徳島県海陽町の災害リスク
この記事では、海陽町の地震・洪水・津波・土砂災害のリスクを、政府の公開データをもとにまとめています。防災DBでは、住所を入力するだけで6種類の災害リスクを無料で一括評価できます。海陽町内の詳しい住所単位のリスクを知りたい方は、ぜひご活用ください。
この記事でわかること
- 海陽町の地震発生確率と地盤の特徴
- 洪水浸水想定区域の範囲と想定浸水深
- 津波浸水想定区域と想定される津波の高さ
- 土砂災害警戒区域の数と過去の災害記録
- 周辺の活断層の位置と想定マグニチュード
- 避難施設・防災インフラの情報
- 今日からできる災害別の具体的な備え
海陽町(徳島県)の人口は約7,453人(2025年推計)。標高は平均45.8mで、最低0.0mから最高403.8mの範囲です。
2040年には現在の50%程度まで人口が減少すると推計されており、災害時の共助体制の維持が課題となる地域です。
海陽町の災害リスクについて よくある疑問
Q. 海陽町は災害に強い街ですか? 弱い街ですか?
海陽町の主な災害リスクは、30年以内の震度6弱以上の発生確率が81.38%、市域の33.4%が洪水浸水想定区域、35.2%が津波浸水想定区域、土砂災害警戒区域が218箇所です。「強い・弱い」は一言で判断できるものではなく、住まう場所の標高・地盤・河川からの距離によって大きく変わります。本記事では6種類のハザードを数値で個別に解説しています。
Q. 「海陽町は危ない」「やばい」という声を見かけました。実際のところはどうですか?
「危ない」「やばい」「怖い」といった言葉は主観的な評価で、根拠となるデータが伴っていない場合もあります。海陽町の災害リスクを客観的に把握するには、全国地震動予測地図・洪水浸水想定区域図・津波浸水想定など政府が公開している一次データを参照するのが確実です。本記事ではこれらの公開データから、ハザードごとの具体的な数値と想定される被害の目安をまとめています。
Q. 海陽町に住む前、引っ越す前に確認しておくべきことは?
自宅や検討中の物件が次の区域に含まれるかを、自治体のハザードマップで確認することを推奨します。
- 洪水浸水想定区域と想定浸水深
- 津波浸水想定区域(沿岸部の場合)
- 土砂災害(特別)警戒区域
- 活断層からの距離
防災DBの住所検索では、住所を入力するだけで6種類の災害リスクを一括で数値化できます。
地震リスク
海陽町で今後30年以内に震度6弱以上の揺れが発生する確率は最大81.38%です(2024年版全国地震動予測地図)。
震度6弱は、立っていることが困難になり、固定していない家具の多くが倒れる揺れです。
表層地盤の平均S波速度(AVS30)は458.0m/sです。AVS30は地盤の硬さを示す指標で、数値が小さいほど地震の揺れが増幅されやすくなります。
海陽町のAVS30は300m/s以上で、比較的硬質な地盤のエリアです。地盤増幅率は1.11倍と比較的低く抑えられていますが、地震確率自体が高い場合は対策が必要です。
30年確率が26%以上と非常に高い値です。これは「30年間に震度6弱以上の揺れを経験する可能性が約4分の1以上」という意味です。耐震診断をまだ受けていない場合は、自治体の耐震診断補助制度の利用を検討してください。
今日からできる地震対策
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家具の転倒防止:突っ張り棒やL字金具で固定する。特に寝室の背の高い家具は最優先
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寝室の安全確認:本棚やタンスの近くで寝ない。倒れても体に当たらない配置に変える
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枕元の備え:スリッパ(ガラス破片対策)と懐中電灯を枕元に置く
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食器棚:ガラス飛散防止フィルムを貼る。扉が開かないよう留め具を取り付ける
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感震ブレーカー:地震後の通電火災を防ぐため、分電盤に設置を検討する
洪水リスク
海陽町では、1,532個の125mメッシュのうち511メッシュ(33.4%)が洪水浸水想定区域に含まれています。想定最大浸水深は5.0mです。
| 項目 | データ |
|---|---|
| 想定最大浸水深 | 5.0m |
| 浸水想定メッシュ数 | 511 / 1,532 メッシュ(33.4%) |
| 最大浸水継続時間 | 72時間(約3日間) |
| 対象河川 | 宍喰川、海部川(2河川) |
想定最大浸水深が5.0mと、2階部分まで浸水が想定されるエリアがあります。自宅が浸水想定区域に含まれるかどうか、自治体のハザードマップで確認してください。1階に寝室がある場合は、大雨警報の発表時に2階以上へ移動する準備をしておくと安心です。
浸水継続時間が最大72時間(約3日間)と長期に及ぶ想定です。孤立に備えて、飲料水(1人1日3リットル)と食料を最低3日分、できれば1週間分備蓄しておくことをおすすめします。
今日からできる洪水対策
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ハザードマップの確認:自治体のハザードマップで自宅の想定浸水深を確認する。「海陽町 ハザードマップ」で検索
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「川の防災情報」アプリ:国土交通省の公式アプリをスマホにインストールし、水位アラートを設定する
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避難の目安:水深が30cmを超えると車が動かなくなり、50cmを超えると大人でも歩行が困難になります。早めの避難判断を
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備蓄品の準備:飲料水・食料(3日分)、携帯トイレ、モバイルバッテリー、常備薬を2階以上に保管する
津波リスク
海陽町では、1,532メッシュのうち539メッシュ(35.2%)が津波浸水想定区域に含まれています。想定最大浸水深は10.0mです。
想定最大浸水深が10.0mと非常に高く、3階建て以上の建物でも安全とは限りません。津波警報が発表されたら、すぐに高台や津波避難ビルへ避難してください。沿岸部にお住まいの方は、自宅から最も近い高台への徒歩ルートを複数確認しておきましょう。車での避難は渋滞のリスクがあるため、徒歩での避難を基本としてください。
今日からできる津波対策
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避難ルートの確認:自宅・職場から最寄りの高台への徒歩ルートを実際に歩いて確認する
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「津波てんでんこ」:強い揺れを感じたら、津波警報を待たずに各自すぐ高台へ避難する。家族の集合場所は事前に決めておく
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津波避難ビルの把握:「海陽町 津波避難ビル」で検索し、日常の行動範囲内にある津波避難ビルを把握しておく
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第2波・第3波への備え:津波は繰り返し押し寄せ、第1波が最大とは限りません。警報が解除されるまで高台にとどまりましょう
高潮リスク
海陽町では、1,532メッシュのうち291メッシュ(19.0%)が高潮浸水想定区域に含まれています。想定最大浸水深は3.0mです。
沿岸部の一部に高潮の影響が想定されています。台風接近時に高潮警報が発表された場合は、沿岸部や河口付近の低地から離れましょう。
土砂災害リスク
海陽町には218箇所の土砂災害警戒区域が指定されています(国土数値情報・土砂災害警戒区域データ)。1,532メッシュのうち240メッシュ(15.7%)がこれらの区域に含まれています。
今日からできる土砂災害対策
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警戒区域の確認:「徳島県 土砂災害警戒区域マップ」で検索し、自宅が警戒区域に含まれるか確認する
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前兆現象を知る:がけ崩れの前兆は「小石がパラパラ落ちる」「がけに割れ目が見える」「がけから水が湧き出す」。1つでも気づいたらすぐに離れる
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避難のタイミング:土砂災害警戒情報が発表されたら、暗くなる前に避難する
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就寝時の備え:崖に面した部屋で寝ない。2階の崖と反対側の部屋で就寝することで、万一の場合でも生存率が上がる
活断層
海陽町の周辺には以下の活断層が確認されています(地震調査研究推進本部)。
| 断層名 | 海陽町からの距離 | 想定M |
|---|---|---|
| 行当岬断層 | 15.4km | M6.9 |
| 綱附森断層 | 24.8km | M6.4 |
| 鮎喰川断層帯 | 31.2km | M7.2 |
最寄りの活断層(行当岬断層)から15.4kmの位置にあります。この断層が活動した場合、海陽町でも強い揺れが想定されます。
地域の特徴
気候
| 項目 | データ |
|---|---|
| 年間降水量 | 3,269mm |
| 1月平均気温 | 5.4℃ |
| 8月平均気温 | 26.5℃ |
年間降水量が3,269mmと全国平均(約1,700mm)を大きく上回る多雨地域です。集中豪雨による浸水や土砂災害のリスクが高まりやすく、梅雨・台風シーズンには河川水位や気象情報をこまめに確認しましょう。
土地利用
建物用地が9.8%、森林が68.9%、農地が18.9%を占めています。
避難施設・防災インフラ
| 項目 | 数 |
|---|---|
| 避難施設 | 38箇所 |
| 消防署 | 1箇所 |
| 学校 | 7校 |
| 福祉施設 | 54施設 |
| 警察署 | 4箇所 |
最寄りの避難施設は「海陽町 避難場所」で検索して確認できます。日頃から自宅・職場から最寄りの避難場所への経路を確認しておきましょう。
海陽町の自然災害伝承碑
海陽町には、過去の災害を後世に伝える自然災害伝承碑が20基登録されています(国土地理院)。碑が記録する災害は、これから起こりうる災害への備えを考える上で重要な歴史資料です。
| 碑名 | 建立年 | 災害名 | 災害種別 |
|---|---|---|---|
| 浅川観音庵地蔵尊台石・寳永ノ津浪 | 1712年 | 宝永地震(1707年10月28日) | 地震・津波 |
| 浅川天神社石碑 | 1867年 | 安政東海地震(1854年12月23日) 安政南海地震(1854年12月24日) | 地震・津波 |
| 大地震津浪記 | 1901年 | 安政東海地震(1854年12月23日) 安政南海地震(1854年12月24日) | 地震・津波 |
| 鞆浦海嘯記 | 1927年 | 安政東海地震(1854年12月23日)安政南海地震(1854年12月24日) | 地震・津波 |
| 保瀨大崩壊の碑 | 1935年 | 保勢の崩壊(1892年7月25日~26日) | 土砂災害 |
| 安政津浪襲来地点 | 1938年 | 安政南海地震(1854年12月24日) | 地震・津波 |
| 南海大地震記念碑 | 1956年 | 昭和南海地震(1946年12月21日) | 地震・津波 |
| 南海地震津波最高潮位(伊勢田忠魂碑下) | 1985年 | 昭和南海地震(1946年12月21日) | 地震・津波 |
| 南海地震津波最高潮位(元橋) | 1985年 | 昭和南海地震(1946年12月21日) | 地震・津波 |
| 南海地震津波最高潮位(天神社前) | 1985年 | 昭和南海地震(1946年12月21日) | 地震・津波 |
| 南海地震津波最高潮位(御﨑神社前) | 1985年 | 昭和南海地震(1946年12月21日) | 地震・津波 |
| 南海地震津波最高潮位(大歳神社前) | 1985年 | 昭和南海地震(1946年12月21日) | 地震・津波 |
| 南海地震津波最高潮位(浅川出張所) | 1985年 | 昭和南海地震(1946年12月21日) | 地震・津波 |
| 安政の津波碑文 | 1994年 | 安政東海地震(1854年12月23日) 安政南海地震(1854年12月24日) | 地震・津波 |
| 震災後50年南海道地震津波史碑・津波十訓 | 1996年 | 昭和南海地震(1946年12月21日) | 地震・津波 |
| 大地震津浪記 | 1996年 | 安政東海地震(1854年12月23日) 安政南海地震(1854年12月24日) | 地震・津波 |
| 南海地震津浪襲来地点 | — | 昭和南海地震(1946年12月21日) | 地震・津波 |
| 折損鳥居 | — | 慶長南海地震(1605年2月3日) | 地震・津波 |
| 熟田峠地蔵尊 | — | 安政東海地震(1854年12月23日) 安政南海地震(1854年12月24日) | 地震・津波 |
| 大岩慶長・宝永地震津波碑 | — | 慶長南海地震(1605年2月3日) 宝永地震(1707年10月28日) | 地震・津波 |
伝承内容
浅川観音庵地蔵尊台石・寳永ノ津浪(1712年建立)
宝永4年10月4日(1707年10月28日)の午後2時頃に宝永地震が発生した。大きな揺れがしばらく続いた後、高さ約9mの津波が浦上地区のカラウト坂の麓まで遡上した。千光寺の堂を残してすべての家屋が流失し、約140名が溺死した。犠牲者供養のための地蔵尊台石には、津波被害の内容が刻まれており、観音庵前の「寳永ノ津浪」碑にその内容が写されている。
- 所在地: 徳島県海部郡海陽町浅川字イナ(観音庵)
- 災害: 宝永地震(1707年10月28日)
- 災害種別: 地震・津波
- 地図: 33.62686, 134.36103
浅川天神社石碑(1867年建立)
嘉永7年(1854)12月23日の安政東海地震では、午前10時頃に津波が襲来し、浅川地区では海水が町中に溢れ、住民は山へ避難した。翌日午後4時頃の安政南海地震では高さ約9mの津波が襲来した。神社・寺を除く人家が全て流失したが、用心していたため村内での人的被害はなかった。過去にも津波は発生しており、今後も大地震のときは必ず油断してはならない。と、後世への心得のため建立した。
- 所在地: 徳島県海部郡海陽町浅川字大田34(天神社)
- 災害: 安政東海地震(1854年12月23日) 安政南海地震(1854年12月24日)
- 災害種別: 地震・津波
- 地図: 33.63165, 134.36414
大地震津浪記(1901年建立)
嘉永7年(1854)12月23日、安政東海地震が発生した。しばらくして津波が町中にあふれ込み、人々は驚いて山上へ荷物をもって逃げ登った。翌日の安政南海地震では高さ6~9mの津波が繰り返し押し寄せ、村の人家や土蔵はすべて流失して、土地は海河原へと変わった。2名の命が奪われた。碑には大地震や津波が起きたときの心得が記されている。風化のため、境内の別の場所に新碑が復元再建された。
- 所在地: 徳島県海部郡海陽町浅川字川西(御崎神社)
- 災害: 安政東海地震(1854年12月23日) 安政南海地震(1854年12月24日)
- 災害種別: 地震・津波
- 地図: 33.62322, 134.36083
鞆浦海嘯記(1927年建立)
嘉永7年(1854)12月23日、安政東海地震により、海の潮が港口に満ち込んできたが、程なく治まった。翌日の安政南海地震では激しい揺れに襲われ、住民は慌てて山々に避難した。津波は夜半まで4~5回あり、余震は夜明けまで30~40回も続いた。高さ3~6mほどの津波が鞆浦地区に押し寄せたが、幸い建物被害も少なく、けが人もなかった。昔から100年前後で必ず津波があると、後世へ伝えている。
- 所在地: 徳島県海部郡海陽町鞆浦字立石
- 災害: 安政東海地震(1854年12月23日)安政南海地震(1854年12月24日)
- 災害種別: 地震・津波
- 地図: 33.59263, 134.35772
保瀨大崩壊の碑(1935年建立)
明治25年(1892)7月25日午後2時頃、保勢(瀬)山が幅300m長さ800mにわたり崩壊し、47名が生き埋めとなり、田畑約4ヘクタールも埋没した。海部川に形成された天然ダムは上流の杉宇地区の下まで及んだ。26日午後7時頃、天然ダムの壁が破られ濁流が一気に流れ下り、特に下流の大井・富田・吉田・高園・多良・四方原地区に大きな被害を与えた。崩壊から百年を機に、昭和10年(1935)建立碑の横に新碑が建てられた。
- 所在地: 徳島県海部郡海陽町平井
- 災害: 保勢の崩壊(1892年7月25日~26日)
- 災害種別: 土砂災害
- 地図: 33.69277, 134.27867
安政津浪襲来地点(1938年建立)
嘉永7年11月5日(1854年12月24日)に発生した安政南海地震による津波の到達地点を示している。この碑は当地での津波の遡上した標高(6.4m)を示しており、隣接する昭和の津波襲来地点石標(標高4.1m)と比べると、安政の津波の方がはるかに高かったことがわかる。
- 所在地: 徳島県海部郡海陽町浅川字イナ(観音庵石段)
- 災害: 安政南海地震(1854年12月24日)
- 災害種別: 地震・津波
- 地図: 33.62674, 134.36102
南海大地震記念碑(1956年建立)
昭和21年(1946)12月21日午前4時19分の満潮時に昭和南海地震が発生した。浅川地区では、地震の揺れは数分間に及び、その後10分余りで津波が襲来し、第一波2.7m、第二波3.6m、第三波3.3mを記録し、死者85名、流失家屋185戸、全壊161戸の被害となった。特に東町、新屋敷、太田方面はほとんど流失し、全滅の状態となった。
- 所在地: 徳島県海部郡海陽町浅川字大田34(天神社)
- 災害: 昭和南海地震(1946年12月21日)
- 災害種別: 地震・津波
- 地図: 33.63169, 134.36457
南海地震津波最高潮位(伊勢田忠魂碑下)(1985年建立)
昭和21年(1946)12月21日、紀伊半島沖を震源とする昭和南海地震が発生し、その後津波が襲来した。この石標の頂の高さは、そのときの津波の最高潮位を示している。
- 所在地: 徳島県海部郡海陽町浅川
- 災害: 昭和南海地震(1946年12月21日)
- 災害種別: 地震・津波
- 地図: 33.63276, 134.36655
南海地震津波最高潮位(元橋)(1985年建立)
昭和21年(1946)12月21日、紀伊半島沖を震源とする昭和南海地震が発生し、その後津波が襲来した。碑には津波の高さ(4.5m)が記されている。
- 所在地: 徳島県海部郡海陽町浅川
- 災害: 昭和南海地震(1946年12月21日)
- 災害種別: 地震・津波
- 地図: 33.62418, 134.36149
南海地震津波最高潮位(天神社前)(1985年建立)
昭和21年(1946)12月21日、紀伊半島沖を震源とする昭和南海地震が発生し、その後津波が襲来した。碑には津波の高さが記されている。
- 所在地: 徳島県海部郡海陽町浅川
- 災害: 昭和南海地震(1946年12月21日)
- 災害種別: 地震・津波
- 地図: 33.63168, 134.36436
南海地震津波最高潮位(御﨑神社前)(1985年建立)
昭和21年(1946)12月21日、紀伊半島沖を震源とする昭和南海地震が発生し、その後津波が襲来した。碑には津波の高さ(4.180m)が記されている。
- 所在地: 徳島県海部郡海陽町浅川
- 災害: 昭和南海地震(1946年12月21日)
- 災害種別: 地震・津波
- 地図: 33.62341, 134.36087
南海地震津波最高潮位(大歳神社前)(1985年建立)
昭和21年(1946)12月21日、紀伊半島沖を震源とする昭和南海地震が発生し、その後津波が襲来した。この石標の頂の高さは、そのときの津波の最高潮位を示している。
- 所在地: 徳島県海部郡海陽町浅川字イナ
- 災害: 昭和南海地震(1946年12月21日)
- 災害種別: 地震・津波
- 地図: 33.62728, 134.36150
南海地震津波最高潮位(浅川出張所)(1985年建立)
昭和21年(1946)12月21日、紀伊半島沖を震源とする昭和南海地震が発生し、その後津波が襲来した。この石標の頂の高さは、そのときの津波の最高潮位を示している。近接の「津波十訓」には、「南海地震津波の最高潮位標識をみよ。それより高い津波もあることに注意せよ。」など津波から身を守る注意10項目が刻まれている。
- 所在地: 徳島県海部郡海陽町浅川字川ヨリ東26-4
- 災害: 昭和南海地震(1946年12月21日)
- 災害種別: 地震・津波
- 地図: 33.62512, 134.36234
安政の津波碑文(1994年建立)
嘉永7年(1854)12月23日の安政東海地震では、午前10時頃に津波が襲来し、浅川地区では海水が町中に溢れ、住民は山へ避難した。翌日午後4時頃の安政南海地震では高さ約9mの津波が襲来した。神社・寺を除く人家が全て流失したが、用心していたため村内での人的被害はなかった。過去にも津波は発生しており、今後も大地震のときは必ず油断してはならない。「浅川天神社石碑」の碑文を書き起こした碑である。
- 所在地: 徳島県海部郡海陽町浅川字大田34(天神社)
- 災害: 安政東海地震(1854年12月23日) 安政南海地震(1854年12月24日)
- 災害種別: 地震・津波
- 地図: 33.63174, 134.36437
震災後50年南海道地震津波史碑・津波十訓(1996年建立)
昭和21年(1946)12月21日、紀伊半島沖を震源とする昭和南海地震が発生した。津波は浅川地区を襲い、死者85名、負傷者80名、流失家屋185戸の被害となった。V字形の浅川湾は、津波の波高が増大しやすく、過去にも津波被害を受けてきた。隣の「津波十訓」には、津波から身を守る注意10項目が記されている。
- 所在地: 徳島県海部郡海陽町浅川字川ヨリ東26-4(海南庁舎浅川出張所)
- 災害: 昭和南海地震(1946年12月21日)
- 災害種別: 地震・津波
- 地図: 33.62514, 134.36232
大地震津浪記(1996年建立)
嘉永7年(1854)12月23日、安政東海地震が発生した。しばらくして津波が町中にあふれ込み、人々は驚いて山上へ荷物をもって逃げ登った。翌日の安政南海地震では高さ6~9mの津波が繰り返し押し寄せ、村の人家や土蔵はすべて流失して、土地は海河原へと変わり、2名の命が奪われた。碑には大地震や津波が起きたときの心得が記されている。境内の別の場所にある旧碑の風化が激しく、当地で再建された。
- 所在地: 徳島県海部郡海陽町浅川字川西(御崎神社)
- 災害: 安政東海地震(1854年12月23日) 安政南海地震(1854年12月24日)
- 災害種別: 地震・津波
- 地図: 33.62326, 134.36085
南海地震津浪襲来地点
昭和21年(1946)12月21日に発生した昭和南海地震による津波の到達地点を示している。この碑は当地での津波の遡上した標高(4.1m)を示しており、隣接する安政の津波襲来地点石標(標高6.4m)と比べると、安政の津波の方がはるかに高かったことがわかる。
- 所在地: 徳島県海部郡海陽町浅川字イナ(観音庵石段)
- 災害: 昭和南海地震(1946年12月21日)
- 災害種別: 地震・津波
- 地図: 33.62672, 134.36105
折損鳥居
天神社はもともと別の場所(伊勢田川の対岸)に鎮座していたが、慶長9年12月16日(1605年2月3日)の慶長南海地震で発生した津波によって流失した。社殿は津波被害を恐れ、寛永10年(1633)に現在の地に再建された。この津波によって折れた鳥居(折損鳥居)は、旧社地から出土し、当時の津波被害を実証する貴重な史料として天神社に残されている。
- 所在地: 徳島県海部郡海陽町浅川字大田34(天神社)
- 災害: 慶長南海地震(1605年2月3日)
- 災害種別: 地震・津波
- 地図: 33.63165, 134.36420
熟田峠地蔵尊
嘉永7年11月4日(1854年12月23日)の安政東海地震で発生した津波は、町中にあふれ込んだ。翌日の安政南海地震では、高さ約9mの津波が押し寄せ、住民は山上へ逃げ登った。海辺の人家は流失し、一面は荒野となった。宝永地震から安政南海地震までは148年目であった事も刻まれている。
- 所在地: 徳島県海部郡海陽町熟田
- 災害: 安政東海地震(1854年12月23日) 安政南海地震(1854年12月24日)
- 災害種別: 地震・津波
- 地図: 33.62401, 134.34096
大岩慶長・宝永地震津波碑
慶長9年(1605)2月3日、慶長南海地震が発生した。津波の高さは約30mで、7回押し寄せ、100名以上が亡くなった。宝永4年(1707)10月28日の宝永地震では、3m以上の津波が3度押し寄せたが、この地区では人的被害は無かった。後世に大地震に遭遇する人たちは、あらかじめ海の潮の変化を考慮し、津波を避けなければならない。二つの碑文が、一つの大岩に刻まれている。
- 所在地: 徳島県海部郡海陽町鞆浦字北町
- 災害: 慶長南海地震(1605年2月3日) 宝永地震(1707年10月28日)
- 災害種別: 地震・津波
- 地図: 33.59206, 134.35990
出典: 国土地理院「自然災害伝承碑」(CC BY 4.0)
よくある質問
海陽町で大地震が起きる確率は?
今後30年以内に震度6弱以上の揺れが発生する確率は、海陽町内の最大値で81.38%です(2024年版全国地震動予測地図、防災科学技術研究所)。
海陽町は洪水の危険がある?
海陽町の1,532メッシュのうち511メッシュ(33.4%)が洪水浸水想定区域に含まれています。想定最大浸水深は5.0mです。お住まいの地域が浸水想定区域に含まれるかは、自治体のハザードマップで確認できます。
海陽町に津波は来る?
海陽町の539メッシュ(35.2%)が津波浸水想定区域に含まれています。想定最大浸水深は10.0mです。沿岸部にお住まいの方は、最寄りの高台や津波避難ビルを事前に確認しておきましょう。
海陽町の土砂災害警戒区域は?
海陽町には218箇所の土砂災害警戒区域が指定されています。お住まいの場所が警戒区域かどうかは、徳島県の土砂災害警戒区域マップで確認できます。
海陽町の避難場所はどこ?
海陽町には38箇所の避難施設があります。最寄りの避難場所は「海陽町 避難場所」で検索して確認できます。
まとめ:海陽町の防災で押さえておきたいこと
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地震:30年以内に震度6弱以上の確率が81.38%。家具の固定と耐震性の確認を
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洪水:511メッシュ(33.4%)が浸水想定区域。ハザードマップで自宅の浸水深を確認
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津波:想定最大10.0m。沿岸部では高台への避難経路を複数確認
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土砂災害:218箇所の警戒区域。大雨時は早めの避難を
防災DBでは、住所を入力するだけで地震・洪水・津波・土砂災害・高潮・液状化の6つの災害リスクを無料で一括評価できます。海陽町内の詳しい住所単位のリスクを確認してみてください。
データ出典: 全国地震動予測地図(防災科学技術研究所)、国土数値情報(国土交通省)、国勢調査(総務省)、土砂災害履歴(国土数値情報)。各データの詳細はデータソース一覧をご覧ください。