稲村ダムの基本情報と防災上の役割

稲村ダム
撮影: Navian / Public domain

稲村ダムは高知県土佐郡土佐町に位置するロックフィルダムで、1982年(安定成長期)に完成しました。堤高88m、総貯水量約580万m³(東京ドーム約5杯分)を誇ります。発電を目的とする発電ダムです。

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この記事でわかること

  • 稲村ダムの基本情報(位置・規模・型式)
  • 稲村ダムの貯水量・流域面積
  • 稲村ダムの目的と役割(発電ダム)
  • 稲村ダムの建設の歴史
  • 稲村ダムの防災上の役割と災害リスク

稲村ダムの基本情報

項目 内容
ダム名 稲村ダム
所在地 土佐郡土佐町大字瀬戸
水系 吉野川水系
河川 瀬戸川
型式 ロックフィルダム
目的 発電
管理者 四国電力(株)
堤高 88m
堤頂長 352m
堤体積 3,100千m³
総貯水量 約580万m³
有効貯水量 約510万m³
流域面積 約2.4km²
竣工年 1982年
築年数 44年

稲村ダムの貯水量を実感する

稲村ダムの総貯水量は約580万m³です。これは東京ドーム約5杯分に相当します。25mプールに換算すると約15,466杯分の水量です。

このうち有効貯水量(実際に利用できる水量)は約510万m³(総貯水量の約88%)です。

流域面積(ダムに水が集まる範囲)は約2.4km²です。
流域1km²あたり約241.7万m³の水を貯められる計算です。

稲村ダムの型式:ロックフィルダム

岩石や砂利を積み上げて築造するダムで、広い谷間や地盤が弱い場所に適しています。

稲村ダムの目的と役割

稲村ダムは発電を目的として建設されました。

  • 発電: ダムに貯めた水の落差を利用して水力発電を行います。CO2を排出しないクリーンエネルギーです。

稲村ダムの歴史

稲村ダムは1978年に着工し、4年の工期を経て1982年に完成しました。

施工は間組が担当しました。

現在は四国電力(株)が管理を行っています。

稲村ダムの防災上の役割と災害リスク

稲村ダムは発電を主目的とするダムです。直接的な洪水調節機能はありませんが、ダムの貯水池は河川の水量変動を緩和し、急激な水位上昇を一時的に抑える副次的な効果があります。

稲村ダム下流域にお住まいの方へ

ダムがあっても、計画規模を超える大雨(想定外の豪雨)が発生した場合は下流で浸水が発生する可能性があります。以下の備えを確認しておきましょう。

  1. 洪水ハザードマップの確認: お住まいの自治体が公開している洪水ハザードマップで浸水想定区域・浸水深を確認する
  2. 避難場所・経路の確認: 洪水時の避難場所と安全な経路を家族で共有する
  3. 気象情報の注視: 大雨警報・洪水警報が発表されたら、川や用水路に近づかない

ダムは洪水を「なくす」施設ではなく、「軽減する」施設です。ダムの下流だからといって安全とは限りません。

稲村ダムに関するよくある質問

稲村ダムの貯水量はどのくらいですか?

稲村ダムの総貯水量は約580万m³(東京ドーム約5杯分)です。

稲村ダムは何のために造られましたか?

稲村ダムは発電を目的とする発電ダムとして建設されました。

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まとめ

  • 稲村ダムは高知県に位置するロックフィルダムです
  • 堤高88m、総貯水量約580万m³の大規模ダムです
  • 発電ダムとしてクリーンエネルギーの供給に貢献しています
  • お住まいの地域の災害リスクは防災DBで無料診断できます

データ出典

  • 国土交通省 ダム便覧(MLIT DPF経由) https://www.mlit-data.jp/
  • 国土数値情報 ダムデータ https://nlftp.mlit.go.jp/ksj/gml/datalist/KsjTmplt-W01.html
  • Wikimedia Commons(画像、個別ライセンスは各画像に表記)
  • Wikidata(CC0)

本記事は上記のオープンデータを基に、防災DB編集部が作成しました。データは定期的に更新されますが、最新の情報は各機関の公式サイトをご確認ください。

最終更新: 2026年04月