鳴子の噴火リスク
鳴子は宮城に位置するカルデラ、溶岩ドームで、標高461mです。過去1万年間に5回の噴火イベントが記録されています(産総研、837年時点)。直近の噴火は837年で、最後の噴火から1189年が経過しています。
防災DBでは、住所を入力するだけで地震・洪水・津波など6種類の災害リスクを無料で一括評価できます。鳴子周辺にお住まいの方は、ぜひご活用ください。
この記事でわかること
- 鳴子の基本情報(位置・標高・タイプ)
- 鳴子の噴火履歴と規模(VEI)
- 鳴子の噴火の特徴(噴火様式・堆積物)
- 鳴子の噴火で影響を受ける市区町村
- 噴火への備え・防災対策
鳴子の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 火山名 | 鳴子 |
| 所在地 | 宮城 |
| 標高 | 461m(胡桃ヶ岳山頂) |
| 火山の型式 | カルデラ、溶岩ドーム |
| 主な岩石 | デイサイト、流紋岩 |
| 過去1万年の噴火回数 | 5回(産総研、837年時点) |
| 直近の噴火 | 837年 |
| 活動度 | D(低活動) |
鳴子の噴火の特徴
鳴子はカルデラ、溶岩ドームに分類されます。
この火山で記録されている噴火様式は以下の通りです。
- 水蒸気噴火: マグマの熱で地下水が急激に気化して起きる噴火で、マグマそのものは噴出しません。2014年の御嶽山噴火がこのタイプです。
過去の噴火では、降下火砕物などの噴出物が確認されています。
鳴子の噴火履歴
産総研の記録では、鳴子では過去1万年間に5回の噴火イベントが確認されています(うち有史以降1回)(837年時点)。
鳴子の主な噴火イベント
| 年代 | 噴火名 | 噴火様式 | VEI |
|---|---|---|---|
| 837年 | 837年噴火 | 水蒸気噴火 | - |
※ 上記は主な噴火のみ。過去1万年間で計5回の噴火が確認されています。
鳴子の噴火で影響を受ける市区町村
鳴子の半径50km以内には約74万1千人が居住しています
(火山防災対象28市町村)。
鳴子周辺の火山防災対象市区町村(近い順)
| 市区町村 | 火山からの距離 |
|---|---|
| 宮城県大崎市 | 12.0km |
| 宮城県加美町 | 16.0km |
| 山形県最上町 | 17.8km |
| 宮城県栗原市 | 20.1km |
| 宮城県色麻町 | 24.4km |
| 山形県尾花沢市 | 27.0km |
| 宮城県大衡村 | 31.1km |
| 山形県新庄市 | 34.1km |
| 宮城県大和町 | 34.6km |
| 山形県舟形町 | 35.5km |
鳴子周辺の避難施設
鳴子の半径30km以内には306箇所の避難施設があります。
噴火時の避難経路や避難場所は、お住まいの自治体のハザードマップで事前に確認しておきましょう。
噴火への備え
火山噴火に備えて、以下の対策を確認しましょう。
事前の備え
- ハザードマップの確認: お住まいの自治体が公開している火山ハザードマップで、溶岩流・火砕流・降灰の到達範囲を確認する
- 避難経路の確認: 噴火時の避難経路と避難場所を家族で共有する
- 防災グッズの準備: ゴーグル・防塵マスク・ヘルメットなど、火山灰対策用品を準備する
- 噴火警戒レベルの理解: 気象庁の噴火警戒レベル(1〜5)の意味と、レベルごとの行動を把握しておく
噴火警戒レベル
| レベル | 名称 | 対象範囲 | 住民の行動 |
|---|---|---|---|
| 5 | 避難 | 居住地域 | 危険な居住地域から避難 |
| 4 | 高齢者等避難 | 居住地域 | 避難準備・高齢者等は避難 |
| 3 | 入山規制 | 火口周辺・居住地域近く | 登山禁止・状況に応じ避難準備 |
| 2 | 火口周辺規制 | 火口周辺 | 火口周辺への立入規制 |
| 1 | 活火山であることに留意 | 火口内 | 状況に応じて火口付近への立入規制 |
鳴子に関するよくある質問
鳴子は噴火する可能性がありますか?
鳴子は活火山であり、直近では837年に噴火しています。今後も噴火する可能性があります。
鳴子が噴火したら影響を受ける地域は?
半径50km以内に約74万1千人が居住しており、火山防災対象として28つの市町村が指定されています。
住所を入力するだけで災害リスクを診断
防災DBでは、地震・洪水・津波・土砂災害・高潮・液状化の6種類の災害リスクを住所を入力するだけで無料診断できます。鳴子周辺の災害リスクを詳しく知りたい方は、ぜひお試しください。
まとめ
- 鳴子では産総研の記録で5回の噴火が確認されており、直近の噴火は837年です
- 半径50km以内に約74万1千人が居住しており、噴火時は広範囲に影響が及ぶ可能性があります
- お住まいの地域の災害リスクは防災DBで無料診断できます
データ出典
- 産総研 地質調査総合センター「1万年噴火イベントデータ集」 https://gbank.gsj.jp/volcano/eruption/
- 気象庁「火山防災対象市町村GISデータ」 https://www.data.jma.go.jp/developer/gis.html
- Wikidata(CC0)
本記事は上記のオープンデータを基に、防災DB編集部が作成しました。データは定期的に更新されますが、最新の情報は各機関の公式サイトをご確認ください。
最終更新: 2026年04月