徳島県東みよし町の災害リスク
この記事では、東みよし町の地震・洪水・津波・土砂災害のリスクを、政府の公開データをもとにまとめています。防災DBでは、住所を入力するだけで6種類の災害リスクを無料で一括評価できます。東みよし町内の詳しい住所単位のリスクを知りたい方は、ぜひご活用ください。
この記事でわかること
- 洪水浸水想定区域の範囲と想定浸水深
- 土砂災害警戒区域の数と過去の災害記録
- 周辺の活断層の位置と想定マグニチュード
- 避難施設・防災インフラの情報
- 今日からできる災害別の具体的な備え
東みよし町(徳島県)の人口は約12,418人(2025年推計)。標高は平均223.1mで、最低53.4mから最高981.5mの範囲です。
2040年には現在の60%程度まで人口が減少すると推計されており、災害時の共助体制の維持が課題となる地域です。
東みよし町の災害リスクについて よくある疑問
Q. 東みよし町は災害に強い街ですか? 弱い街ですか?
東みよし町の主な災害リスクは、市域の28.0%が洪水浸水想定区域、土砂災害警戒区域が158箇所です。「強い・弱い」は一言で判断できるものではなく、住まう場所の標高・地盤・河川からの距離によって大きく変わります。本記事では6種類のハザードを数値で個別に解説しています。
Q. 「東みよし町は危ない」「やばい」という声を見かけました。実際のところはどうですか?
「危ない」「やばい」「怖い」といった言葉は主観的な評価で、根拠となるデータが伴っていない場合もあります。東みよし町の災害リスクを客観的に把握するには、全国地震動予測地図・洪水浸水想定区域図・津波浸水想定など政府が公開している一次データを参照するのが確実です。本記事ではこれらの公開データから、ハザードごとの具体的な数値と想定される被害の目安をまとめています。
Q. 東みよし町に住む前、引っ越す前に確認しておくべきことは?
自宅や検討中の物件が次の区域に含まれるかを、自治体のハザードマップで確認することを推奨します。
- 洪水浸水想定区域と想定浸水深
- 津波浸水想定区域(沿岸部の場合)
- 土砂災害(特別)警戒区域
- 活断層からの距離
防災DBの住所検索では、住所を入力するだけで6種類の災害リスクを一括で数値化できます。
地震リスク
東みよし町には全国地震動予測地図の対象データがありません。
洪水リスク
東みよし町では、1,488個の125mメッシュのうち416メッシュ(28.0%)が洪水浸水想定区域に含まれています。想定最大浸水深は10.0mです。
| 項目 | データ |
|---|---|
| 想定最大浸水深 | 10.0m |
| 浸水想定メッシュ数 | 416 / 1,488 メッシュ(28.0%) |
| 最大浸水継続時間 | 72時間(約3日間) |
| 対象河川 | 吉野川(1河川) |
想定最大浸水深が10.0mと、2階部分まで浸水が想定されるエリアがあります。自宅が浸水想定区域に含まれるかどうか、自治体のハザードマップで確認してください。1階に寝室がある場合は、大雨警報の発表時に2階以上へ移動する準備をしておくと安心です。
浸水継続時間が最大72時間(約3日間)と長期に及ぶ想定です。孤立に備えて、飲料水(1人1日3リットル)と食料を最低3日分、できれば1週間分備蓄しておくことをおすすめします。
今日からできる洪水対策
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ハザードマップの確認:自治体のハザードマップで自宅の想定浸水深を確認する。「東みよし町 ハザードマップ」で検索
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「川の防災情報」アプリ:国土交通省の公式アプリをスマホにインストールし、水位アラートを設定する
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避難の目安:水深が30cmを超えると車が動かなくなり、50cmを超えると大人でも歩行が困難になります。早めの避難判断を
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備蓄品の準備:飲料水・食料(3日分)、携帯トイレ、モバイルバッテリー、常備薬を2階以上に保管する
津波リスク
東みよし町には津波浸水想定区域のデータがありません。
土砂災害リスク
東みよし町には158箇所の土砂災害警戒区域が指定されています(国土数値情報・土砂災害警戒区域データ)。1,488メッシュのうち793メッシュ(53.3%)がこれらの区域に含まれています。
市域の大部分が土砂災害警戒区域にかかっています。山際や谷の出口付近にお住まいの方は、自宅が警戒区域に含まれるかどうか、都道府県の土砂災害警戒区域マップで確認してください。
今日からできる土砂災害対策
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警戒区域の確認:「徳島県 土砂災害警戒区域マップ」で検索し、自宅が警戒区域に含まれるか確認する
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前兆現象を知る:がけ崩れの前兆は「小石がパラパラ落ちる」「がけに割れ目が見える」「がけから水が湧き出す」。1つでも気づいたらすぐに離れる
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避難のタイミング:土砂災害警戒情報が発表されたら、暗くなる前に避難する
-
就寝時の備え:崖に面した部屋で寝ない。2階の崖と反対側の部屋で就寝することで、万一の場合でも生存率が上がる
活断層
東みよし町の周辺には以下の活断層が確認されています(地震調査研究推進本部)。
| 断層名 | 東みよし町からの距離 | 想定M |
|---|---|---|
| 江畑断層帯 | 7.8km | M7.1 |
| 中央構造線断層帯(紀淡海峡-鳴門海峡区間~石鎚山脈北縁西部区間が同時に活動)(傾斜角90度) | 12.3km | M7.7 |
| 中央構造線断層帯(根来区間~石鎚山脈北縁区間が同時に活動)(傾斜角90度) | 12.3km | M7.7 |
最寄りの活断層(江畑断層帯)から7.8kmの位置にあります。この断層が活動した場合、東みよし町でも強い揺れが想定されます。
地域の特徴
気候
| 項目 | データ |
|---|---|
| 年間降水量 | 1,481mm |
| 1月平均気温 | 3.0℃ |
| 8月平均気温 | 25.5℃ |
土地利用
建物用地が17.0%、森林が52.8%、農地が27.9%を占めています。
避難施設・防災インフラ
| 項目 | 数 |
|---|---|
| 避難施設 | 127箇所 |
| 消防署 | 2箇所 |
| 学校 | 9校 |
| 福祉施設 | 91施設 |
| 警察署 | 3箇所 |
最寄りの避難施設は「東みよし町 避難場所」で検索して確認できます。日頃から自宅・職場から最寄りの避難場所への経路を確認しておきましょう。
東みよし町の自然災害伝承碑
東みよし町には、過去の災害を後世に伝える自然災害伝承碑が2基登録されています(国土地理院)。碑が記録する災害は、これから起こりうる災害への備えを考える上で重要な歴史資料です。
| 碑名 | 建立年 | 災害名 | 災害種別 |
|---|---|---|---|
| 西庄水防林記念碑 | 2004年 | 洪水(1899年7月9日) | 洪水 |
| 洪水記録(天椅立神社の石段) | — | 昭和29年台風12号(ジューン台風)(1954年9月13日~14日) | 洪水 |
伝承内容
西庄水防林記念碑(2004年建立)
明治32年(1899)7月9日の大洪水で、吉野川下流域(下郡)では溺死者150名、家屋流失500戸の大被害が生じた。上流の旧加茂村でも流失家屋6戸、浸水100戸との記録がある。この災害を機に水防竹林が造られ、洪水による浸食から川岸や堤防を守ることや、洪水の水勢を弱めて家屋の流失を防ぐなどの役割を果たしてきた。
- 所在地: 徳島県三好郡東みよし町西庄
- 災害: 洪水(1899年7月9日)
- 災害種別: 洪水
- 地図: 34.04463, 133.94073
洪水記録(天椅立神社の石段)
昭和29年(1954)9月13日に九州を縦断したジューン台風では、徳島県下で最大風速32.2m/s、最大降水量400mmを記録し、吉野川堤防が所々で決壊して大洪水となり、死傷者17名を出した。昼間地区の水位は天椅立神社の石段12段目まで達し、石段脇に最高水位を示す金属標が設置されている。
- 所在地: 徳島県三好郡東みよし町昼間(天椅立神社)
- 災害: 昭和29年台風12号(ジューン台風)(1954年9月13日~14日)
- 災害種別: 洪水
- 地図: 34.03880, 133.86950
出典: 国土地理院「自然災害伝承碑」(CC BY 4.0)
よくある質問
東みよし町は洪水の危険がある?
東みよし町の1,488メッシュのうち416メッシュ(28.0%)が洪水浸水想定区域に含まれています。想定最大浸水深は10.0mです。お住まいの地域が浸水想定区域に含まれるかは、自治体のハザードマップで確認できます。
東みよし町の土砂災害警戒区域は?
東みよし町には158箇所の土砂災害警戒区域が指定されています。お住まいの場所が警戒区域かどうかは、徳島県の土砂災害警戒区域マップで確認できます。
東みよし町の避難場所はどこ?
東みよし町には127箇所の避難施設があります。最寄りの避難場所は「東みよし町 避難場所」で検索して確認できます。
まとめ:東みよし町の防災で押さえておきたいこと
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洪水:416メッシュ(28.0%)が浸水想定区域。ハザードマップで自宅の浸水深を確認
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土砂災害:158箇所の警戒区域。大雨時は早めの避難を
防災DBでは、住所を入力するだけで地震・洪水・津波・土砂災害・高潮・液状化の6つの災害リスクを無料で一括評価できます。東みよし町内の詳しい住所単位のリスクを確認してみてください。
データ出典: 全国地震動予測地図(防災科学技術研究所)、国土数値情報(国土交通省)、国勢調査(総務省)、土砂災害履歴(国土数値情報)。各データの詳細はデータソース一覧をご覧ください。