埼玉県加須市の災害リスク
この記事では、加須市の地震・洪水・津波・土砂災害のリスクを、政府の公開データをもとにまとめています。防災DBでは、住所を入力するだけで6種類の災害リスクを無料で一括評価できます。加須市内の詳しい住所単位のリスクを知りたい方は、ぜひご活用ください。
この記事でわかること
- 加須市の地震発生確率と地盤の特徴
- 洪水浸水想定区域の範囲と想定浸水深
- 土砂災害警戒区域の数と過去の災害記録
- 周辺の活断層の位置と想定マグニチュード
- 避難施設・防災インフラの情報
- 今日からできる災害別の具体的な備え
加須市(埼玉県)の人口は約109,533人(2025年推計)。標高は平均13.4mで、最低9.6mから最高23.5mの範囲です。
加須市の災害リスクについて よくある疑問
Q. 加須市は災害に強い街ですか? 弱い街ですか?
加須市の主な災害リスクは、30年以内の震度6弱以上の発生確率が82.83%、市域の98.0%が洪水浸水想定区域、土砂災害警戒区域が55箇所です。「強い・弱い」は一言で判断できるものではなく、住まう場所の標高・地盤・河川からの距離によって大きく変わります。本記事では6種類のハザードを数値で個別に解説しています。
Q. 「加須市は危ない」「やばい」という声を見かけました。実際のところはどうですか?
「危ない」「やばい」「怖い」といった言葉は主観的な評価で、根拠となるデータが伴っていない場合もあります。加須市の災害リスクを客観的に把握するには、全国地震動予測地図・洪水浸水想定区域図・津波浸水想定など政府が公開している一次データを参照するのが確実です。本記事ではこれらの公開データから、ハザードごとの具体的な数値と想定される被害の目安をまとめています。
Q. 加須市に住む前、引っ越す前に確認しておくべきことは?
自宅や検討中の物件が次の区域に含まれるかを、自治体のハザードマップで確認することを推奨します。
- 洪水浸水想定区域と想定浸水深
- 津波浸水想定区域(沿岸部の場合)
- 土砂災害(特別)警戒区域
- 活断層からの距離
防災DBの住所検索では、住所を入力するだけで6種類の災害リスクを一括で数値化できます。
地震リスク
加須市で今後30年以内に震度6弱以上の揺れが発生する確率は最大82.83%です(2024年版全国地震動予測地図)。
震度6弱は、立っていることが困難になり、固定していない家具の多くが倒れる揺れです。
表層地盤の平均S波速度(AVS30)は174.0m/sです。AVS30は地盤の硬さを示す指標で、数値が小さいほど地震の揺れが増幅されやすくなります。
加須市のAVS30は200m/s未満であり、揺れが増幅されやすい軟弱地盤のエリアを含みます。地盤増幅率は2.07倍です。自宅や職場の耐震性を確認し、家具の固定や転倒防止対策を優先的に行いましょう。
30年確率が26%以上と非常に高い値です。これは「30年間に震度6弱以上の揺れを経験する可能性が約4分の1以上」という意味です。耐震診断をまだ受けていない場合は、自治体の耐震診断補助制度の利用を検討してください。
今日からできる地震対策
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家具の転倒防止:突っ張り棒やL字金具で固定する。特に寝室の背の高い家具は最優先
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寝室の安全確認:本棚やタンスの近くで寝ない。倒れても体に当たらない配置に変える
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枕元の備え:スリッパ(ガラス破片対策)と懐中電灯を枕元に置く
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食器棚:ガラス飛散防止フィルムを貼る。扉が開かないよう留め具を取り付ける
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感震ブレーカー:地震後の通電火災を防ぐため、分電盤に設置を検討する
洪水リスク
加須市では、6,128個の125mメッシュのうち6,005メッシュ(98.0%)が洪水浸水想定区域に含まれています。想定最大浸水深は10.0mです。
| 項目 | データ |
|---|---|
| 想定最大浸水深 | 10.0m |
| 浸水想定メッシュ数 | 6,005 / 6,128 メッシュ(98.0%) |
| 最大浸水継続時間 | 336時間(約14日間) |
| 対象河川 | 備前堀川、利根川、午の堀川、小山川、手子堀川、新槐堀川、渡良瀬川、福川、荒川、青毛堀川(10河川) |
市域の半分以上が浸水想定区域にあり、想定最大浸水深は10.0mと2階建て家屋の屋根を超える水位です。自宅がこの範囲に含まれる場合、自宅内での垂直避難(2階へ上がる)では不十分な可能性があります。最寄りの高台や浸水想定区域外の避難場所を事前に確認し、大雨時には早めの水平避難を計画しておきましょう。
浸水継続時間が最大336時間(約14日間)と長期に及ぶ想定です。孤立に備えて、飲料水(1人1日3リットル)と食料を最低3日分、できれば1週間分備蓄しておくことをおすすめします。
今日からできる洪水対策
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ハザードマップの確認:自治体のハザードマップで自宅の想定浸水深を確認する。「加須市 ハザードマップ」で検索
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「川の防災情報」アプリ:国土交通省の公式アプリをスマホにインストールし、水位アラートを設定する
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避難の目安:水深が30cmを超えると車が動かなくなり、50cmを超えると大人でも歩行が困難になります。早めの避難判断を
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備蓄品の準備:飲料水・食料(14日分)、携帯トイレ、モバイルバッテリー、常備薬を2階以上に保管する
津波リスク
加須市には津波浸水想定区域のデータがありません。
土砂災害リスク
加須市には55箇所の土砂災害警戒区域が指定されています(国土数値情報・土砂災害警戒区域データ)。6,128メッシュのうち0メッシュ(0%)がこれらの区域に含まれています。
また、竜巻等の突風が1件記録されています(国土数値情報・竜巻等突風データ)。
今日からできる土砂災害対策
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警戒区域の確認:「埼玉県 土砂災害警戒区域マップ」で検索し、自宅が警戒区域に含まれるか確認する
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前兆現象を知る:がけ崩れの前兆は「小石がパラパラ落ちる」「がけに割れ目が見える」「がけから水が湧き出す」。1つでも気づいたらすぐに離れる
-
避難のタイミング:土砂災害警戒情報が発表されたら、暗くなる前に避難する
-
就寝時の備え:崖に面した部屋で寝ない。2階の崖と反対側の部屋で就寝することで、万一の場合でも生存率が上がる
活断層
加須市の周辺には以下の活断層が確認されています(地震調査研究推進本部)。
| 断層名 | 加須市からの距離 | 想定M |
|---|---|---|
| 深谷断層・綾瀬川断層(全体が同時に活動) | 9.6km | M7.5 |
| 深谷断層・綾瀬川断層(深谷断層と鴻巣-伊奈区間が同時に活動) | 9.6km | M7.4 |
| 深谷断層・綾瀬川断層(鴻巣-伊奈区間と伊奈-川口区間が同時に活動) | 9.6km | M7.0 |
最寄りの活断層(深谷断層・綾瀬川断層(全体が同時に活動))から9.6kmの位置にあります。この断層が活動した場合、加須市でも強い揺れが想定されます。
地域の特徴
気候
| 項目 | データ |
|---|---|
| 年間降水量 | 1,256mm |
| 1月平均気温 | 3.7℃ |
| 8月平均気温 | 26.6℃ |
| 最深積雪 | 5cm |
土地利用
建物用地が35.6%、森林が0.2%、農地が60.1%を占めています。
人口集中地区(DID)
人口集中地区の人口は41,347人、人口密度は4,289人/km²です。
避難施設・防災インフラ
| 項目 | 数 |
|---|---|
| 避難施設 | 100箇所 |
| 消防署 | 6箇所 |
| 学校 | 52校 |
| 福祉施設 | 278施設 |
| 警察署 | 10箇所 |
最寄りの避難施設は「加須市 避難場所」で検索して確認できます。日頃から自宅・職場から最寄りの避難場所への経路を確認しておきましょう。
加須市の自然災害伝承碑
加須市には、過去の災害を後世に伝える自然災害伝承碑が16基登録されています(国土地理院)。碑が記録する災害は、これから起こりうる災害への備えを考える上で重要な歴史資料です。
| 碑名 | 建立年 | 災害名 | 災害種別 |
|---|---|---|---|
| 背高地蔵 | 1718年 | 洪水(1704年、他) | 洪水 |
| 寛保二年水難供養塔 | 1774年 | 寛保2年の大洪水(1742年8月) | 洪水 |
| 石橋供養塔・降砂洪水記録之碑 | 1791年 | 天明3年浅間山噴火(1783年) 天明6年の大洪水(1786年) | 洪水・火山災害 |
| 石橋供養塔・水災記念之碑 | 1911年 | 明治43年の大水害(1910年8月) | 洪水 |
| 水量杭記念碑 | 1911年 | 明治43年の大水害(1910年8月) | 洪水 |
| 明治四十三年大洪水記念碑 | 1911年 | 明治43年の大水害(1910年8月) | 洪水 |
| 洪水記念碑 | 1911年 | 明治43年の大水害(1910年8月) | 洪水 |
| 改葬紀念之碑 | 1912年 | 洪水(1786年8月) | 洪水 |
| 水害紀念碑 | 1913年 | 明治43年の大水害(1910年8月11日) | 洪水 |
| 建碑記 | 1917年 | 洪水(1786年、他) | 洪水 |
| 昭和二十二年大洪水記念碑 | 1950年 | カスリーン台風(1947年9月) | 洪水 |
| 決壊口跡 | 1950年 | カスリーン台風(1947年9月) | 洪水 |
| 水害復旧竣功記念碑 | 1950年 | カスリーン台風(1947年9月) | 洪水 |
| 決壊口跡 | 1950年 | カスリーン台風(1947年9月) | 洪水 |
| 水害復旧記念碑 | 1951年 | カスリーン台風(1947年9月) | 洪水 |
| 利根川治水記念碑 | 1989年 | カスリーン台風(1947年9月) | 洪水 |
伝承内容
背高地蔵(1718年建立)
宝永元年(1704)の水害により、騎西領用水路の水門や排水路である笊田落堀、備前堀が被害を受けた。旧騎西町ではその昔、家々が濁流にのまれ、辺り一面が大海原となった。水害で亡くなった人の供養とともに、どんな大水に遭っても潜らないようにと、背の高い地蔵尊が建てられた。
- 所在地: 埼玉県加須市下崎
- 災害: 洪水(1704年、他)
- 災害種別: 洪水
- 地図: 36.10154, 139.55647
寛保二年水難供養塔(1774年建立)
寛保2年7月27・28日(1742年8月27・28日)と雨が降り続き、8月1日(1742年8月30日)の夜中に大雨となった。翌2日の朝には、加須市志多見の阿良川地内では、水除け堤約90mが決壊した。利根川をはじめとする多くの諸河川の水が溢れ、被害は江戸までおよび、この地域でも洪水で多くの人が亡くなった。
- 所在地: 埼玉県加須市中ノ目(中ノ目橋北)
- 災害: 寛保2年の大洪水(1742年8月)
- 災害種別: 洪水
- 地図: 36.09260, 139.55289
石橋供養塔・降砂洪水記録之碑(1791年建立)
天明3年(1783)の浅間山噴火による降灰により、利根川などの川床が上昇した。天明6年7月13日から16日(1786年8月6日から9日)まで大雨となり、諸河川の氾濫をもたらした。翌年は、前年の水害と天候不順により凶作となり飢饉となった。
- 所在地: 埼玉県加須市水深(青毛堀川・二枚橋)
- 災害: 天明3年浅間山噴火(1783年) 天明6年の大洪水(1786年)
- 災害種別: 洪水・火山災害
- 地図: 36.10447, 139.63285
石橋供養塔・水災記念之碑(1911年建立)
明治43年(1910)は、梅雨の頃から7月にかけて雨が多かった。8月になると豪雨が続き、利根川・荒川は氾濫して堤防が決壊した。濁流が阿良川堤に押し寄せて水利組合が警報を発したが、堤は遂に破られ、この辺り一面は泥海となった。安永2年(1773)建立の供養塔に明治44年(1911)に水災記念が加えられている。
- 所在地: 埼玉県加須市水深(江川堀・稲荷橋)
- 災害: 明治43年の大水害(1910年8月)
- 災害種別: 洪水
- 地図: 36.09772, 139.64057
水量杭記念碑(1911年建立)
明治43年(1910)8月に大洪水が発生して甚大な被害となった。将来にむけて注意を促すため、石碑の上面がこの大洪水時の水位となるよう設置された。
- 所在地: 埼玉県加須市町屋新田(大神社)
- 災害: 明治43年の大水害(1910年8月)
- 災害種別: 洪水
- 地図: 36.15151, 139.60215
明治四十三年大洪水記念碑(1911年建立)
明治43年(1910)は7月下旬からずぶ濡れになるほどの雨が降り、8月11日に止んだ。この大雨により利根川・荒川の堤防の多くが決壊し、関東は稀にみる大洪水となった。死傷者や家畜の被害は数えることができないほど多く、田んぼや家も流された。
- 所在地: 埼玉県加須市花崎(鷲宮神社)
- 災害: 明治43年の大水害(1910年8月)
- 災害種別: 洪水
- 地図: 36.10971, 139.62734
洪水記念碑(1911年建立)
明治43年(1910)7月下旬から8月11日まで続いた長雨により河川が増水して氾濫し、関東諸国は最も悲惨な状況となった。被害は、北葛飾・南埼玉両郡を過ぎて東京まで広がり、数日の間、水没は続いた。
- 所在地: 埼玉県加須市阿良川(天神社)
- 災害: 明治43年の大水害(1910年8月)
- 災害種別: 洪水
- 地図: 36.12857, 139.53645
改葬紀念之碑(1912年建立)
天明6年(1786)夏、関東地方は大雨となり、先年の浅間山大噴火の降灰で河床が浅くなった利根川などが氾濫し、大洪水となった。旧北川辺町小野袋、栄、柏戸、本郷で堤防が決壊し、多大な被害となった。当地は、堤防、寺の殿堂や坊舎等が跡形もなく流失し、海のようになった。碑の向かいに流された石碑をまとめ、萬靈塔を建てた。
- 所在地: 埼玉県加須市柏戸(共同墓地)
- 災害: 洪水(1786年8月)
- 災害種別: 洪水
- 地図: 36.19836, 139.68050
水害紀念碑(1913年建立)
明治43年(1910)8月11日、稀に見る大洪水により船越の堤防3箇所が決壊し、濁流は住居を襲い、床上浸水15戸、床下浸水14戸の被害を受けた。田は浸水により一切作物が収穫できない惨状となった。碑は、令和5年(2023)3月に現在の場所に移転された。
- 所在地: 埼玉県加須市船越
- 災害: 明治43年の大水害(1910年8月11日)
- 災害種別: 洪水
- 地図: 36.10131, 139.62315
建碑記(1917年建立)
渡良瀬川分流の流域が水害を受けるようになると沿岸の町村が互いに堤防を築くようになる。それが川の遊水区域を狭め、水害は激甚化する。この碑は、ここ柏戸地区で天明6年(1786)、明治3年(1870)、同29年(1896)、同40年(1907)の4回5箇所を含む、旧利島村と旧川辺村の周辺で、天明6年~明治43年(1910)までの125年間に27回85箇所に及ぶ破堤があったことを伝えている。
- 所在地: 埼玉県加須市柏戸
- 災害: 洪水(1786年、他)
- 災害種別: 洪水
- 地図: 36.20071, 139.67528
昭和二十二年大洪水記念碑(1950年建立)
昭和22年9月16日未明、島川では堤防が6箇所で決壊し、洪水は南篠崎の一画を除いて旧東村全体に及んだ。家屋は流失倒壊8戸、半壊25戸、床上浸水600戸あまり、耕地は30ヘクタールあまりが埋没・流失し、収穫皆無の田畑は7割を超えた。
- 所在地: 埼玉県加須市南篠崎(神明社)
- 災害: カスリーン台風(1947年9月)
- 災害種別: 洪水
- 地図: 36.11976, 139.62415
決壊口跡(1950年建立)
昭和22年(1947)9月、カスリーン台風が関東地方を襲い、16日未明にこの地で堤防が決壊し、二つの村を水底に浸して多数の人命と家屋が奪われた。この流域では、昭和10年(1935)と昭和16年(1941)にも大洪水に襲われており、碑文には治水事業がとても大切であることが記されている。
- 所在地: 埼玉県加須市向古河
- 災害: カスリーン台風(1947年9月)
- 災害種別: 洪水
- 地図: 36.19348, 139.68834
水害復旧竣功記念碑(1950年建立)
昭和22年9月16日未明、島川では堤防が6箇所で決壊し、洪水は旧東村全体に及び、濁流は東京まで達した。ここ川口では上流で1箇所、下流で2箇所が決壊し、家屋の流失倒壊4戸、床上浸水100戸余、耕地約100ヘクタールはすべて冠水して収穫は概ね皆無となるなど、甚大な被害となった。
- 所在地: 埼玉県加須市川口(神明社)
- 災害: カスリーン台風(1947年9月)
- 災害種別: 洪水
- 地図: 36.11501, 139.65630
決壊口跡(1950年建立)
昭和22年(1947)9月、カスリーン台風が関東地方を襲い、16日未明にこの地で堤防が決壊し、その濁流は東京まで到達した。未曾有の大災害により利根川流域では死者1,100人、家屋浸水303,160戸、家屋の倒半壊31,381戸の甚大な被害をもたらし、碑文には治水事業がとても大切であることが記されている。
- 所在地: 埼玉県加須市新川通
- 災害: カスリーン台風(1947年9月)
- 災害種別: 洪水
- 地図: 36.16406, 139.66929
水害復旧記念碑(1951年建立)
昭和22年(1947)9月16日未明、島川の堤防が6箇所で決壊し、洪水は旧東村全体に及んだ。南大桑では観音堂の堤防及び西岡地内1箇所で決壊し、家屋の流出は1戸、半壊数戸、床上浸水200戸あまり、耕地200ヘクタールあまりがすべて冠水し、作物の収穫はほとんどなくなった。
- 所在地: 埼玉県加須市南大桑(東岡集会所)
- 災害: カスリーン台風(1947年9月)
- 災害種別: 洪水
- 地図: 36.11956, 139.64722
利根川治水記念碑(1989年建立)
昭和22年(1947)9月に襲来したカスリーン台風は未曽有の豪雨をもたらし、利根川流域において、死者1,100人、家屋浸水303,160戸、家屋の倒半壊31,381戸の甚大な被害をもたらした。碑文には、首都圏の安全のために、治水事業が引き続きとても大切であることが記されている。
- 所在地: 埼玉県加須市新川通
- 災害: カスリーン台風(1947年9月)
- 災害種別: 洪水
- 地図: 36.16422, 139.66903
出典: 国土地理院「自然災害伝承碑」(CC BY 4.0)
よくある質問
加須市で大地震が起きる確率は?
今後30年以内に震度6弱以上の揺れが発生する確率は、加須市内の最大値で82.83%です(2024年版全国地震動予測地図、防災科学技術研究所)。
加須市は洪水の危険がある?
加須市の6,128メッシュのうち6,005メッシュ(98.0%)が洪水浸水想定区域に含まれています。想定最大浸水深は10.0mです。お住まいの地域が浸水想定区域に含まれるかは、自治体のハザードマップで確認できます。
加須市の土砂災害警戒区域は?
加須市には55箇所の土砂災害警戒区域が指定されています。お住まいの場所が警戒区域かどうかは、埼玉県の土砂災害警戒区域マップで確認できます。
加須市の避難場所はどこ?
加須市には100箇所の避難施設があります。最寄りの避難場所は「加須市 避難場所」で検索して確認できます。
まとめ:加須市の防災で押さえておきたいこと
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地震:30年以内に震度6弱以上の確率が82.83%。家具の固定と耐震性の確認を
-
洪水:6,005メッシュ(98.0%)が浸水想定区域。ハザードマップで自宅の浸水深を確認
-
土砂災害:55箇所の警戒区域。大雨時は早めの避難を
防災DBでは、住所を入力するだけで地震・洪水・津波・土砂災害・高潮・液状化の6つの災害リスクを無料で一括評価できます。加須市内の詳しい住所単位のリスクを確認してみてください。
データ出典: 全国地震動予測地図(防災科学技術研究所)、国土数値情報(国土交通省)、国勢調査(総務省)、土砂災害履歴(国土数値情報)。各データの詳細はデータソース一覧をご覧ください。