千振ダムの基本情報と防災上の役割

千振ダム
撮影: Retouch: Qurren (talk). / Attribution

千振ダムは栃木県那須郡那須町に位置するロックフィルダムで、1971年(高度経済成長期)に完成しました。堤高23m、総貯水量約35.4万m³です。かんがいを目的とするかんがいダムです。

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この記事でわかること

  • 千振ダムの基本情報(位置・規模・型式)
  • 千振ダムの貯水量・流域面積
  • 千振ダムの目的と役割(かんがいダム)
  • 千振ダムの建設の歴史
  • 千振ダムの防災上の役割と災害リスク

千振ダムの基本情報

項目 内容
ダム名 千振ダム
所在地 那須郡那須町豊原
水系 那珂川水系
河川 黒川支流
型式 ロックフィルダム
目的 かんがい
管理者 那須町土地改良区(千振維持管理委員会)
堤高 23m
堤頂長 130m
堤体積 90千m³
総貯水量 約35.4万m³
有効貯水量 約33.5万m³
流域面積 約1.7km²
竣工年 1971年
築年数 55年

千振ダムの貯水量を実感する

千振ダムの総貯水量は約35.4万m³です。25mプールに換算すると約944杯分の水量です。

このうち有効貯水量(実際に利用できる水量)は約33.5万m³(総貯水量の約95%)です。

流域面積(ダムに水が集まる範囲)は約1.7km²です。
流域1km²あたり約20.8万m³の水を貯められる計算です。

千振ダムの型式:ロックフィルダム

岩石や砂利を積み上げて築造するダムで、広い谷間や地盤が弱い場所に適しています。

千振ダムの目的と役割

千振ダムはかんがいを目的として建設されました。

  • かんがい: ダムに貯めた水を農業用水として田畑に供給し、安定した農業生産を支えます。

千振ダムの歴史

千振ダムは1966年に着工し、5年の工期を経て1971年に完成しました。

事業者は栃木県、
施工は三幸建設工業が担当しました。

現在は那須町土地改良区(千振維持管理委員会)が管理を行っています。

千振ダムの防災上の役割と災害リスク

千振ダムはかんがいを目的として建設されています。ダムの貯水機能は、河川の水量を安定させ、渇水時の水不足を防ぐ効果があります。

築55年のダムの安全性

千振ダムは竣工から55年が経過しています。コンクリートダムの耐用年数は一般に100年以上とされていますが、堆砂(ダム湖に土砂が溜まる現象)による貯水容量の減少や、コンクリートの劣化が課題となる場合があります。

国土交通省では定期的なダム点検(3〜5年ごと)を実施しており、安全性の確保に努めています。

千振ダム下流域にお住まいの方へ

ダムがあっても、計画規模を超える大雨(想定外の豪雨)が発生した場合は下流で浸水が発生する可能性があります。以下の備えを確認しておきましょう。

  1. 洪水ハザードマップの確認: お住まいの自治体が公開している洪水ハザードマップで浸水想定区域・浸水深を確認する
  2. 避難場所・経路の確認: 洪水時の避難場所と安全な経路を家族で共有する
  3. 気象情報の注視: 大雨警報・洪水警報が発表されたら、川や用水路に近づかない

ダムは洪水を「なくす」施設ではなく、「軽減する」施設です。ダムの下流だからといって安全とは限りません。

千振ダムに関するよくある質問

千振ダムの貯水量はどのくらいですか?

千振ダムの総貯水量は約35.4万m³です。

千振ダムは何のために造られましたか?

千振ダムはかんがいを目的とするかんがいダムとして建設されました。

千振ダムは老朽化していませんか?

竣工から55年が経過していますが、コンクリートダムの耐用年数は一般に100年以上とされています。国土交通省による定期点検が実施されており、必要に応じて補修・補強が行われています。

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まとめ

  • 千振ダムは栃木県に位置するロックフィルダムです
  • 堤高23m、総貯水量約35.4万m³の小規模ダムです
  • かんがいダムとして地域に貢献しています
  • お住まいの地域の災害リスクは防災DBで無料診断できます

データ出典

  • 国土交通省 ダム便覧(MLIT DPF経由) https://www.mlit-data.jp/
  • 国土数値情報 ダムデータ https://nlftp.mlit.go.jp/ksj/gml/datalist/KsjTmplt-W01.html
  • Wikimedia Commons(画像、個別ライセンスは各画像に表記)
  • Wikidata(CC0)

本記事は上記のオープンデータを基に、防災DB編集部が作成しました。データは定期的に更新されますが、最新の情報は各機関の公式サイトをご確認ください。

最終更新: 2026年04月