鹿児島県十島村の災害時医療・福祉体制|病院・高齢者施設・福祉避難所データ

この記事は、鹿児島県十島村の災害時医療・福祉体制について、人口構成(高齢化率・要配慮者)、医療インフラ(病院・病床・医師)、介護・福祉施設、福祉避難所の登録状況を政府の公開データから整理したものです。
十島村の人口は740人、そのうち65歳以上の割合は27.6%です。
十島村は小規模自治体で、病院や高齢者入所施設は近隣自治体と連携して整備されています。
住所単位の詳しい災害リスクは防災DBで、十島村の総合的な災害リスクは鹿児島県十島村の災害リスクページもあわせてご覧ください。

この記事でわかること

  • 人口構成と災害時要配慮者の規模(高齢者・一人暮らし高齢者)
  • 医療インフラ(病院・病床・医師数)の概況
  • 介護・福祉施設(特養・養護・有料老人ホーム等)の定員
  • 福祉避難所の登録状況
  • この市区町村で想定される主な災害リスク
  • 過去の災害記録と医療・福祉上の留意点

十島村の人口構成と災害時要配慮者

2020年度時点で、十島村の総人口は740人です。
65歳以上の高齢者は204人(27.6%)で、全国平均(約29%)と比較してやや下回る水準にあります。
さらに75歳以上の後期高齢者は101人(13.6%)です。
65歳以上の一人暮らし世帯は101世帯で、災害時には情報取得や避難に配慮が必要な世帯として想定されます。
災害対策基本法では、自力避難が困難な高齢者・障害者・乳幼児等を「避難行動要支援者」として把握し、個別避難計画を作成することが市区町村に求められています。

十島村の医療インフラ

2022年度時点で、村内には病院は立地していません(診療所は7施設あります)。
医師数は0人です。
人口10万人あたりの医師数は0.0人で、全国平均(約275人)と比較して大幅に下回り、医療アクセスに留意が必要な水準にあります。
0歳平均余命は男性80.9年、女性87.6年(直近の公表値)で、地域の医療・保健体制の到達水準を示す参考指標となります。
災害時には普段の医療供給体制が被災し機能低下するため、平時の医療キャパシティの厚さは災害医療の初動対応に直結します。

十島村の福祉避難所の登録状況

国土地理院の指定緊急避難場所データに登録されている十島村の避難所は19箇所です。
国土地理院データでは、避難対象に要配慮者・高齢者・障害者等が明記された「福祉避難所」としての登録はありません。ただし、十島村公式の地域防災計画では別途福祉避難所が指定されている可能性が高いため、自治体公式の情報を必ず確認してください。
福祉避難所は、一般の避難所での生活が困難な高齢者・障害者・妊産婦・乳幼児等を対象とする二次的な避難所です。要支援者本人の事前登録や、施設との協定に基づいて開設されます。

十島村で想定される災害リスク(医療福祉対応の前提)

災害種別 リスク指標
津波浸水想定区域(面積率) 20.7%、最大想定浸水深3.0m
土砂災害警戒区域(面積率) 98.9%

これらのリスクは、高齢者施設・病院の立地判定や避難計画の前提になります。詳細なハザードマップ情報は鹿児島県十島村の災害リスクページでご確認ください。

十島村の過去の災害と医療福祉対応の留意点

防災科学技術研究所の災害事例データベースには、十島村に関連する災害記録が3件収録されています。
最新の記録は2020年です。
過去の大規模災害では、高齢者施設の孤立・停電による医療機器停止・医薬品の供給遅延といった課題が繰り返し報告されています。平時からの自家発電・備蓄・連絡体制の確認が、被災時の医療福祉機能維持に直結します。

十島村の他の防災情報

十島村の防災・災害リスクに関する他のテーマも、政府公開データをもとに整理しています。用途に合わせてご覧ください。

十島村の災害種別ごとに詳しく見る

広域(都道府県レベル)の情報

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データ出典: 全国地震動予測地図(防災科学技術研究所 J-SHIS)、国土数値情報(国土交通省)、国勢調査・社会人口統計体系(総務省統計局・e-Stat)、指定緊急避難場所データ(国土地理院)、災害事例データベース(防災科研 DIL)。各データの詳細はデータソース一覧をご覧ください。