地震
- 地図: 34.88201, 137.08160
十三号台風記念碑(1958年建立)
昭和28年(1953)9月25日午後6時に襲来した台風13号は風速45mを超え、潮位も平常時より2mも高く、明治22年の高潮を超えた。町は午後4時、全町民に対して避難命令を発し、対策を講じたが、二時間後にはこれまでにない大水害、被害甚大にして惨憺たる様相となった。全町民は一丸となり、40数日の不眠不休の復旧にあたった。
- 所在地: 愛知県西尾市一色町一色伊那跨
- 災害: 昭和28年台風13号(1953年9月25日)
- 災害種別: 高潮
- 地図: 34.81065, 137.02720
震災供養碑(1960年建立)
昭和20年(1945)1月13日午前3時40分に発生した三河地震は、愛知県で死者2,306人、負傷者3,866人、全半壊家屋23,776棟の被害となった。この地で亡くなった9名の供養のためこの碑は建てられた。
- 所在地: 愛知県西尾市吉良町津平大入(津平燧山墓地園庭)
- 災害: 三河地震(1945年1月13日)
- 災害種別: 地震
- 地図: 34.82697, 137.11378
伊勢湾台風災害復旧之碑(1964年建立)
昭和34年(1959)9月26日夜半に伊勢湾台風は、瞬間最大風速50m、最低気圧910ミリバール、潮位標高3.6mに達し、堤防が1,400mにわたって決壊した。農地は泥海と化し、浸水面積650ヘクタール、死者1名、負傷者40名、被災者2,605名、被災家屋259戸等と言語に絶する被害が出た。県は直ちに復旧工事を行い、強固な堤防を築いた。
- 所在地: 愛知県西尾市南奥田町新田東
- 災害: 伊勢湾台風(1959年9月26日)
- 災害種別: 高潮
- 地図: 34.82468, 136.99336
三河地震之碑(1973年建立)
昭和20年(1945)に発生した三河地震により、死者7名の被害を受けた。震災で亡くなった7名を祀るため、この碑が建立された。
- 所在地: 愛知県西尾市高落町河原前(高落墓地)
- 災害: 三河地震(1945年1月13日)
- 災害種別: 地震
- 地図: 34.90194, 137.11258
三河大地震之碑(1983年建立)
昭和20年(1945)1月13日午前3時38分に発生した三河地震により、氏子にて全半壊家屋600余戸、圧死者130名に及ぶ大災害を受けた。地震の猛威と悲惨さを改めて思い起こすために碑を建立し、併せて犠牲者の芳名を刻み冥福を祈る。
- 所在地: 愛知県西尾市吉良町上横須賀宮腰(春日神社)
- 災害: 三河地震(1945年1月13日)
- 災害種別: 地震
- 地図: 34.83127, 137.07315
徳風静禍波転(1985年建立)
明治22年(1889)9月11日これまでにない大風水害に襲われ、高島部落総戸数62の内、流失42、倒壊7、死者118人の被害となり、隣接の豊岡部落と共に壊滅に等しい有様だった。それから半世紀余りの昭和28年(1953)9月25日、台風13号が襲来し、部落のほとんど全戸が水没、死者14人と再び部落に試練を課した。自然の警めと先人の困苦を忘れぬため碑を設置する。
- 所在地: 愛知県西尾市吉良町吉田西高島
- 災害: 高潮(1889年)昭和28年台風13号(1953年9月25日)
- 災害種別: 高潮
- 地図: 34.78515, 137.05374
三河大地震追憶の碑(1994年建立)
戦争熾烈下の昭和20年(1945)1月13日午前3時15分に発生した三河地震が三河地方を局地的に襲った。上下の揺れが発生し、家屋は瞬時に倒壊し、頭に鴨居、胸に梁が落ちてきた。この碑は犠牲者の第50回忌にて建立された。
- 所在地: 愛知県西尾市吉良町津平下天神(津平天神墓地)
- 災害: 三河地震(1945年1月13日)
- 災害種別: 地震
- 地図: 34.82588, 137.10139
不可忘三河地震(2001年建立)
昭和20年(1945)1月13日未明に、マグニチュード6.8の内陸直下型地震である三河地震が発生した。当地方を襲ったこの地震による三和村江原での死者は91名であった。
- 所在地: 愛知県西尾市江原町
- 災害: 三河地震(1945年1月13日)
- 災害種別: 地震
- 地図: 34.87432, 137.08642
水害溺死者・浄土三部妙典書写供養塔
明治22年(1889)9月11日に襲来した台風により、伊勢三河湾で高潮が発生し、愛知県で死者876人、負傷者79人の被害となった。この碑は溺死者の供養のために建立された。
- 所在地: 愛知県西尾市一色町一色中屋敷(崇用寺)
- 災害: 高潮(1889年)
- 災害種別: 高潮
- 地図: 34.81087, 137.02440
海嘯溺死者供養塔
明治22年(1889)9月11日に襲来した台風により、伊勢三河湾で高潮が発生した。この碑は中外澤村、小薮村、細川村の3村における高潮による溺死者102名の供養のために建立された。
- 所在地: 愛知県西尾市一色町味浜西乾地(普元寺)
- 災害: 高潮(1889年)
- 災害種別: 高潮
- 地図: 34.81368, 137.02057
水害死者供養之塔
明治22年(1889)9月11日に襲来した台風により、伊勢三河湾で高潮が発生し、愛知県で死者876人、負傷者79人の被害となった。この碑は溺死者の供養のために建立された。
- 所在地: 愛知県西尾市吉良町吉田上浜(膿弘法)
- 災害: 高潮(1889年)
- 災害種別: 高潮
- 地図: 34.79496, 137.06880
昭和二十八年高潮大水害目標
大島八幡社境内に2基の標があり、明治22年(1889)の高潮と、昭和28年(1953)9月25日午後6時40分の台風13号による高潮の到達水面を示している。台風13号の標の裏面には当氏子108戸の内、全壊9戸、半壊24戸、床上浸水37戸、床下浸水21戸、無浸水17戸と記載がある。
- 所在地: 愛知県西尾市吉良町大島一反畑(大島八幡社)
- 災害: 高潮(1889年)昭和28年台風13号(1953年9月25日)
- 災害種別: 高潮
- 地図: 34.79183, 137.04881
水難死亡者慰霊墓
明治22年(1889)9月11日に襲来した台風により、伊勢三河湾で高潮が発生し、愛知県で死者876人、負傷者79人の被害となった。この碑は溺死者の供養のために建立された。
- 所在地: 愛知県西尾市奥田町1丁目
- 災害: 高潮(1889年)
- 災害種別: 高潮
- 地図: 34.83745, 136.99849
出典: 国土地理院「自然災害伝承碑」(CC BY 4.0)
よくある質問
西尾市で大地震が起きる確率は?
今後30年以内に震度6弱以上の揺れが発生する確率は、西尾市内の最大値で80.22%です(2024年版全国地震動予測地図、防災科学技術研究所)。
西尾市は洪水の危険がある?
西尾市の5,988メッシュのうち3,622メッシュ(60.5%)が洪水浸水想定区域に含まれています。想定最大浸水深は10.0mです。お住まいの地域が浸水想定区域に含まれるかは、自治体のハザードマップで確認できます。
西尾市に津波は来る?
西尾市の2,467メッシュ(41.2%)が津波浸水想定区域に含まれています。想定最大浸水深は2.0mです。沿岸部にお住まいの方は、最寄りの高台や津波避難ビルを事前に確認しておきましょう。
西尾市の土砂災害警戒区域は?
西尾市には9箇所の土砂災害警戒区域が指定されています。お住まいの場所が警戒区域かどうかは、愛知県の土砂災害警戒区域マップで確認できます。
西尾市の避難場所はどこ?
西尾市には92箇所の避難施設があります。最寄りの避難場所は「西尾市 避難場所」で検索して確認できます。
まとめ:西尾市の防災で押さえておきたいこと
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地震:30年以内に震度6弱以上の確率が80.22%。家具の固定と耐震性の確認を
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洪水:3,622メッシュ(60.5%)が浸水想定区域。ハザードマップで自宅の浸水深を確認
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津波:想定最大2.0m。沿岸部では高台への避難経路を複数確認
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データ出典: 全国地震動予測地図(防災科学技術研究所)、国土数値情報(国土交通省)、国勢調査(総務省)、土砂災害履歴(国土数値情報)。各データの詳細はデータソース一覧をご覧ください。